マカロニえんぴつ(マカえん)とは【徹底解説まとめ】

マカロニえんぴつとは、ボーカルのはっとりを中心にした4人組ロックバンドである。メンバーははっとり(Vo, G)、高野賢也(B, Cho)、田辺由明(G, Cho)、長谷川大喜(Key, Cho)。2012年に結成され、2020年にメジャーデビュー。代表曲「なんでもないよ、」は、Billboard JAPANチャートでストリーミング部門1位を獲得。2021年には、『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の主題歌も担当。「恋愛」や「青春」をテーマにした楽曲で、若者を中心に人気を集めている。

2020年12月公開。MVは、アニメーションになっており、NHKアートディレクターの吉田まほが監督。約2分30秒という短い曲でありながら、個性的なアニメーションで、独特の世界観が表現されている。MVに描かれる妄想世界のストーリーと、バンドとしての新しいサウンドが掛け合った、中毒性の高い1曲。

『メレンゲ』

2021年2月公開。「JR SKISKI 2020-2021」のキャンペーンテーマソングである。MVでは、凍った氷の上でメンバーたちが演奏しており、盛り上がりに合わせて映し出される神秘的な光景が、曲の魅力を引き立てている。ロケ地は長野県の女神湖。氷が整っていること、晴天が続いていることなど、厳しい条件があったが、それらが全て上手く満たされた奇跡の撮影であったという。

『裸の旅人』

2021年3月公開。ColemanのWEB CM「灯そう」のテーマソング。「キャプテン!火を見つめてるとなんか落ち着きます」といったユニークな歌詞や、「はい笑って、笑って、抗って」といったセリフ調の歌詞などがあり、キャッチーなメロディーも相まって、マカえんの中では一癖ある曲となっている。

『はしりがき』

2021年4月公開。前半は逃げる男性をモノクロで、終盤は演奏の様子をカラフルに映したMVのストーリー性に注目。監督は、菅田将暉の「まちがいさがし」、星野源の「Pop Virus」など、数々の人気MVを担当した林響太朗が務める。以下、はっとりによる楽曲コメントである。

わからない。正しさも、間違いも、後悔の色も。

《だからこそ走るのだ 振り返らず》

混沌をそのまま林監督に映像にしてもらいました。この歌の出口が少しだけ分かった気がして嬉しくなりました。

出典: www.billboard-japan.com

『八月の陽炎』

2021年5月公開。マカロニえんぴつのMVの中で、初めてワンカットで撮影されたものである。撮影当日は天候が悪く、スケジュールが大幅にずれたというが、どんよりとした空はむしろ、どこかほの暗さや焦燥感を持つ楽曲の魅力を引き立てている。

『ハッピーエンドへの期待は』

2021年12月公開。映画『明け方の若者たち』主題歌。メジャーデビュー後1枚目のアルバム、『ハッピーエンドへの期待は』のタイトル曲である。恋愛の終わりをテーマにした切ない歌詞が、明るいながらもエモーショナルなメロディーに乗せて歌われている。ある恋人の幸せだった思い出と、切ない最後を繊細に描くMVだ。

『好きだった(はずだった)』

2022年1月公開。曲のタイトルであり、サビの部分で歌われる「好きだった はずだった」というフレーズが印象的な1曲。MVは、YOASOBI「夜に駆ける」のMVなどで知られるアニメーション作家、藍にいなが担当している。感情的な曲調と、美しいアニメーションが見る人の心を打つMVとなっている。

『キスをしよう』

2022年2月公開。アコースティックギターでの弾き語り曲となっている。CD収録以前から、ライブでは披露されており、ファン待望の音源化であったという。シンプルで真っ直ぐなメッセージが聞き手の心に刺さる1曲である。

jga_camek4
jga_camek4
@jga_camek4

目次 - Contents