Horizon Forbidden West(ホライゾン フォビドゥン ウェスト)のネタバレ解説・考察まとめ

『Horizon Forbidden West』とは、ソニー傘下のゲリラゲームズの開発によるオープンワールド・アクションRPG。2022年2月18日にPlayStation 4、PlayStation 5専用ソフトとしてソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売された。
2017年に発売された第一作『Horizon Zero Dawn』の続編であり、主人公アーロイが地球崩壊を阻止する最後の手段「ガイア」の復活をかけて「禁じられし西部」へと足を踏み入れていく物語である。

ガイアの副次機能の一つ。有機物と水源の化学成分をコントロールする役割を持つ。ポセイドンが機能していなかったことで海藻が異常発生し、更に土壌に関連する「デメテル」の消失と相まって「赤い腐敗」を発生させていた。ガイア崩壊後は水源操作装置のあるラスベガスに逃げ込んだが、循環機能が停止していたためラスベガス地表を逆に砂漠へと変貌させていた。

デメテル

ガイアの副次機能の一つ。土壌を綺麗に保ち生物の成長を管理する役割を持つ。デメテルが機能していなかったことで、土壌の循環がなくなり「赤い腐敗」を生み出すきっかけとなっていた。ガイア崩壊後はFASの研究施設に逃げ込んでいる。前作から登場している「鉄の花」はデメテルがドレッドウィングの機能をオーバーライドしてばらまいたもので、その地点から美しい花々が咲き誇っている。デメテルとしての機能が失われても、どうにか地球に緑を残そうと考えた末の行動であった。

アルテミス

ガイアの副次機能の一つ。データとして保管されていた動物達を再び地球に放つ役割を持つ。現在は行方不明であるが、既に機能を完遂しているため回収は重要視されていない。

エレウシス

ガイアの副次機能の一つ。テラフォーミング後の人類の再生や教育などをする施設とその役割を担っている。遺伝子情報を元に人間を再生させる人工子宮ユニットや、育児を行うロボットの稼働を行っている。学校や保育園などの施設を併用していたが、「アポロ」が消失してしまったことにより人々の知性が引き継がれることはなく、ただの鉄の囲いとなってしまった。そこで生まれた人々は、ただ意味もなく囲われる不自由に暴徒と化し、自らの意思で施設を破壊して地上へと向かった。

アポロ

ガイアの副次機能の一つ。最重要と言われた「文明」や「知識情報」を集めた副次機能。アポロのデータは2066年のテッドファロの過ちによって消失し、生まれ行く人類は原始人レベルまで生活水準が逆行することとなる。実際はティルダへの手切れ金としてコピーが提供されており、ファーゼニス側で保管されていた。

旧時代の登場人物

エリザベト・ソベック

CV : 高垣彩陽
クローンであるアーロイの元となった科学者。ゼロ・ドーン計画の生みの親であり、ガイアの構築にすべてを注いだ人物。

テッド・ファロ

CV : 桐本拓哉
1000年前の地球を滅亡の一途を辿らせてしまったすべての元凶。
ゼロ・ドーン計画の中心人物でありながら、AIの暴走を引き起こした中心人物。初期段階であれば暴走を止められる可能性があるにも関わらず、すべてが明るみに出る事を恐れた彼はAIのバックドアを封じてしまう。更に、ゼロ・ドーン計画で後世に遺産を残すための副次機能「アポロ」に関連するメンバーを皆殺しにし、テッドファロという名前に泥が付かないように暗躍した。彼は「テーベ」というシェルターを秘密裏に建造し、ゼロ・ドーンメンバーを殺害した後はそこで不老不死の研究を進めていた。不老不死の実現一歩手前で、研究員の一人が細胞増殖のコントロールができていない事実を知りながらテッドファロに薬物を投与。半死半生の異形へと変貌してしまった。テッドファロを崇拝していたクエン国王シーオはその秘密を目の当たりにし、最後は発狂してすべてを焼き払ったシーオもろとも瓦礫の下敷きとなった。

トラビス・テイト

CV : 青山穣
ゼロ・ドーン計画でハデスの開発に携わっていた人物。サイバーセキュリティも兼務しており、ファーゼニス用にロジックボムをプログラミングしていた。

機械獣

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