「宇宙戦艦ヤマト2199」の第8話「星に願いを」を旧作と比較!相違点まとめ

『宇宙戦艦ヤマト2199』の第8話「星に願いを」について、旧作と比べてどんな相違点があるのかまとめてみました。デスラーの演説の有無や戦闘時の描写がいろいろと違っているみたいですね。

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太陽系から8.6光年の宙域。約8年前の地球の姿をVLB望遠鏡で観るヤマト乗員

その後ワープし太陽系から20.4光年のグリーゼ星系にワープアウト。

冥王星基地と艦隊を失いデスラーに「戦って死ね」と見放されたことに思い悩むシュルツ

その後支援物資の報に見捨てられては無いと考える。

[ヤマトの航行に支障が出る事案]
●旧作:オリオン座周辺に超磁力バリアが張り巡らされておりヤマトはそれに捕えられ減速。バリアへの接触に反応して近くのガミラス基地からミサイルが発射され前方より接近するも後進および転舵ができなかった。その際、徳川と島が罵声を浴びせあう場面がある。
●2199:磁力バリアではなく太陽風と同質のプラズマフィラメントと設定変更され、接触すると激しい衝撃が走り、電子機器にも異常が生じる(人工的に作られた強力なプラズマフィラメント)。また旧作と違いこのプラズマフィラメントと接触してもミサイルは発射されない。

旧作ではヤマトは前方からのミサイルになぜか後進の命令が出る。後方にもバリアがあるらしくヤマトは後進ができない。その後、バリアのあるはずの後方からガス生命体が迫る。ガス生命体は磁力バリアをすり抜けられるのだろうか?

[デスラー自ら立案したの対ヤマト作戦]
●旧作: 余興代わりに、オリオン座のアルファ星(ベテルギウス)の前に超磁力バリアとガス生命体を配備しアルファ星方向のバリアだけ開放しヤマトを殲滅するという作戦を立案。
●2199:デスラー立案の作戦内容は旧作とほぼ同じであるが、一部設定が変更されている。「オリオン座のアルファ星」は「グリーゼ581」に、「超磁力バリア」は「人工的に作られた強力なプラズマフィラメント」に、また旧作では今作戦時戦死しているシュルツが参加している。

デスラー自ら作戦を説明。旧作ではヒス副総統に「将軍」とデスラーが呼びかけるシーンがあるが、将官も兼務しているのかもしれない。2199では今作戦をすべて一度に語るのではなくガス状生命体がヤマトを襲い始めた時点でデスラーは高官たちに作戦の全容を説明する。

ギムレーに総統自ら立案された作戦であることを告げるセレステラ

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銀河方面軍令長官グレムト・ゲール

前線(バラン星?)から立体通信によってデスラー魚雷が配備されたことを報告するゲール。

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では諸君、テロン人の検討を祈って乾杯しようではないか!

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ドーテム・ゲルヒン食料生産管理局長

「罠に落としておいて検討を祈るかぁ。総統も相当冗談がお好きで。」
旧作は乾杯前で酔っていなかった下品な高官だが2199では顔が赤くすでに酔っていると思われる。

[ミサイル迎撃]
●旧作:オリオン座周辺のバリア捕えられたヤマトにミサイルの第二波攻撃に沖田の命令が無いにも関わらず古代が独断で迎撃。(体調が悪くそのせいで命令が遅れたと佐渡のセリフが後にある)
●2199:シュルツの座乗するガイデロール級航宙戦艦『シュバリエル』から発射されたガス生命体搭載のデスラー魚雷に変更されている。沖田の迎撃命令は遅れるが間一髪ギリギリのところで迎撃命令が出された。

旧作では艦長室にて古代の勝手な行動に沖田は平手打ちをする。その際に沖田は倒れる。沖田を診察する佐渡に戦闘班の服を着用した助手がいるなど設定上おかしなシーンが続く。

[後方からのガス生命体]
●旧作:人工的に生み出された黒いガス状の生命体で「ちょっとした思い付きで作った」とデスラーが発言。バリアによって転舵できないヤマト後方からガス生命体が迫る。十時の方向のみバリアが無いがその方向にはα星が待ち受ける。(真田はこのガスを金属腐食ガスと発言する)
●2199:ミルベリア星系で発見された原始的なガス状生命体を兵器開発局が改良して作り上げたという設定。

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ガス状生命体

[前方の赤色巨星コロナ溶解炉]
●旧作:オリオン座のアルファ星「別名ベテルギウス(Betelgeuse)」
●2199:赤色矮星グリーゼ581 (Gliese 581)

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赤色矮星グリーゼ581が立ちはだかる

恒星に向け最大戦速!

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恒星に突き進むヤマトの映像を観るガミラス高官たち

「テロン人は焼身自殺の道を選んだようだ」

[毒をもって毒を制するというセリフ]
●旧作:古代のセリフ「毒をもって毒を制する作戦だったんですねぇ、艦長」
●2199:真田の台詞に変更「なるほど艦長はこれを狙ってらしたんですね」に変更。

[ガスが恒星に焼かれシュルツに罵声を浴びせるゲール]
●旧作:無し。(シュルツは既に戦死。ゲールは今作戦に参加していない)
●2199:自分の責任になることに苛立ちシュルツに劣等人種と罵声を浴びせる。副官のガンツが通信を切る。シュルツは最後の突撃を決意する。

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ガンツ:「シュルツ大佐と共に!!」

[イレギュラーに発生した恒星の巨大な炎を波動砲で粉砕]
●旧作:復唱:波動砲でコロナを撃ちます。
●2199:復唱:フレアを波動砲で撃ちます。

旧作で波動砲で撃ったのはコロナではなくプロミネンスの間違いではないかと思われる。

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波動砲によってプロミネンスに開口部を形成

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プロミネンスを突破するヤマト

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耐熱限界点を突破し艦底が融解する戦艦シュバリエル

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ザルツ万歳!!

死を前にしてシュルツの頭に妻と娘の映像が…

9ygavacho34
9ygavacho34
@9ygavacho34

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