魔法先生ネギま!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『魔法先生ネギま!』とは、赤松健による漫画作品。「週刊少年マガジン」に掲載され、コミックスは38巻まで発売されている。アニメ・ドラマ・ゲーム等、様々なメディアミックス展開が行われた。12か月連続で発売されたキャラクターソング「声のクラスメイトシリーズ」は、オリコンチャートトップ10入りを果たす。
魔法使いであるネギが「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるために与えられた修業は、日本で教師になることだった。赴任先である麻帆良学園女子中等部で奮闘するドタバタラブコメディーである。

ネギの父・ナギを探すため、夏休み中イギリスへ向かうことになったネギと明日菜達。あやかからナギについての情報を受け取る明日菜だったが、イギリス行きの事は報告していなかった。他のクラスメイトから明日菜達のイギリス行きを聞いてしまったあやかは、情報だけ集めさせてなぜ黙っていたのだと憤る。危険な旅になるという明日菜だが、そんな場所にネギを行かせられないと言われる。魔法について話せないせいで上手く説明できない明日菜だったが、ネギが前に進むためにはどうしてもイギリスまで行かなければいけないと言った。そして、「そーゆー面倒な奴だってようやくわかったから 私たちも協力しようって決めたのよ」と告げる。その表情を見たあやかは、明日菜の強い覚悟を感じ取り問い詰めるのをやめた。明日菜のネギに対する想いと、あやかとの信頼関係が伝わるシーンである。

「大好きだったよ 親友(いいんちょ)」

辛い過去を持つ明日菜(右)にとって初めての友達で、いつも隣にいてくれたあやか(左)はかけがえのない存在だった

世界を救う代償として100年の眠りにつくことになった明日菜。クラスメイトより一足早く卒業式を迎えた明日菜の元に、あやかが駆け込んでくる。外に連れ出された明日菜は、あやかと共に幼いころ埋めたタイムカプセルを掘り起こした。そこに入っていたのは懐かしい写真ばかりで、喧嘩ばかりだったが楽しかった子供時代を思い出した。100年間忘れないように写真を持って行けというあやかに、明日菜は軽く返事をしてしまう。もう会えないのにへらへらとする様子を見てカッとなり、明日菜を平手打ちしてしまうあやか。堪えきれず泣き出すあやかを見て、明日菜はあやかに感謝の言葉を伝えた。いつも意地を張って素直になれない2人だったが、お互いがかけがえのない存在であることを再確認する。明日菜は、今まで出会った人の中であやかに会えたことが一番ラッキーだったと言う。「大好きだったよ 親友(いいんちょ)」と、別れ際に初めて素直な気持ちを伝えたのだった。

桜咲刹那の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「…よかった もう大丈夫です このかお嬢様…」

木乃香を助け出し安堵する刹那

京都へ修学旅行にやってきたネギ達は、関西を拠点とする関西呪術協会(かんさいじゅじゅつきょうかい)に追われていた。追手である陰陽師の式神使いである天ヶ崎千草(あまがさきちぐさ)は、膨大な魔力を秘めている近衛木乃香(このえこのか)の力を使い関西呪術協会を牛耳ろうとしているという。不覚にも木乃香を千草にさらわれてしまったネギ達。明日菜とクラスメイトの桜咲刹那(さくらざきせつな)の協力の元、千草と雇われ剣士・月詠(つくよみ)を何とか倒して木乃香を救い出したのだ。木乃香を守るために距離を取り見守っていた刹那だったが、助け出した安堵感で木乃香に「…よかった もう大丈夫です このかお嬢様…」と微笑みかけるのだった。

「何があっても私がお嬢様をお守りします」

木乃香を安心させるため、笑顔を向ける刹那

修学旅行中、ネギと別行動をしていた刹那達だったが、白昼堂々街中で攻撃を受けてしまう。大事にならないよう刹那はシネマ村に逃げ込み、木乃香と2人で行動を始めた。木乃香と共に束の間の楽しい時間を過ごす刹那だったが、シネマ村のイベントに見せかけて月詠が木乃香をかけて決闘を申し込んでくる。周囲は盛り上がり、本当の決闘であることに気がつかない様子。笑顔だが不気味な雰囲気を纏う月詠に不安がる木乃香。その様子を見た刹那は「何があっても私がお嬢様をお守りします」と優しく微笑みながら告げる。その言葉に周囲も盛り上がってしまい、クラスメイトを巻き込んだ大掛かりな決闘が始まるのだった。

「はい 私… 剣も…幸福も…どちらも諦めません!!」

何か吹っ切れた様子の刹那

まほら武道会で明日菜に勝ち、エヴァンジェリンとの試合が決まった刹那。丸腰で登場したエヴァンジェリンに、刹那は本気で向かうものの全く歯が立たなかった。外野がうるさいとエヴァンジェリンは、魔法で異次元空間へ刹那を飛ばし、ルール無用の勝負を仕掛けてきた。突然の事に戸惑う刹那だが、エヴァンジェリンからの本気の攻撃に自身も翼を出し全力で戦う事になる。友人に囲まれ以前よりも弱くなってしまった刹那に苛立ちを隠せないエヴァンジェリン。自身と似たような辛い過去を持つ刹那に共感を覚えていたのだが、最近の緩み切った態度が気に入らなかったのだ。人並みの幸せを手に入れたければ剣を捨てろというエヴァンジェリンに、刹那は剣は全てだから捨てられないと言う。それでもなお選べと迫るエヴァンジェリンに、刹那は悩みつつもこれが幻術であることに気づく。答えに辿り着いた刹那は「はい 私… 剣も…幸福も…どちらも諦めません!!」といい幻術を打ち破った。力ではなく、自らの意志の力で幻術を打ち破った刹那の強い気持ちが描かれたシーンである。

近衛木乃香の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「よかったー… せっちゃん…ウチのコト嫌ってる訳やなかったんやなー…」

刹那からの優しい言葉に、自分が嫌われていたわけではないと知り安心する木乃香

関西呪術協会の天ヶ崎千草にさらわれてしまった木乃香。意識のない状態でいたため、目が覚めた時に何が起きていたのかはわからなかったが、目の前で微笑む刹那を見て自分が助けられたのだと知る。中学で再会してからあまり話すことができず、嫌われているのだと思っていたが、昔と変わらず自分を守ってくれる刹那を見て「よかったー… せっちゃん…ウチのコト嫌ってる訳やなかったんやなー…」と安心した表情を浮かべた。木乃香と刹那の関係性が伝わるシーンである。

「キレーなハネ…なんや天使みたいやなー」

刹那(右)の真の姿を見て、素直な感想を漏らす木乃香(左)

フェイトの手助けによって木乃香は千草にさらわれてしまった。慌てて追いかけるネギ達の前には数々の敵が立ちはだかる。途中駆けつけてくれた楓たちの手も借り、何とかフェイトの元へ辿り着く。ネギがフェイトと戦う間に木乃香の元へ向かう刹那。上空で儀式をする千草の元へ行くため、刹那は隠していた本来の姿となって立ち向かう。背中から翼の生えたその姿は、刹那が人間ではないことを示していた。刹那によって無事木乃香は救出され、上空を飛ぶ刹那の腕の中で目を覚ます。刹那の背中にある羽を見た木乃香は「キレーなハネ…なんや天使みたいやなー」と、刹那が思っていたのとは違う反応を示した。自身の出生を後ろめたく思っていた刹那を、木乃香は優しく受け入れてくれたのだった。

エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ホザけガキが 甘ったれの貴様にそれができるのか」

気の抜けた様子だった刹那に喝を入れるエヴァンジェリン

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