魔法先生ネギま!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『魔法先生ネギま!』とは、赤松健による漫画作品。「週刊少年マガジン」に掲載され、コミックスは38巻まで発売されている。アニメ・ドラマ・ゲーム等、様々なメディアミックス展開が行われた。12か月連続で発売されたキャラクターソング「声のクラスメイトシリーズ」は、オリコンチャートトップ10入りを果たす。
魔法使いであるネギが「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるために与えられた修業は、日本で教師になることだった。赴任先である麻帆良学園女子中等部で奮闘するドタバタラブコメディーである。

四葉五月の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「誰かを恨んだり何かから逃げたりして手に入れた力でも…それは立派なあなたの力です ネギ先生!!」

落ち込むネギを励ます五月

超のやっている屋台にやってきたネギ達。そこで調理を担当していたのは、ネギのクラスの四葉五月(よつばさつき)だった。普段はあまり目立たない五月だったが、料理が上手くて学園中の評判だったのだ。その腕前はエヴァンジェリンも認めるほどで、料理の腕だけでなく人間としても一目置かれる人物だった。ある日ネギはやる気が空回りして失敗ばかりしてしまい、ひとり落ち込んでいた。その様子を見た五月は、ネギに元気の出る料理を振舞うため屋台に招待する。美味しい食事で少し元気になったネギ。五月の周りに集まる人は、皆楽し気な雰囲気だった。屋台で食事を楽しんでいたネギだったが、誤って甘酒を飲んでしまい屋台で一夜を過ごしてしまう。朝目覚めると、五月が早朝の屋台を掃除していた。昨夜のことを謝りながら弱音を吐くネギ。自分の努力は過去から逃れるためのもので、嘘の頑張りなんだと落ち込んでいたのだ。その言葉を聞いた五月は「誰かを恨んだり何かから逃げたりして手に入れた力でも…それは立派なあなたの力です ネギ先生!!」とネギを励ます。決して前向きではなくても、自身が手に入れた力は全て本物であるという五月の言葉は、真面目過ぎるネギにとって今後も大きな支えになるのだった。

ナギ・スプリングフィールドの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「よぉ お前がネギか?」

初めて会う息子に微笑むナギ

まほら武道会決勝、ネギはクウネルと対戦する事になる。決勝まで勝ち上がったネギにご褒美として、クウネルはアーティファクトを使い自身の能力を見せた。クウネルの能力は、特定人物の身体能力と外見的特徴を再生するというもので、「全人格の完全再現」も可能だと言う。使用時間が短いため、実践的な能力というよりは「動く遺言」のようなものだとクウネルは語る。ナギは自分に何かあった時、まだ見ぬ息子へ言葉を残したいとクウネルに頼んでいたのだ。そして、クウネルはアーティファクトの力を使い、ナギの姿となってネギの前に現れる。ナギはネギを見ると「よぉ お前がネギか?」と息子と対面するのであった。ナギとネギの初対面シーンである。

「お前は お前自身になりな」

父親としてネギにアドバイスを送る

まほら武道会で父・ナギと対面したネギ。クウネルの力でその姿を保つナギは、制限時間10分の中全力でネギに稽古をつけていた。圧倒的な強さを持つナギを相手に、ネギは全力で立ち向かうも全く歯が立たなかった。しかし何とか制限時間まで意識を保ち続けたネギ。父が自分の想像通りの強さを持っていることに、悔しさよりも喜びの方が勝っていた。ナギは消える間際、「自分に憧れてしまう気持ちはわかるが、俺の後を追うのはそこそこにしておけ」と告げる。そして、「お前は お前自身になりな」とネギに伝えて消えてしまった。ネギが父から最初で最後のアドバイスを受けるシーンである。

タカミチ・T・高畑の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「さあ やろうか ネギ君」

ネギとの戦いを心待ちにしていたタカミチ

学園祭で行われるまほら武道会に参加することになったネギ達。順調に勝ち進んだネギは、ついにタカミチと対戦する事になる。尊敬するナギの息子であるネギと手合わせできると喜ぶタカミチは、ネギがどれくらい成長しているのかワクワクしていた。本気でかかってきてほしいと言うネギの気持ちを汲み、タカミチは「さあ やろうか ネギ君」と本気の表情を見せるのだった。

