霜月康イエ/トの康(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ
霜月康イエ(しもつき やすいえ)/トの康(とのやす)とは、集英社の発刊する『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物。かつてワノ国の白舞を治めていた大名の長。ハリネズミのような髪型から「ハリネズミの康」と呼ばれていた。厳格な性格で、光月スキヤキ亡き後の将軍候補として名が挙がるほどの人望と強さを持つ。ワノ国が黒炭オロチと百獣のカイドウに支配された後、トの康と名を変えて密かに生きていたが、錦えもん達の討ち入りの作戦を守るために自ら捕まり処刑された。
霜月康イエ/トの康の概要
霜月康イエ(しもつき やすいえ)/トの康(とのやす)とは、集英社の発刊する『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物。
かつてワノ国の白舞(はくまい)を治めていた大名の長。ハリネズミのような髪型から「ハリネズミの康」と呼ばれていた。厳格な性格で、光月スキヤキ亡き後の将軍候補として名が挙がるほど人望を集めていた。加えて霜月家は屈強な一族と名高く、康イエもそれ相応の強さを持っている。それでもスキヤキの息子である光月おでんこそが次期将軍にふさわしいと信じて期待しており、スキヤキから絶縁を言い渡されてから自分のところに度々足を運ぶおでんには、その期待の裏返しからか厳しくあたっていた。おでんが久里(くり)の大名に任命された後、自分の家に金を盗みにやってきたおでんの家臣達・後の赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)達に、おでんにふさわしい家臣になれとその金を譲るなどしており、康イエの器の大きさがうかがえる。ワノ国が黒炭オロチと百獣のカイドウに支配され、おでんが処刑された後迷わず挙兵。しかしカイドウに敗れた。一命を取り留めた康イエはえびす町に隠れ住み、トの康と名を変えて密かに生きてることになる。そして十数年後、赤ん坊だったトコを拾い育て始めた。
20年の時を経て、おでんの息子・モモの助が主人公モンキー・D・ルフィ達を味方につけてワノ国へと帰還する。その際トの康はロロノア・ゾロと偶然出会い、しばらく共に行動していた。しかしある時赤鞘九人男の錦えもん(きんえもん)の打倒オロチ・カイドウの計画を描いた判じ絵が露見し、討ち入りに参加しようとした同志達の多くが投獄されたことを知る。当時花の都を賑わせていた大泥棒「丑三つ小僧(うしみつこぞう)」と名を借りて盗みを働き投獄された。そして錦えもん達の計画を秘するために嘘を言い立て、オロチを挑発。オロチによって処刑された。
『ONE PIECE』の物語の中で生きて登場したキャラクターが康イエのように明確な死が描かれるのは珍しく、ルフィの義兄ポートガス・D・エースや四皇”白ひげ”エドワード・ニューゲートなど数人しかいない。
霜月康イエ/トの康のプロフィール・人物像
本名:霜月康イエ
異名:ハリネズミの康、ヤス、トの康
年齢:享年71歳
身長:155㎝
肩書:ワノ国白舞の大名→えびす町の人気者
悪魔の実:SMILE(ただし能力はないため実質非能力者)
出身地:鈴後(?)
