クリミナル・マインド FBI行動分析課(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』とは、アメリカ合衆国の犯罪捜査テレビドラマシリーズ。制作およびプロデュースは、アメリカの作家でありテレビプロデューサーでもあるジェフ・デイヴィス。アメリカの民放テレビ局CBSで放送されていた。FBIの行動分析課(BAU)のメンバーである犯罪プロファイラーたちによる捜査活動を追う。犯人のプロファイルなどの犯罪捜査と共に、個性的な登場人物各々の濃厚なドラマも描かれるところが魅力のシリーズ。
エリザベス・クレモンズ(演:ベラミー・ヤング)
出演:シーズン7~10
愛称ベス。ホッチの元妻ヘイリーが死んだ後、ホッチの恋人となった女性。ホッチの息子、ジャックとの相性も良かったが、シーズン8でニューヨークに引っ越し、シーズン10では仕事で香港に行くことになり、ホッチとは破局した。
ジョイ・ストラザース(演:アンバー・スティーヴンス)
出演:シーズン10、11、14
ロッシの娘。ロッシが2番目に結婚したフランス外交官のヘイデン・モンゴメリーの娘。二人が離婚したとき、ヘイデンは妊娠したことをロッシに伝えなかったため、成長したジョイがロッシを探して会いに来るまで、ロッシは娘がいることを知らなかった。ノンフィクション犯罪ドキュメンタリー作家で、結婚しており、2歳の息子がいる。
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の用語
アメリカ連邦捜査局(FBI)
アメリカ合衆国の警察機関の一つ。テロ、スパイ、汚職、複数の州にまたがる広域事件、強盗事件などを捜査する。誘拐事件は、未解決のまま24時間が経過すると、自治体警察からFBIへと捜査主体が移される。
プロファイリング
連続殺人事件を解決するために、アメリカ連邦捜査局(FBI)で開発された方法。犯罪の性質やの特徴から、犯罪を行動科学的に分析し、犯罪者の行動を予測する。また、犯罪者の心理を読み解く。
シリアルキラー
異常な心理的欲求から、1か月以上にわたって一定の冷却期間をおきながら複数の殺人を繰り返す連続殺人犯をさす言葉。被害者と性的な接触が行われることもある。被害者の外見、性別、職業などに共通点が見られることもある。また、犯人特有の印やサインのようなものが残されることもある。
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
メイヴ「抱きしめてほしいの。記憶のカケラになる前に」
シーズン8第20話「錬金術」でのメイヴのセリフ。
目の前で犯人に殺されてメイヴを失ったリードは、睡眠障害に悩んでいた。そんなある日、リードは夢の中で、メイヴに会う。リードがオックスフォード大学の図書館で本を読んでいると、メイヴが目の前に座っているという夢だった。夢の中でリードはメイヴと会話した。その後、突然、音楽がかかり、二人は抱き合って踊る。そのときに、メイヴはリードに「抱きしめてほしいの。記憶のカケラになる前に」と言う。メイヴが生きている間には、ふたりで恋人らしい時間を過ごすことは、ほとんどできなかった。そんなふたりの時間をようやく夢の中で叶えるという切ない場面。
モーガン「何が何でもと頑張ってたとえどんなに一生懸命やっても どれだけ上手く事件を解決したとしても これには終わりがないんだ」
シーズン4第26話「地獄からの帰還(後編)」でのモーガンのセリフ。
モーガンは自分の時間を犠牲にして事件の捜査をしてきたが、あまりの事件の残酷さに、虚しさを覚え、エミリーに「何が何でもと頑張ってたとえどんなに一生懸命やってもどれだけ上手く事件を解決したとしてもこれには終わりがないんだ」と言う。捕えても捕えても、次々に連続殺人犯が現れるという現実に、モーガンが徒労感を訴える。活動的で体育会系の印象があるモーガンが、打ちひしがれている様子が視聴者の胸を打つ。
リード「人は理論を事実に合わせず、理論に合わせて事実を歪める。シャーロック・ホームズも言ってました」
シーズン2第12話「疑惑のプロファイラー」でリードが言うセリフ。
母親の誕生日のために、実家のあるシカゴに帰省したモーガンが、地元のシカゴ警察によって殺人容疑で逮捕される。シカゴ警察のゴディンスキーは、ギデオンの行ったプロファイルをもとに、モーガンが犯人と断定して逮捕したという。疑わしいといってモーガンにプロファイルを当てはめようとしたゴディンスキーのことを、リードは「人は理論を事実に合わせず、理論に合わせて事実を歪める。シャーロック・ホームズも言ってました」と言って非難する。セリフ自体がシャーロック・ホームズによる名言だが、ドラマの状況にまさにぴったりのセリフでモーガンに加勢するリードが視聴者の目に頼もしく映る。
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
作品の暴力性を嫌って役を降りたジェイソン・ギデオン役マンデイ・パティンキン
