クリミナル・マインド FBI行動分析課(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』とは、アメリカ合衆国の犯罪捜査テレビドラマシリーズ。制作およびプロデュースは、アメリカの作家でありテレビプロデューサーでもあるジェフ・デイヴィス。アメリカの民放テレビ局CBSで放送されていた。FBIの行動分析課(BAU)のメンバーである犯罪プロファイラーたちによる捜査活動を追う。犯人のプロファイルなどの犯罪捜査と共に、個性的な登場人物各々の濃厚なドラマも描かれるところが魅力のシリーズ。

日本語吹き替え:森久保祥太郎。
出演:シーズン1~
IQ187の天才。本などの文章を読むのが非常に早く、記憶力も優れている。捜査中の事件に巻きこまれたことがきっかけで薬物中毒になったことがある。BAUチームの中では最も若いメンバーで、BAUに入ったのは22歳の時。シーズン1第4話に24歳の誕生日を迎える。シーズン8でメイヴという女性と知り合い、互いに惹かれ合うようになるが、犯人によってリードの目の前でメイヴは殺されてしまう。シーズン1では、空気が読めず、延々と蘊蓄を披露して周囲を辟易させることがよくあるが、次第に周囲の人間とも上手くやっていけるようになる。また、シーズンが進むにつれて、服装やヘアスタイルがおしゃれになっていくところも見物。本来、リード役 マシュー・グレイ・ギュブラーはモデル出身である。後半のシーズンでは、マシュー・グレイ・ギュブラーが監督したエピソードもある。

ジェニファー・ジャロウ(演:A.J.クック)

日本語吹き替え:園崎未恵。
出演:シーズン1 ~6 、7 ~ 10 、11
通称JJ(ジェイジェイ)。BAUの渉外担当をしていたが、その後分析官としても活躍。仲が良かった姉がいたがJJが11歳の時に自殺したことを、シーズン5第13話で明かしている。シーズン6で国務省へ移動し、その後またBAUに復帰する。ニューオリンズ警察のウイリアム・ラモンテーン・Jr刑事と結婚し、2人の息子を授かる。シリーズの最初の頃のシーズンでは、同じBAUチームのリードのことは、弟のように大事に思っているという設定だったが、シーズン15に実は愛していたという衝撃の展開になった。ただし、あくまでもリードとはプラトニックな間柄のままで番組は終了している。

ペネロープ・ガルシア(演:カーステン・ヴァングスネス)

日本語吹き替え:斉藤貴美子。
出演:シーズン1~。
多数のPCを使ってFBIや公的機関のデータベースから操作に必要な情報を集める技術分析官。18歳の時に、酔っ払い運転の車による事故で両親が死亡。両親の死後は、カリフォルニア工科大学を中退し、彼女曰く”アンダーグラウンドに潜り”、独学でコンピューター用のプログラミング技術を学んだ。FBIのリストに載るほどの、世界でも指折りの優秀で危険なハッカーであり、FBIに捕えられた際にホッチにBAUにリクルートされた。陽気でユーモア溢れる性格。モーガンと仲が良く、度々際どい会話を楽しんでいる。JJがチームを去った後は、渉外担当兼分析官として任務にあたる。

Dr.アレックス・ブレイク(演:ジーン・トリプルボーン)

日本語吹き替え:安藤麻吹。
出演:シーズン8~9。
法言語学の専門家。カリフォルニア大学バークレー校出身。24歳のときにFBIにリクルートされた。20代前半でFBI入りしたのは、BAUチームではリードとブレイクの2人だけである。かつてエリン・シュトラウスと、共に炭疽菌事件の捜査をしたことがある。シーズン8でチームを去るプレンティスと入れ替わりでチームに加わった。父親デイモンはカンザスシティ警察署の元警部で、弟のスコットは現役の殺人課の刑事。長兄のダニーが警官としての任務中に殉職と母親の死以来、弟や父親と疎遠だったが、事件をきっかけに再び交流するようになる。

ケイト・キャラハン(演:ジェニファー・ラブ・ヒューイット)

日本語吹き替え:小松由佳。
出演:シーズン10。
元FBI潜入捜査官。シーズン10の第1話からBAUチームのメンバー。夫のクリスと、ケイト自身の姪であるメグと共に暮らしている。ケイトとクリスは、メグが赤ん坊のとき両親を亡くして以来、彼女の保護者をしている。メグの両親は2001年9月11日の同時多発テロで死亡した。シーズン10半ばで、ケイトはクリスとの子を妊娠する。ジェニファー・ラブ・ヒューイット自身も妊娠したことで、シーズン10で降板した。

タラ・ルイス(演:アイシャ・タイラー)

日本語吹き替え: 塩田朋子。
出演:シーズン11~。
法心理学者で連続殺人犯が専門。サイコパスの研究をしたいと考えている。ダートマス大学卒業。子ども時代に世界中を旅していたため、フランス語とドイツ語に堪能である。レッド・ツェッペリンやドアーズなど、クラッシックなロックのファン。連続殺人犯と話をする際には、殺人犯との間に治療的同盟を築くことができるように、”母親が同じ小学校に通っていた”などの共通点を指摘するという。

ルーク・アルベス(演:アダム・ロドリゲス)

日本語吹き替え: 阪口周平。
出演:シーズン12~。
シーズン11の最終話に初登場。FBIの、逃亡者追跡専門の特殊任務部隊に所属していた。ロッシから何度もBAUには誘われた後、正式に加わった。ニューヨーク、ブロンクス出身。アメリカ陸軍に所属していた父親の影響で、第75レンジャー連隊としてイラクに赴いた経験がある。除隊後、FBIに入局した。ロキシーという名前の雌のベルジアン・シェパード・ドックを飼っており、当初、ガルシアはロキシーをガールフレンドの名前と勘違いした。シーズン14第6話「ルーク」では、以前の逃亡者追跡専門の特殊任務部隊の仕事の関係で事件に深く関わる。また、シーズン14の時点では、ガールフレンドのリサと交際していたが、その後別れ、最終シーズンではガルシアをディナーに誘っている。

スティーヴン・ウォーカー(演:デイモン・ガプトン)

日本語吹き替え:乃村健次。
出演:シーズン12。
20年という長い経験を持つFBI捜査官で、プレンティスがコンタクトを取って、シーズン12からBAUに加わった。デイヴィッド・ロッシは、ウォーカーのメンターだったという。しかし、シーズン12最終話で、犯人の罠にはまって事故に遭い、死亡した。

マット・シモンズ(演:ダニエル・ヘニー)

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