誕生日:4月2日
血液型:F型
好物:白米
笑い方:不明→あははははは
CV:島田敏
ハリネズミのような髪型が特徴で、「ハリネズミの康」と呼ばれていた。つり上がった目や独特な形をした眉毛が厳格な性格と相まって、とても険しい顔つきを形成している。屈強な一族として名高い霜月家の長であり、武芸に秀でる。また主君に対する忠義も厚く、オロチとカイドウにおでんが処刑された後は、オロチ達からの軍門に下だれという脅迫に屈せず迷わず挙兵した。
カイドウ達に敗れ一命を取り留めた後は、えびす町でトの康と名を変えて庶民として生きる。そこで赤ん坊だったトコを拾って育てていた。オロチがえびす町にばら撒いた人工悪魔の実「SMILE」を口にしたため、その副作用で笑う以外の表現を表すことができなくなる。厳しい顔つきは見る影もなくなり、頭に手ぬぐいを巻いた陽気な男へと変わった。屈強だった身体つきはヒョロっとしたものになり、頭だけが大きいというアンバランスな体型に。貧しい生活からか歯も抜け、ボロボロな容姿に成り果てる。ただハリネズミのような髪型は健在だったが、頭に巻いた手ぬぐいで隠されていた。
霜月康イエ/トの康の来歴・活躍
過去
大名時代
康イエの霜月家は代々ワノ国の白舞と鈴後(りんご)を治める大名家である。康イエは白舞の大名として、家臣や民から敬愛されていた。将軍だったスキヤキの息子であるおでんが、その破天荒ぶりで光月家から絶縁された当時、スキヤキ亡き後の将軍として名が挙がるほどの人望も持っていた。しかし康イエはおでんこそが将軍にふさわしいと信じており、期待を寄せる。その期待の裏返しか、スキヤキに絶縁されてから自分の元を訪れるおでんにも厳しくあたり続けた。
おでんは絶縁から2年で、久里(くり)と呼ばれる無法地帯の平定に成功する。その功績を称えてスキヤキは絶縁を解消し、おでんを久里の大名に任命した。当時おでんの元に半ば無理やり押しかけて家臣になっていた、後に赤鞘九人男として名を轟かせる錦えもん達もこの頃はただのゴロツキ。おでんのためにと康イエの家に金を盗みに入る始末。そんな錦えもん達を見て、康イエはおでんにふさわしい家臣になれと語り、錦えもん達が盗もうとしていた金を譲った。錦えもん達はみるみる成長し、立派な侍になるのだった。
オロチとカイドウに敗れる
新世界編から20年前。ワノ国は光月家に恨みを持つ黒炭家の生き残りである黒炭オロチと、四皇と呼ばれる大海賊・百獣のカイドウによって完全に支配されてしまった。おでんはカイドウ達を討とうと赤鞘九人男達と戦ったが、敗北。おでんは処刑されてしまった。オロチ達は霜月家を始めとする各地の大名に自分の軍門に下だれと脅迫。しかし大名達は誰一人としてオロチに屈しなかった。康イエもまた兵を挙げてオロチとカイドウを討とうと立ち上がる。しかし戦いに敗れてしまった。一命を取り留めた康イエは、トの康と名前を変えてえびす町に隠れ住む。そしてトコという赤ん坊を拾って親子として暮らすようになった。
ワノ国編
ロロノア・ゾロと任侠二人旅
おでんが死んでから20年の時が流れた。おでんの子・光月モモの助が旅の中でモンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味など、心強い味方を得てワノ国に帰還した。ルフィ達よりも一足先にワノ国に入国していた剣士のロロノア・ゾロは、錦えもんから情報収集の任を与えられて一人ワノ国を放浪する。その中でゾロはトの康に出会った。トの康はゾロが食べた寿司代を立て替えて、半丁の賭場で日銭を稼ぎながらしばらく行動を共にする。そしてトの康はえびす町にゾロを招いて、町民一同でゾロを歓迎した。自分の持つわずかな食べ物などを他の町人に笑いながら分け与える姿は、えびす町の住民から「顔も体もふざけてるけどあの人は昔からみ~~んなに愛されてた。“仏”だよ」と言われるほど、まさに”仏”だった。
公開処刑
錦えもん達は、オロチとカイドウを討つための計画を落とし込んだ判じ絵を街中に潜む同志に届けようと、その判じ絵をばら撒いていた。しかしその判じ絵の意味がオロチ達にバレ、反乱の意志を持つ侍同志達が次々に投獄されてしまう。トの康は判じ絵を既に入手しており、錦えもん達が討ち入りを画策していることに気がついていた。このままでは錦えもん達の計画が破綻すると考えたトの康は、当時都を騒がせていた大泥棒「丑三つ小僧」を名乗り、盗みを働く。そして捕まってしまった。
