九龍妖魔學園紀(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『九龍妖魔學園紀』とは、株式会社アトラスより発売された「學園ジュブナイル伝奇」と銘打たれたゲームソフトおよびそれをもとに展開するゲームシリーズやグッズの事である。制作自体は、株式会社シャウトデザインワークスが担当しており、同社の代表作『東京魔人學園伝奇シリーズ』にて使用されている独自のシステム・感情入力システムを用いたアドベンチャーゲームとなっている。宝探し屋である主人公・葉佩九龍(はばき くろう)が、新宿にある学園「天香学園」(かみよしがくえん)に眠る秘宝を探すストーリーとなっている。

ファントム

生徒会の力を弱めるために暗躍する、謎の人物。天香学園の生徒達を煽り、生徒会への反感を強めている。
物語中盤で、その正体が生徒会副会長補佐の夷澤である事が判明する。生徒会長の阿門へ下剋上を企んでいた夷澤が、その野望を遺跡に封印されていた荒神・アラハバキに利用され、封印の「鍵」を握っていた阿門を貶めるために動いていた。

千貫厳十郎(せんがん げんじゅうろう)

CV:秋元羊介
天香学園内のバー「九龍」のマスター。阿門を育て上げた執事でもある。丁寧な口調と落ち着いた物腰の人物。阿門の敵である九龍に対しても、別け隔てなく接してくれる。阿門のことを心の底から慕っており、探索パート突入前の夜の学園パートにて、彼のもとへ訪れるとさまざまな阿門の話を聞くことができる。天香学園の校務員の境とは仲が悪い。

喪部銛矢(ものべ もりや)

CV:加瀬康之
九龍の次に天香学園に転校してきた、男子生徒。自称、高貴な存在。他者を嘲るような、キザな言動を取ることが多い。
その正体は、九龍同様に宝探し屋。《秘宝の夜明け》に雇われて、天香学園の遺跡に眠る秘宝を探しにきた。九龍とは敵対する間柄であるが、宝探し屋としての九龍の腕は認めているようで、学園パート中によく話しかけてくる。

小夜子(さよこ)と真夕子(まゆこ)

小夜子 CV:新谷さや
真夕子 CV:香雛野まよ(『九龍妖魔學園紀』、『九龍妖魔學園紀 re:charge』)、榊原ゆい(『九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE』発売時の香雛野まよの活動名)
遺跡の謎を探る主人公の前に、度々現れる謎の少女達。互いにそっくりな姿をしており、必ず一緒に行動している。その正体は、天香学園の遺跡に封印されている荒神・アラハバキを封印する「鍵」を封印された、封印の巫女が持っていた勾玉である。

鴉室洋介(あむろ ようすけ)

CV:樫井笙人
転校生が次々と行方不明になっている、天香学園の事件を調査している私立探偵。軽薄でお調子者だが、実はM+M機関の異端審問官という裏の顔を持つ。『東京魔人學園伝奇』シリーズのスピンオフ作品『妖都鎮魂歌』にも出てくる。好きな食べ物はカツ丼。カツ丼を作って渡すと、好感度をあげられる。

老商サラー

CV:くわはら利晃
物語冒頭で出てきた、遺跡案内人の老人。秘宝を求めてエジプトのヘラクレイオンの遺跡にやってきた九龍に、遺跡の中を案内する。トトの父親でもある。信心深い人物。

マッケンゼン

CV:高瀬右光
ロゼッタ協会と敵対する組織・《秘宝の夜明け》に所属する、宝探し屋。ドイツ人。凶暴な性格で、宝を入手するためなら手段を選ばない残忍な人物でもある。天香学園に眠るとされる秘宝を手に入れるため、学園を襲う。

マダム・バタフライ

CV:田中美奈子(『九龍妖魔學園紀』、『九龍妖魔學園紀 re:charge』)、浅川悠(『九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE』)
遺跡の中にいる謎の美女。普段は蝶の姿をしており、話しかけると女性の姿になる。敵のドロップアイテム、回復やバフ用のレア料理を、弾丸・オーパーツと交換してくれる。上品かつ気品にあふれる女性である。

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@okazoodd

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