魔法先生ネギま!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『魔法先生ネギま!』とは、赤松健による漫画作品。「週刊少年マガジン」に掲載され、コミックスは38巻まで発売されている。アニメ・ドラマ・ゲーム等、様々なメディアミックス展開が行われた。12か月連続で発売されたキャラクターソング「声のクラスメイトシリーズ」は、オリコンチャートトップ10入りを果たす。
魔法使いであるネギが「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるために与えられた修業は、日本で教師になることだった。赴任先である麻帆良学園女子中等部で奮闘するドタバタラブコメディーである。

まほら武道会で刹那と対戦するエヴァンジェリン。自身と同じように辛い環境で育ち、バケモノと言われてきた刹那に共感を抱いていた。しかし、修学旅行の一件で木乃香と和解し、明日菜達と友人になってから以前のような隙のない雰囲気がなくなってしまったという。刹那の本気を出すために、エヴァンジェリンは武道会場ではなく異次元にある別荘へ彼女を連れ出した。翼を出し本来の姿で戦う刹那とエヴァンジェリン。ぬるま湯につかり続け人並みの幸せを得るか、人並みの幸せを捨て剣を選ぶかの二択を迫る。悩む刹那だったが、何かを思いついたように構える刹那。そして、「剣も幸福もどちらも諦めない」と言ったのだ。強欲な回答にエヴァンジェリンは「ホザけガキが 甘ったれの貴様にそれができるのか」と問う。自らの強い意志で幻術を打ち破った刹那に、エヴァンジェリンは負けてしまった。刹那に自分を重ねていたエヴァンジェリンだったが、自分とは違う道を選んだ刹那を、厳しくも温かく導くのだった。

「一歩を踏み出した者が 無傷でいられると思うなよ?」

ネギ(左)に綺麗事だけでは何も解決しないことを伝えるエヴァンジェリン(右)

学祭期間中、超との決戦に備えて別荘で修業をするネギ達。ある夜、眠れなくなってしまったネギは、エヴァンジェリンに相談事をしようと部屋を訪れた。部屋にエヴァンジェリンはおらず、従者に尋ね案内してもらうと、そこは浴室だった。入浴中とは思わず立ち去ろうとするネギだったが、エヴァンジェリンに捕まってしまう。そのまま軽く遊ばれるように入浴させられ、別室で食事をすることになった。ネギはエヴァンジェリンに超の事を相談する。超のしている事が本当に「悪」なのかわからず、ネギは悩んでいたのだ。その様子を見てエヴァンジェリンは、「稽古をつけてやる」と言いネギを外へ連れ出した。攻撃を繰り出しながら、エヴァンジェリンはネギに、「悪」でないから戦う事を躊躇うのか、と問う。エヴァンジェリンは、超を傷つけることでネギ自身が傷つくのを恐れているのだと言う。明日菜達の事も、ネギは彼女達が傷つくことを恐れ、「全部1人でやりたいのだろう?」と言われてしまう。彼女達を傷つけないようにすることは、紳士として当然だと言うネギに、エヴァンジェリンは「結局彼女達を仲間と認めていない」のだと告げる。「仲間からの信頼に応えようとする気概くらい持てないのか」と言われるが、ネギはまだ踏み切れないでいた。そんなネギに対し、エヴァンジェリンは「一歩を踏み出した者が 無傷でいられると思うなよ?」と言う。純粋だからこそ甘さの目立つネギに、師匠として厳しい助言をするシーンである。

宮崎のどかの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「私…私 ネギ先生のこと大好きです!!」

恥ずかしがり屋なのどか(右)が、勇気を出してネギ(左)に告白をする

恥ずかしがり屋で引っ込み思案なのどか。自分の気持ちをあまり言葉にすることができない性格だったが、ネギと出会ってから少しずつのどかの性格は変わっていった。周囲からはどうして子供であるネギの事がそんなに好きなのかと言われるが、のどかはネギの中に大人で頼りがいのある一面を見ていた。自分の信念を貫き懸命に努力しているネギに励まされているのどか。そんなネギの姿を見て、のどかも自分の気持ちを伝える為に一歩踏み出すことを決めたのだ。修学旅行の自由時間、ネギを誘い二人きりになる時間を作った。のどかは覚悟を決め、「私…私 ネギ先生のこと大好きです!!」と告白をする。内気な性格ののどかが頑張る姿を見て、周囲のクラスメイト達もだんだんと影響されていくようになるのだった。

