【閲覧注意】真夜中には読めない!?死ぬほど怖い都市伝説まとめ

巷にあふれる都市伝説やミステリー、心霊話。その中には現代社会が抱える孤独感やいじめなどがもとになった話も多い。また実際に起こった殺人事件などが、時を経て都市伝説として人々の話題に上ることもままあるのだ。本記事ではネット上などで「死ぬほど怖い!」と話題になった都市伝説をまとめて紹介する。

友人の足首にはつかまれたような跡が残っていた

峠道

あるカップルが休日を利用して地方へドライブに出掛けていた

その帰り道のこと

彼の運転する車は暗く静まり返った夜の峠道を走っていた

二人は談笑しながら車を走らせたが峠の中腹あたりに来ると

何やら異変が起こり始めた

急に濃い霧が車を包み込み視界を閉ざした

「霧…?昼はあんなに晴れていたのに…」彼女が呟いた

プツンッ、ザー…ザー…

車の中で聴いていたCDの音楽が突然途切れてノイズ音に変わった

「…………」

やがて車の中は嫌な空気に押し潰されるようにどんよりとしていった

外の霧はますます深くなっていくようだった

ギィ…ギィ…ギイヤハハハ!

沈黙を破ったのはCDプレイヤーから流れる奇怪な笑い声だった

「あれ何だ……?」

彼は呟いた

「どうしたの?」

彼女が聞くと彼は指さしながら言った

「前!見てみろ」

霧が広がるぼんやりとした視界の中

何かが周りに浮かんでいた

視界が暗くよく見えないが丸いバレーボールのようなものだった

nnnobuo
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@nnnobuo

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