やがて「丑三つ小僧」の正体が霜月康イエであることがオロチの耳に入る。オロチは自分に無礼を働いてしまったために死んだ花魁の小紫(こむらさき)の殉死者という名目で康イエを公開処刑することを決めた。康イエは羅刹町(らせつちょう)で磔にされ、その映像はワノ国全土に放映される。霜月康イエが生きていたことを知った元白舞の住人達は、涙を流しながら処刑場に集まった。オロチの支配下に入って20年経っても康イエの人望はなお厚かった。
康イエは民衆が見ている中、ワノ国全土に自分が死ぬ様が公開されている中、判じ絵は自分が作ったのだと主張。オロチが考えるような討ち入り計画はなく、オロチの臆病っぷりが露見しただけだと大笑いをする。その裏で既に康イエは判じ絵に新たな記号を足すことで、新たな意味を判じ絵に持たせ、投獄されている同志達に配っていた。自分の命をかけて錦えもん達の計画を守ったのだ。康イエは美しい花の都を磔台の上から愛おしそうに見下ろし、オロチを痛烈に批判。そして「器の小さき男には 一生食えぬ 『おでん』に候!!」とオロチを嘲り、おでんを称える歌を詠む。その場に駆けつけたオロチは康イエの言葉に怒り、康イエをその場で銃殺。康イエは絶命した。
康イエが処刑されるという話を聞いたトコが処刑場にかけつけ、血を流してもう動かない康イエに涙ながらに語りかける。しかし康イエは返事をしなかった。その場に現れたトコをも殺そうとオロチは銃を向けるが、それはその場にいた麦わらの一味によって阻まれる。康イエの遺体は麦わらの一味によってその場から持ち去られ、後に墓が建てられるのだった。
霜月康イエ/トの康の関連人物・キャラクター
トコ
CV:菊池こころ
オロチとカイドウに敗れた後、トの康として生きる康イエに拾われた少女。年齢は6歳。おでんの公開処刑から14年後に産まれた子であり、赤ん坊の時にえびす町で康イエに拾われた。その後都に売られて、花魁である小紫の禿(かむろ/遊女付きの幼い侍女のようなもの)として働いている。働いて稼いだお金は全てえびす町の康イエに仕送りしていた。
人工悪魔の実「SMILE」の失敗作を食べており、その副作用で笑う以外の感情を表に出せない。オロチ城で行われた宴に招待された小紫と共に城へと行くが、そこでオロチの不興を買ってしまう。それをかばった小紫は死に(本当は生きていた)、トコも都を追われることになった。小紫と逃げる道中ゾロに助けてもらい、そこに合流した麦わらの一味の音楽家ブルックから康イエが処刑されることを聞かされる。慌てて羅刹町に向かうが、康イエは目の前で撃たれて死んでしまった。その後麦わらの一味の手によって逃され、戦いの間は編み笠村にいる天狗山飛徹(てんぐやま ひてつ)という刀鍛冶に面倒をみてもらっていた。
ワノ国が平和になった後も小紫の正体だった光月日和(こうづき ひより)の側で一緒に暮らしている。
光月おでん
CV:石丸博也
ワノ国の将軍家・光月家の人間。オロチが将軍にならなければ次期将軍になっていたはずの男。産まれて間もない頃から数々の問題を起こした問題児であり、実父である当時将軍を務めていたスキヤキの頭を悩ませていた。18歳の頃に光月家から絶縁され、花の都を追い出される。よく康イエの家に足を運んでいたようで、康イエにいろいろと説教を食らっている姿が描かれていた。
康イエは自身が次期将軍候補に名が挙がっていても、おでんのほうが将軍にふさわしいと信じ期待を寄せていた。そのためおでんの家臣達にも金を与え、おでんを全体的に支援している。
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ONE PIECE(ワンピース)の悪魔の実の覚醒まとめ
海賊漫画『ONE PIECE』(ワンピース)には、悪魔の実(あくまのみ)という特殊な果実が登場する。食べれば海に嫌われカナヅチになってしまうが、その代わり人智を超えた能力を手に入れることが可能。主人公のモンキー・D・ルフィの他、作中にはたくさんの悪魔の実の能力者が登場する。悪魔の実は食べるだけで人間離れした力を与えてくれるが、”覚醒(かくせい)”段階に至るとさらなる力を得ることが可能。ただし、誰しもが発現できるわけではなく、作中の悪魔の実の覚醒者は漏れなく、世界に名を轟かせる強者である。
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