セトウツミ(漫画・映画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『セトウツミ』とは『別冊少年チャンピオン』にて2013年から2017年まで連載された此元和津也(このもと かづや)による漫画作品とそれを原作とした映画、ドラマ作品。大阪のとある河原で男子高校生内海(うつみ)と瀬戸(せと)が他愛もないおしゃべりをする姿を描くコメディー漫画。漫才のような二人の会話が人気だが、最後に大きなどんでん返しがあることでも有名。2016年に池松壮亮と菅田将暉のダブル主演で映画化され、翌2017年には高杉真宙と葉山奨之のダブル主演でドラマ化もされた。

映画版キャスト:中条あやみ/ドラマ版キャスト:清原果耶
内海や瀬戸たちと同級生の女子。お寺の娘であり妹は一会(いちえ)。
内海の家が檀家だったため内海の姉とも交流がある。内海のことが好きで振り向いてもらいたいが内海には全くその気がない。瀬戸からの好意には気づいているがそれに応える気はない。
瀬戸からは小悪魔的な要素と侘びさび感を併せ持つ美少女と評されているが、ハツ美からは異性にちやほやされたいくせに、同性受けも意識しているから中途半端と酷評されている。

ハツ美

ドラマ版キャスト:片山友希
瀬戸や内海の1学年下の女子生徒。中学から瀬戸のことが好きだが、瀬戸の前だと緊張してうまくしゃべれず、内海が通訳をしている。瀬戸以外には上級生でもタメ口で話し、内海のことは「うっつみん」とあだ名で呼んだり、樫村さんには辛らつなダメ出しをする。
ある時から内海の言動に不審を感じ、田中を使って内海のことを調べ始める。内海の姉との会話などから内海の家族を殺害する計画を予見し、瀬戸とともに計画を阻止することに成功する。

田中真二(たなかしんじ)

ドラマ版キャスト:森永悠希
瀬戸と内海と同学年の男子生徒。センター分けの髪型と左右対称の名前から公平そうという理由で、瀬戸と内海のバドミントンやババ抜きの審判としてしばしば呼び出される。
学校では目立たず友人もいないため、審判としての役割に誇りを持つようになり瀬戸と内海を友達と呼ぶようになる。
クラスのLINEグループに入れてもらえないことで疎外感を抱いていたところをハツ美に見つかり、内海のことを調べる探偵としての役割を与えられる。ハツ美経由でLINEグループに入れてもらえると思ったが、自分がガラケーしか持っていないことで結局入れなかった。

馬場(ばば)

ドラマ版キャスト:田中偉登
瀬戸と内海の同学年の男子生徒。野球部に所属している。一旦目を離すとどんな顔だったかわからなくなる顔の持ち主のため漫画では常にのっぺらぼうで描かれる。
いつも熱心に野球の特訓をしているが、膝のクッションを鍛えるために生卵をキャッチする練習やうさぎ跳びなど方向性が間違っている。1度だけ公式戦に代走として出場したが牽制球でアウトになり、チームは敗退した。
皆で話すときはバットを持ち片膝を立てるネクストバッターズスタイルで話に加わる。彼女がいる。

蒲生(がもう)

ドラマ版キャスト:高橋里恩
瀬戸と内海の同学年の男子生徒。二人からは「ガっちゃん」と呼ばれている。岡山県出身で親戚の家に下宿して学校へ通っている。物事の判断基準は「強いか弱いか」で、入学早々鳴山ら不良グループに喧嘩を売りボコボコにされる。その時はいていた下駄を鳴山に投げ捨てられたが、それを探して拾ってきた瀬戸に恩義を感じ、友達になった。

時田(ときた)

ドラマ版キャスト:吉村界人
瀬戸や内海の1学年下の高校生男子。ハツ美の同級生で中学も一緒。中学時代の瀬戸のサッカー部の後輩で、瀬戸にあこがれ同じ高校に入学するが瀬戸がサッカー部を辞めていたためヤンキーになった。手足が異常に細く、中学時代に瀬戸から「カイワレしか食べてないやろ」と言われていた。無口。

バルーンさん

映画版キャスト:宇野祥平/ドラマ版キャスト:吉田カルロス
8年前にベラルーシから来た男性。29歳。自転車屋を営む瀬戸の祖父が空気を入れるだけで人を笑顔にしているのを見て、バルーンアートを志す。常に瀬戸の肩を持ち内海とは犬猿の仲。

鳴山(なるやま)

映画版キャスト:成田瑛基
瀬戸や内海たちの1学年上の生徒。問答無用の暴力で校内を支配している。入学当初から瀬戸に目をつけ何かにつけ難癖をつけていたが、瀬戸がサッカー部の先輩に逆らったときに一緒になりサッカー部を辞めさせる。
両親は離婚しており、母親と暮らしている。猫のニダイメをかわいがっており、よくエサをやっている。

ニダイメ

3jfurina99
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@3jfurina99

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