マカロニえんぴつ(マカえん)の徹底解説まとめ
マカロニえんぴつとは、ボーカルのはっとりを中心にした4人組ロックバンドである。メンバーははっとり(Vo, G)、高野賢也(B, Cho)、田辺由明(G, Cho)、長谷川大喜(Key, Cho)。2012年に結成され、2020年にメジャーデビュー。代表曲「なんでもないよ、」は、Billboard JAPANチャートでストリーミング部門1位を獲得。2021年には、『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の主題歌も担当。「恋愛」や「青春」をテーマにした楽曲で、若者を中心に人気を集めている。
ベース担当。東京都出身で、誕生日は1993年7月18日。愛称は「けんけん」で、大御所感があることから「ごしょ」と呼ばれることもある。メンバー内唯一のAB型。はっとりによると、「少しヘンな人」で、何を考えているか分からない一面があるという。愛用のベースはFenderのPrecision Bass。
中学生から音楽を始める。L'Arc~en~Cielに強い影響を受けており、青春の1曲は「HONEY」であるという。また、影響を受けた曲として、BUMP OF CHICKENの「車輪の唄」などもあげている。自他共に認めるアニメ好きで、一期に何十本ものアニメをチェックしていることから、アニソンへの理解も深い。マカロニえんぴつでは、ドラムのサティ脱退後から、作曲にも参加するようになった。
長谷川大喜
出典: natalie.mu
キーボード担当。新潟県出身で、誕生日は1993年11月9日。愛称は「大ちゃん」。他メンバーは洗足音楽大学のロック&ポップスコースだったが、長谷川のみ電子オルガンコースを卒業。バンド結成当時はまだメンバーではなく、加入したのは1番最後だった。趣味は料理で、クックパッドにレシピをあげることもあるという。愛用のキーボードはNord Electro 5。
学生の頃からエレクトーンを弾いており、コンテストなどの出場経験もあるという。高校は進学校に通っており、両親からは普通の大学に入ることを勧められていた。本人も、音楽を仕事にすることへの不安はあったものの、「エレクトーンの先生になる」という夢を叶えるために、音大への進学を選択。バンドは大学に入るまで組んだことがなかったという。元々よく聞いていた音楽ジャンルはジャズで、バンドを聞き始めたのは周りの影響。マカロニえんぴつとしては、『news23』のエンディングテーマ「ワルツのレター」などを作曲している。
マカロニえんぴつのディスコグラフィー
シングル
『日常と君と僕の歌』
2013年6月27日発売
1. 日常と君と僕の歌
2. なんだったっけ
3. This Story
記念すべき1枚目となるシングル。会場限定で発売され、現在は廃盤となっている。収録曲のうち、「日常と君と僕の歌」、「なんだったっけ」は、初ライブのセットリストにも含まれていたという。
『東京エレキ』
2014年1月20日発売
1. 幸せやそれに似たもの
2. 明日は来ない
3. 東京エレキ
会場限定シングルで、現在は廃盤となっている。恋人の気持ちに気づけなかった日々を悔いる別れの歌、「幸せやそれに似たもの」は、後にミニアルバム『アルデンテ』にも収録される人気曲。
『零色』
2014年5月3日発売
1. 零色
2. イケメンとかみんな消えてくれ
3. せめて口だけは偉そうに
会場限定シングルで、現在は廃盤となっている。「零色」の読み方は「れいしょく」。人生を投げ出したくなったとき、やりきれない気持ちをそっと代弁してくれるような歌である。「イケメンとかみんな消えてくれ」は、「モテモテはチャラチャラで 中身ペラペラ」、「髪の毛はガチガチで オマエなんだサイヤ人か」とイケメンを辛辣な言葉で批判しており、ついつい共感したくなってしまう1曲。
『サンキュー・フォー・ザ・ミュージック』
2014年10月29日発売
1. 言い訳ばかりの男
2. STEP ON FEET
3. サンキュー・フォー・ザ・ミュージック
会場限定シングルで、現在は廃盤となっている。CD発売日には、レコ発企画「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック~カッコつけずに生きてゆこう~」が開催された。Mrs.GREEN APPLEなど5バンドを呼んだライブ企画であったという。
