G線上のあなたと私(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『G線上のあなたと私』は集英社の『Cocohana』に掲載された、いくえみ綾による少女漫画。突然婚約破棄された小暮也映子。偶然耳にした曲をきっかけに大人のバイオリン教室に入り、北河幸恵、加瀬理人と次第に親しい関係を築いていく。それぞれが恋愛・仕事・家族などの悩みを抱えながらも、バイオリンを通じて自分に向き合い、生きる価値を見出していく。人間模様もしっかりと描かれていることで、恋愛の甘さだけではない大人の物語として楽しめる。テレビドラマ化もされ、リアリティのあるセリフが多くの視聴者の共感を呼んだ。

演:桜井ユキ
也映子、理人、幸恵の3人が通うバイオリン教室の講師。26歳。理人の兄・侑人(ゆうと)の元婚約者で、理人が想いを寄せる相手。おっとりとした真面目な性格で、理人が受けた眞於の第一印象は「なんかふわっとしたもの」。自分への理人の想いに気づいているがあえて触れず、「講師と生徒」という関係を崩さないために一線を引いている。時折、理人から聞かされる侑人の近況に苛立ったりもするが、生徒は選べないため複雑な思いを抱いている。

北河家

北河多実(きたがわたみ)

演:矢崎由紗
幸恵の娘。小学5年生。ピアノが得意。姑との関係に悩む母・幸恵の良き理解者でもある。年齢のわりに大人びていて、計算高い一面もあるが思いやりがあり、さりげなく周りをフォローする。人懐こい性格で、普段から也映子や理人の事情を母に聞かされていることもあって、初対面でもすぐに2人と馴染む。「3人コンサート」でもピアノを担当した。

北河由実子(きたがわゆみこ)

演:夏樹陽子
幸恵の姑。気難しい性格で頑固。孫の多実のことは可愛がっているが、バイオリン教室に通い始めた幸恵が気に入らない。嫌味を言ったり、近所に作り話を広めたり遠回しな嫌がらせをする。脳梗塞で倒れたが無事に退院後、多実の指摘もあり、幸恵に対する態度を改める。

北河弘章(きたがわひろあき)

演:小木博明(おぎやはぎ)
幸恵の夫。浮気をしていた罪悪感から、幸恵がバイオリン教室に通うことを認めている。幸恵と実母の関係が良くないことには気がついているが、自分から深く関わることは避けている。

加瀬家

加瀬侑人(かせゆうと)

演:鈴木伸之
理人の10歳上の兄。眞於の元婚約者。眞於と破局後、別の女性・史と結婚し、1児の父となった。理人とは外見も性格もあまり似ておらず、単純で要領が良い。眞於に対する理人の気持ちに気づいており、理人の行動に探りを入れたりする。理人には眞於をめぐり複雑な思いを抱かれていて、ぶつかることもある。

加瀬史(かせふみ)

演:滝沢カレン
侑人の妻で理人の義理の姉。侑人・理人・彼らの両親と一緒に暮らす。明るく天真爛漫な性格で、家族の関係も良好。出産を控え、子供の名前を考えるのに一生懸命だが、センスが独特で奇抜な名前ばかり提案して侑人たちを困惑させる。最終的には飛翔(ひろと)と命名された。

也映子の周辺の人物

渡辺晴香(わたなべはるか)

演:真魚
通称「はるちゃん」。也映子のいとこ。年齢が近いこともあり也映子と仲が良く、頻繁に也映子の家を訪れる。遠慮のない物言いで、也映子の痛いところを突く。当初予定されていた也映子の結婚と同時期に結婚し、のちに双子を出産した。

村野智史(むらのさとし)

演:森岡龍
也映子の元婚約者。「別に好きな人ができた」という理由で一方的に也映子との婚約を破棄した。也映子とは別れて以来連絡を取っていなかったが、街で偶然会った2人はお互いの近況を話す。智史の父親が重病になるなど、慌ただしさで彼も未だ結婚していなかった。

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@hirohinamama1975

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