【閲覧注意】真夜中には読めない!?死ぬほど怖い都市伝説まとめ

巷にあふれる都市伝説やミステリー、心霊話。その中には現代社会が抱える孤独感やいじめなどがもとになった話も多い。また実際に起こった殺人事件などが、時を経て都市伝説として人々の話題に上ることもままあるのだ。本記事ではネット上などで「死ぬほど怖い!」と話題になった都市伝説をまとめて紹介する。

村瀬は終わりのない悪夢を見続けるのだった

旧校舎の子守唄

N県のとある田舎に中学校があった

その学校に通う北島はバスケット部に所属をしていた

北島は2年になってからレギュラーの選抜からはずれてしまった

もともと真面目な性格だった北島は部活が終わってからも

校舎裏にあるバスケットコートで一人で練習をしていた

夜8時ごろになり、そろそろ帰宅しようとした時であった

校舎の方から女性の歌声が聞こえてきた

声がするあたりを見ると、校舎の隅に一人の女生徒の姿があった

背中には赤ん坊を背負っているみたいだが、暗くてよく見えない

こんな時間にどうしたんだろうと思いながらも、その人影を見ていると

向こうもこちらに気がついたのか、ゆっくりと歩いてきた

だんだん人影が近づいてくるにつれて

歌の歌詞がはっきりと聞こえてきた

「……あいつは、あなたのお父さん……

私も、あいつのお嫁さん……みんなで死のう

……楽しく死のう…死んでいっしょに幸せになろう…」

いままで暗くて見えなかった女性と赤ん坊の顔が、月明かりで見えた瞬間

北島は悲鳴を上げた

その女性と赤ん坊の顔は焼きただれていた

次の朝、校庭をふらふらと当てもなく歩く北島が発見された

懐中電灯をつけたまま千鳥足でさまよい

「……あいつは、あなたのお父さん……

nnnobuo
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