『メイビーネイビー/enough』
2016年8月23日発売
1. メイビーネイビー
2. enough
会場限定シングルで、現在は廃盤となっている。ミニアルバム『s.i.n』にも収録される「メイビーネイビー」には、歌詞に「エク・ド・ティン・チャール・~」という謎のカタカナの羅列がでてくる。これは、ヒンドゥー語の数字らしく、デモ音源に歌詞をつけるときに、しっくりくる日本語がなかったため、ヒンドゥー語を入れたという。インドの弦楽器シタールの音も取り入れられ、アジアンテイストな楽曲になっている。
『夏恋センセイション』
2017年8月2日発売
1. 夏恋センセイション
2. ゲームセット
3. 歩き続けて
初の全国流通シングル。「夏恋センセイション」は、ライブ映えもしそうなアップテンポで、キラキラとした夏にぴったりの1曲。「真夏 浴衣 君と花火 梅雨明け 冷房 セミの声」という、いかにも夏らしい言葉たちをリズミカルに歌い上げるサビが印象的。
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目次 - Contents
- マカロニえんぴつの概要
- マカロニえんぴつの活動経歴
- 大学入学直後にバンド結成
- インディーズ時代に人気のきっかけとなった「レモンパイ」
- ミニアルバム『愛を知らずに魔法は使えない』でメジャーデビュー
- 「マカロックツアーvol.13 ~あっという間の10周年☆変わらずあなたと鳴らし廻り!篇~」で初の武道館2days公演
- マカロニえんぴつのメンバー
- はっとり
- 田辺由明
- 高野賢也
- 長谷川大喜
- マカロニえんぴつのディスコグラフィー
- シングル
- 『日常と君と僕の歌』
- 『東京エレキ』
- 『零色』
- 『サンキュー・フォー・ザ・ミュージック』
- 『メイビーネイビー/enough』
- 『夏恋センセイション』
- 『レモンパイ』
- 『はしりがき』EP
- 『たましいの居場所』
- 配信限定シングル
- 『青春と一瞬』
- 『Supernova』
- 『遠心』
- 『恋人ごっこ』
- 『hope From THE FIRST TAKE』
- 『青春と一瞬(Strings ver.)From THE FIRST TAKE』
- 『溶けない』
- 『生きるをする』
- 『メレンゲ』
- 『八月の陽炎』
- 『トマソン』
- 『なんでもないよ、』
- 『星が泳ぐ』
- ミニアルバム
- 『アルデンテ』
- 『エイチビー』
- 『s.i.n』
- 『LiKE』
- 『season』
- 『愛を知らずに魔法は使えない』
- アルバム
- 『CHOSYOKU』
- 『hope』
- 『ハッピーエンドへの期待は』
- マカロニえんぴつの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『恋人ごっこ』
- 『なんでもないよ、』
- 『鳴らせ』
- 『サウンドオブサイレン』
- 『愛の手』
- 『洗濯機と君とラヂオ』
- 『夏恋センセイション』
- 『ミスター・ブルースカイ』
- 『レモンパイ』
- 『ブルーベリー・ナイツ』
- 『STAY with ME』
- 『青春と一瞬』
- 『トリコになれ』
- 『Supernova』
- 『ヤングアダルト』
- 『遠心』
- 『ボーイズ・ミーツ・ワールド』
- 『溶けない』
- 『生きるをする』
- 『mother』
- 『ノンシュガー』
- 『メレンゲ』
- 『裸の旅人』
- 『はしりがき』
- 『八月の陽炎』
- 『ハッピーエンドへの期待は』
- 『好きだった(はずだった)』
- 『キスをしよう』
- 『星が泳ぐ』
- 『たましいの居場所』
- マカロニえんぴつの名言・発言
- はっとり「バカにされても信じ続けろよ。好きなものだけは手放すな」
- はっとり「今まで通りグッドミュージックを届けるということをこれからもやりたい」
- マカロニえんぴつの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- はっとりの誕生日入力ミスによるTwitter凍結事件
- 田辺由明(G, Cho)と長谷川大喜(Key, Cho)のサウナ愛
- はっとり(Gt,Vo)のセンター分けヘアや芸名の理由はバンド「UNICORN」