魔法先生ネギま!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『魔法先生ネギま!』とは、赤松健による漫画作品。「週刊少年マガジン」に掲載され、コミックスは38巻まで発売されている。アニメ・ドラマ・ゲーム等、様々なメディアミックス展開が行われた。12か月連続で発売されたキャラクターソング「声のクラスメイトシリーズ」は、オリコンチャートトップ10入りを果たす。
魔法使いであるネギが「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるために与えられた修業は、日本で教師になることだった。赴任先である麻帆良学園女子中等部で奮闘するドタバタラブコメディーである。

やっとの思いで関西呪術協会の本山へ辿り着いたネギ達。しかし、本山の結解を破り中の人たちが石化されてしまった。木乃香を連れ去る為現れた刺客は、まだ少年だった。少年に軽くあしらわれるように明日菜と刹那は倒され、それを見たネギは「許さないぞ」と戦おうとする。しかし少年は「僕を倒すのかい?…やめた方がいい」と木乃香を連れて去ってしまった。彼は後にネギにとって最大のライバルとなるフェイト・アーウェルンクスだった。まだ未熟なネギとの圧倒的な力の差を見せつけたシーンである。

「…世界を救う。」

フェイトもまた、自身の正義のために戦っている

オスティアが終戦記念祭で盛り上がる中、フェイトは離れた場所で月詠と共に話をしていた。フェイトと共に行動しているが、月詠は強敵との戦闘以外に興味がなく計画をあまり理解していない。聞いてもよくわからなかったという月詠は、改めてフェイトに目的は何かを聞いてみた。フェイトの答えは「…世界を救う。」という壮大なものだった。謎に包まれていたフェイトの目的が明らかにされるシーンである。

「君の勝ちだ ネギ君」

拳を交えた末、ネギを信じてみようと心を開いたフェイト

ネギとフェイトの最期の決戦の時、ネギは「フェイトと敵対するのではなく協力する道を選びたい」と言う。世界が滅びずに済むための方法を持ち掛けるネギだったが、フェイトは聞く耳を持たなかった。フェイトに対抗する力を手にするためネギは闇の魔法を会得し、拳で語り合う他ないと戦いを始める。仲間の力を借りて何とかフェイトを追い込むことができたネギだが、それでもなお「自分たちの力で危機を乗り越えたい」と言う。「次の一撃で勝ったら、僕に従ってもらう」と言うネギは、何としてもフェイトと仲間になりたいと思っていたのだ。ネギの熱意を感じたフェイトは、未来へのわずかな希望を見出し、「君の勝ちだ ネギ君」と負けを認め、ネギを信じることを決めたのだった。

ジャック・ラカンの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「戦ろうぜ ネギ」

ネギ(右)はラカン(左)が本気で戦いたいと思えるほどに成長した

奴隷になった和泉亜子(いずみあこ)達を解放するため、拳闘大会優勝を目指すネギと小太郎。順調に勝ち進めると思っていた2人の前に立ちはだかったのは、なんとラカンだった。「勝てるわけない」と言うネギに対し、ラカンは「俺に勝てない奴がフェイトに勝てるのか?」と言い放つ。本物の強さを手に入れるため、「俺がその舞台への扉だ」と言うラカン。納得しきれないネギに対し、ラカンは「戦ろうぜ ネギ」と闘志をあらわにする。その気迫にネギも覚悟を決め、ラカンとの戦いに臨むのだった。

「力を手にした一人前の男だ 男だったら女を守れ そして世界を救え」

ネギを一人前の男だと認めたラカンは、仲間だけでなく世界も託した

父・ナギや魔法世界の秘密に近づいていくネギ。この先何があっても前に進み続けると決めたネギを見たラカンは、ネギに本気の蹴りを繰り出した。急な攻撃を何とかかわしたネギに、ラカンは免許皆伝を言い渡した。ネギの力を認めたラカンは「力を手にした一人前の男だ 男だったら女を守れ そして世界を救え」とネギに伝えたのだった。かつて父のライバルだった男から、ネギの力が認められた瞬間である。

クウネル・サンダース(アルビレオ・イマ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「もう二度とあなたの目の前で誰かが死ぬことのないように」

謎に包まれたクウネルが明日菜にかけた言葉

まほら武道会で明日菜と刹那の対戦が始まる直前、フードを被った謎の男性が現れた。その姿を見たエヴァンジェリンは、その人物に心当たりがあるようだった。彼は明日菜に、「何も考えずに無になればタカミチと同じ力が使える」と話す。訳が分からない明日菜をよそに、エヴァンジェリンは彼を問い詰めようとするが、逃げられてしまう。何者なのかと楓から問われるエヴァンジェリン。彼はネギの父・ナギの友人の1人であるという。彼の名を口に出そうとしたその時、再び現れた男は「クウネル・サンダース」と呼んでほしいと告げた。突然現れた理由は秘密だと言い、クウネルは明日菜に力を貸すと言う。そして「もう二度とあなたの目の前で誰かが死ぬことのないように」と言ったのだ。長年見つからなかったナギの手掛かりとなるクウネルの、謎に包まれた登場シーンである。

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