ジャングルの王者ターちゃん♡(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジャングルの王者ターちゃん♡』とは徳弘正也が1988年から『週刊少年ジャンプ』にて連載していたギャグ&バトル漫画作品。またテレビ東京系列にて放送されたアニメ作品である。サバンナに捨てられチンパンジーに育てられたターちゃんが、妻ヂェーンや仲間たちと共にアフリカのジャングルの平和を守る。日常編では密猟者たちと戦い、長編に入るとターちゃんに挑んでくる悪の格闘家と戦うことでターちゃん自身が肉体的に精神的に成長していくストーリーである。

アペデマス五戦士の一人。動物を操ることができ、戦闘時は獣人化することでパワーとスピードが倍増する能力を持つ。
五千年前の戦いでアペデマスに敗れて死亡する。ターちゃんの能力と類似している点があることからターちゃんの父親であるとされているが真相は定かではない。

メロエ

アペデマス五戦士の一人であり、バルカンの妻。ヴァーユの姉であることからヴァーユと同じ風の能力を持つが、仲間の回復させる能力は持っていない。
バルカンを殺された恨みからアペデマスを打倒するべくターちゃんたちに協力する。ターちゃんがメロエの息子である可能性があったため息子のように接していたが、バルカンの能力と異なる点があり息子ではないかもしれないと述べていた。
最終決戦でアペデマスは敗れメロエはアペデマスにとどめを刺そうとするが、アペデマスの心の内や五千年前の戦争の真実を知り殺すことをやめる。

50年先の未来

エンド・ターチャン

ターちゃんとヂェーンの末娘。外魔瑠派(ゲマルハ)教団から梁師範の息子である空総(くうそう)を守るため50年後の未来からやって来た。
ハーバード大学の学生でありながら、外魔瑠派教団から地球を守るため地球防衛軍の特務部隊の指導員をしている。外見は痩せていた頃のヂェーンとよく似ている。外魔瑠派教団を倒した後は現代に残り、人類を守るための仕事に就いている。

タオ

外魔瑠派教団の教祖。赤子の頃の空総を抹殺するためにタイムマシンを開発し、昆虫戦士たちを造り出すほどの天才でもある。
当初は正体を隠して部下の中に紛れ込んでいたが、部下たちが倒された後に姿を現すと正体は動物好きの少年であった。唯一の友達であった愛犬が殺されたことや、50年後の地球は人間のせいで野生動物がいなくなってしまったことに人類に絶望し、人類抹殺を目論むようになる。
ターちゃんが未来を変えてみせると約束し、タオが未来に帰るとターちゃんたちの活躍のおかげで動物たちが救われ環境問題が解決された未来に変わっていたことに安堵する。

外魔瑠派教団十二神将(昆虫戦士)

外魔瑠派教団の教祖であるタオによって造られた昆虫人間たち。
ハエ、バッタ、カブトムシ、クモの昆虫戦士たちがそれぞれの昆虫の特性を持ち合わせている。
ターちゃんたちと戦うが、幾度も強い戦士と戦ってきたターちゃんたちの相手にはならず敗北を期した。

『ジャングルの王者ターちゃん♡』の用語

動物パワー

ターちゃんだけが持つ特殊能力。
動物たちが持つ特有の能力を真似ることができ、ターちゃんがピンチに陥ると動物たちがターちゃんに「気」を与えて力を回復させてくれる。
時にはターちゃんに救われ天寿を全うした動物たちがターちゃんに「気」を与えてくれることもある。
だがアフリカから離れてしまうと本来の力が出せなくなりパワーダウンしてしまうことが弱点である。

うんこひりパワーアップ

ターちゃんだけが持つ特殊能力。アニメでは「おもらしパワーアップ」に変わっている。
ターちゃんが限界を超えるほどのダメージを負うと昏睡状態に陥り、その後排便する。(アニメでは排尿に変わる)
目覚めるとパワー、スピード、体力も数倍強くなる。

白華拳

中国西派32門派の一つ。勁(けい)の力を使って闘い、その強すぎる力から五百年前から山奥に籠り10年に1回開かれるトーナメント以外は他流との試合を禁じられている。白華拳の必殺技「百歩神拳」という自身の気を溜めてビームのように相手に放つ技や、内養功(ないようこう)という自身の気を用いて治療をおこなう技などがある。
黒龍拳という白華拳と同等の力を持つ一派もいる。

MAX

ZAJUN8
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@ZAJUN8

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