「私…そんなネギ先生が大好きです」

以前と違い、ネギ(左)の目を見て告白することができたのどか(右)

学園祭をネギと2人で見て回る約束をしたのどか。道中魔法関連の珍騒動に見舞われるものの、無事ネギと2人きりになることができた。イベントを見ている途中、のどかはネギに「好きな人はいるのか」と尋ねた。急な質問に戸惑うネギは、「クラスの皆の事が好きだ」と言う。のどかは「恋愛的な意味で」と聞き直すと、ネギは困惑して俯いてしまう。ネギの努力する姿を見て自分も頑張ることができると伝えたのどかは、改めてネギに「私…そんなネギ先生が大好きです」と告白をした。最初の告白とは違い、しっかりとネギの目を見て告白することができたのどか。ネギと共に過ごしていくうちに、のどか自身も大きく成長していたのだ。恥ずかしがり屋だったのどかの、少し大人になった姿が描かれたシーンである。

綾瀬夕映の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ち 違… 私は…」

突然の問いに戸惑いを隠せない夕映

学祭中にのどかから告白とキスをされてしまったと、ネギから相談された夕映。大胆なのどかの行動に驚く夕映だったが、思い悩むネギを見て彼がまだ10歳であることを思い出す。返事に悩むネギに、夕映は「先生と生徒という立場があるから返事は卒業までしなくても良いのではないか」と提案する。もっともらしいことを言っているようだが、友人としてすぐに返事をするよう伝えた方がいいのではないかと悩む夕映。しかし、ネギから「ありがとうございます」と笑顔を向けられて、思わずドキッとしてしまった。ネギに好きな人がおらず、のどかとすぐに進展する事がないとわかって安心してしまった自分に自己嫌悪してしまう。その様子を見ていたカモに、「兄貴のことが大好きなんだな」と言われてしまう。違うと否定する夕映だが、カモは容赦なく夕映を責め立てる。自分の気持ちを押し隠すため、夕映は必死のあまり「ち 違… 私は…」と泣き出してしまった。ネギに対する気持ちと、のどかとの友情のはざまで揺れる夕映の感情が描かれたシーンである。

「そんな…ことは…」

感情があふれ出してしまう夕映

ネギが魔法使いであることがハルナにもバレてしまい、そのまま仮契約までしてしまう。ネギが誰と仮契約をしても平気な素振りののどかに、夕映は戸惑いを隠せずにいた。のどかに嫉妬心がないことに困惑する夕映を見て、ハルナは核心に迫る。ネギとのどかの仲を応援している夕映だが、本当に2人が上手くいってしまってもいいのかと言うのだ。もちろんだと言う夕映に対し、のどかだけでなく夕映もネギの根っこの部分を理解しているのではないかと言う。そして、ハルナは「私がネギ君とキスした時、あんたは嫉妬したのかな?」と聞く。普段なら即ツッコミの夕映だが、動揺してツッコミが遅れてしまった。ハルナからネギの事が好きなのかと聞かれた夕映は、それでもなお「そんな…ことは…」と否定する。親友と同じ人を好きになってしまうという事を受け入れられず、自身を責め続けている夕映。彼女の真面目過ぎる一面が露になるシーンである。

犬上小太郎の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「なかなかやるなぁ あんた でも…魔法使いとしてはまだまだやけどな」

さりげなくネギに近づいてきた小太郎

修学旅行で京都に来たネギ達。関西呪術協会の本山へ明日菜と共に向かう予定のネギだったが、明日菜が他のクラスメイトに見つかり、彼女たちも付いてきてしまった。事情を知らないクラスメイト達から離れるため、ネギ達はゲームセンターに立ち寄る。対戦ゲームをしていると、ネギと同じくらいの少年が隣に入ってきた。対戦するネギと少年だったが、少年の方が上手でネギは負けてしまった。少年はネギに対し「なかなかやるなぁ あんた でも…魔法使いとしてはまだまだやけどな」といい、去っていった。少年の目的は、ゲーム開始時に入力していたネギの「スプリングフィールド」という名字の確認をするためで、実は敵だったのだ。後にネギにとって重要な人物となる犬上小太郎(いぬがみこたろう)の登場シーンである。

「あいつが俺のコト見てくれへんよーになったら どないしょう…」

己の未熟さに涙する小太郎

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