「あきらめるのか?君の想いはそんなものか?」

ネギの想いを確認するような言葉を投げかけるタカミチ

まほら武道会での対戦中、色々と考えて攻撃を仕掛けるネギだったがタカミチに抑え込まれてしまう。強烈な一撃を食らいダウンするネギ。レフェリーの朝倉もあまりの仕打ちに試合を中断させようとしてしまう。立ち上がる様子がなく諦めてしまいそうなネギに対し、タカミチは「あきらめるのか?君の想いはそんなものか?」と告げる。その言葉を聞き再び立ち上がるネギ。タカミチはネギを一人の男として扱い、戦っていたのだ。男同士の熱い気持ちが伝わるバトルシーンである。

「君の勝ちだ ネギ君」

ネギ(左)の成長を嬉しく思うタカミチ(右)

まほら武道会でネギと対戦するタカミチ。一度は諦めかけたネギを奮い立たせ、最後の一撃で勝負をすることになる。ネギは最後の力を振り絞り、自身の出来る魔法の全てを使いタカミチへ一撃を繰り出した。真正面からタカミチにぶつかるネギ。重い一撃だったが、それだけではタカミチは倒れなかった。衝撃で水しぶきが上がる中、タカミチはネギの姿を探す。すると背後から、ネギの手がタカミチの背中を掴んだ。ネギは「遅延呪文(デイレイ・スペル)」を使い、無防備なタカミチに最大の「桜華崩拳(おうかほうけん)」をぶつける。この一撃でも倒すことはできなかったが、既に満身創痍で戦う事ができないタカミチ。20歳以上年の離れたネギにここまで追い込まれたんだと言い、タカミチは「君の勝ちだ ネギ君」と負けを認めたのだった。

フェイト・アーウェルンクスの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「僕を倒すのかい?…やめた方がいい」

ネギとの格の違いを見せつけるフェイト

yugiyagi9
yugiyagi9
@yugiyagi9

Related Articles関連記事

魔法先生ネギま!(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

魔法先生ネギま!(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔法先生ネギま!』とは、赤松健によって週刊少年マガジンに連載されていた少年漫画である。現在までにアニメ化、実写ドラマ化されている。 「千の呪文の男(サウザンドマスター)」と呼ばれる伝説の英雄を父にもつ、中学校教師である魔法使いの少年ネギが主人公。生徒たちとのラブコメ、白熱するバトル、赤松健の真髄が詰まった作品である。過去に「小学館漫画賞」や「文化庁メディア芸術祭」などのにノミネートされており、「声のクラスメイトシリーズ」もオリコンチャートトップ10入りを果たしている。

Read Article

マガジンの歴代ヒロインまとめ

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。 幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article

ラブひな(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

ラブひな(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ラブひな』とは、赤松健による漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この作品は1998年から2001年にかけて『週刊少年マガジン』で連載された人気恋愛コメディ漫画である。主人公・浦島景太郎が東京大学合格を目指しながら、女性専用の下宿屋「ひなた荘」の管理人として奮闘する物語。個性的な女性住人たちとの共同生活を通じて成長していく様子を描き、笑いと感動のバランスが絶妙な作品で、ラブコメジャンルの礎を築いた名作として高い評価を得た。

Read Article

実写化して失敗したor失敗しそうなアニメ・漫画まとめ

実写化して失敗したor失敗しそうなアニメ・漫画まとめ

アニメ・漫画の実写化というと、どうしてでしょう?なにか嫌な予感しかしないのは…。しかしそれでも、いつかはと、人はアニメ・漫画の実写化で爆発的な人気を出そうとしているのです。諦めていないのです。けれども結局は、「人は過ちを繰り返す」とは言ったものですね。今回はそんな実写化して完全に爆死(不評・批評)の嵐にあった作品と、その予定作をまとめました。

Read Article

【UQ HOLDER!】『魔法先生ネギま!』『UQ』の二次小説まとめ!千雨・エヴァ・刹那・明日菜が登場するおすすめのSSを紹介【ショートストーリー】

【UQ HOLDER!】『魔法先生ネギま!』『UQ』の二次小説まとめ!千雨・エヴァ・刹那・明日菜が登場するおすすめのSSを紹介【ショートストーリー】

『魔法先生ネギま!』のショートストーリー(SS)・二次小説をまとめました。ネット上に数あるものの中から、人気キャラクターが登場するおすすめの作品を厳選して紹介。ハイクオリティなファンアートも多数掲載しています。

Read Article

目次 - Contents