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目次 - Contents
- 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の概要
- 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のあらすじ・ストーリー
- シーズン初期(ジェイソン・ギデオンの登場から辞職)
- ベテランプロファイラーのギデオンを中心に活躍するBAU
- エミリー・プレンティスのBAU加入
- シーズン中期(ユニット・チーフのアーロン・ホッチナーの活躍)
- ギデオンからホッチナーへとリーダーが代わったBAU
- ジェニファー・ジャロウの異動とエミリー・プレンティスの苦闘
- 天才Dr.スペンサー・リードの悲しい恋
- シリーズ後期(次々とBAUを去っていくメンバーたち)
- デレク・モーガンを襲う危機
- スペンサー・リードの困難とエミリー・プレンティスのリーダーシップ
- BAUチーム内にあった衝撃的で密かな愛
- 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の登場人物・キャラクター
- BAUユニットのメンバー
- ジェイソン・ギデオン(演:マンディ・パティンキン)
- アーロン・ホッチナー(演:トーマス・ギブソン)
- デヴィッド・ロッシ(演:ジョー・マンテーニャ)
- エル・グリーナウェイ(演:ローラ・グラウディーニ)
- エミリー・プレンティス(演:パジェット・ブリュースター)
- デレク・モーガン(演:シェマー・ムーア)
- Dr.スペンサー・リード(演:マシュー・グレイ・ギュブラー)
- ジェニファー・ジャロウ(演:A.J.クック)
- ペネロープ・ガルシア(演:カーステン・ヴァングスネス)
- Dr.アレックス・ブレイク(演:ジーン・トリプルボーン)
- ケイト・キャラハン(演:ジェニファー・ラブ・ヒューイット)
- タラ・ルイス(演:アイシャ・タイラー)
- ルーク・アルベス(演:アダム・ロドリゲス)
- スティーヴン・ウォーカー(演:デイモン・ガプトン)
- マット・シモンズ(演:ダニエル・ヘニー)
- BAUユニットおよびFBI関係者(チームの主要メンバー以外)
- エリン・ストラウス(演:ジェイン・アトキンソン)
- マテオ・クルーズ(演:イーサイ・モラレス)
- アシュレイ・シーヴァー(演:レイチェル・ニコルズ)
- ジョーダン・トッド(演:メタ・ゴールディング)
- ハロウェイ(演:リサ・ペッシャ)
- グラント・アンダーソン(演:ブライアン・アップル)
- ケヴィン・リンチ(演:ニコラス・ブレンドン)
- リンダ・バーンズ(演:キム・ローズ)
- BAUユニットメンバーの家族など
- ヘイリー・ホッチナー(演:メレディス・モンロー)
- ウイリアム・ラモンテーン・Jr(演:ジョッシュ・スチュワート)
- サヴァンナ・ヘイズ(演:ロシェル・エイツ)
- ダイアナ・リード(演:ジェーン・リンチ)
- ジャック・ホッチナー(演:ケイド・オーウェンス)
- ヘンリー・ラモンテーン(演:メカイ・アラン・アンダーソン)
- マイケル・ラモンテーン(演:フェニックス ・スカイ・アンデルセン)
- エリザベス・クレモンズ(演:ベラミー・ヤング)
- ジョイ・ストラザース(演:アンバー・スティーヴンス)
- 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の用語
- アメリカ連邦捜査局(FBI)
- プロファイリング
- シリアルキラー
- 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- メイヴ「抱きしめてほしいの。記憶のカケラになる前に」
- モーガン「何が何でもと頑張ってたとえどんなに一生懸命やっても どれだけ上手く事件を解決したとしても これには終わりがないんだ」
- リード「人は理論を事実に合わせず、理論に合わせて事実を歪める。シャーロック・ホームズも言ってました」
- 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作品の暴力性を嫌って役を降りたジェイソン・ギデオン役マンデイ・パティンキン
- シーズン16にあたるクリミナルマインド・リバイバル版の配信決定
- 自ら役を降板したシェマー・ムーア
- ホッチ役トーマス・ギブソンの降板理由は解雇
- 実子と共演したA・J・クック
- 視聴率低下による番組終了
- 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):M. A.Mancina/M. R.Fantini/S. E.Gordon/S. Fantini「Theme from Criminal Minds」