セトウツミ(漫画・映画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『セトウツミ』とは『別冊少年チャンピオン』にて2013年から2017年まで連載された此元和津也(このもと かづや)による漫画作品とそれを原作とした映画、ドラマ作品。大阪のとある河原で男子高校生内海(うつみ)と瀬戸(せと)が他愛もないおしゃべりをする姿を描くコメディー漫画。漫才のような二人の会話が人気だが、最後に大きなどんでん返しがあることでも有名。2016年に池松壮亮と菅田将暉のダブル主演で映画化され、翌2017年には高杉真宙と葉山奨之のダブル主演でドラマ化もされた。

ドラマ版キャスト:江口のりこ(声のみ)
河原にしばしば現れる三毛猫。瀬戸の家の飼い猫が死んでから現れるようになったため「ニダイメ」と名付けられた。おとなしく人懐っこい性格で瀬戸に抱き上げられても何の反応もしないが、内海がお腹を触ろうとしたときだけ「あ”あ”あ”あ”」と威嚇した。瀬戸たちだけではなく鳴山にもエサをもらっている。

車いすの少女

ドラマ版キャスト:山田杏奈
河原の近くの市立病院に入院している少女。高校1年生だが病気のせいで学校には行けていない。闘病に疲れ何事も面白いと感じなくなってしまっている。
内海と瀬戸の会話を聞いて、内海の狙い通り瀬戸のキレッキレの返しに笑顔を見せる。

瀬戸の母

ドラマ版キャスト:原扶貴子
脅迫文ぽいメールを瀬戸に送ったり、留守番電話で3分間無言で最後に「またかけます」とメッセージを残すなど携帯電話の使い方がユニーク。飼い猫のミーニャンが原因で瀬戸の父と離婚の話し合い中である。買い物帰りなどでしばしば瀬戸と内海がいる河原を通る。

瀬戸の祖父

ドラマ版キャスト:古川がん
瀬戸の家の家業であるセトサイクルの創業者。痴呆が進んでおりしばしば徘徊する。瀬戸曰く「あの頃のおばあちゃんを探してるんやろな」。
実はバルーンさんがバルーンアートを志すきっかけを作ったバルーンさんにとっての師匠である。

瀬戸の父

ドラマ版キャスト:いまおかしんじ
セトサイクルの2代目。家で競馬を見ながら酒を飲んで「俺はあかん、もうあかんねや」が口癖。

河原林五郎(かわらばやしごろう)

内海の父に依頼され、瀬戸と内海を引き離そうと瀬戸に自分たちの詐欺グループに取り込もうと話しかける。しかし一緒にいる内海に毎回邪魔をされ、毎回豪快に笑いながら立ち去る。
最終話では内海のことを「病気」と話す父親に「あんたの方が病気ですわ」と言い、内海にもう少しわかりやすい愛情を与えることをアドバイスする。

ハラダ親子

ドラマ版キャスト:広岡由里子(ハラダジュエリー<母>)/ 若葉竜也(ハラダジェード<息子>)
瀬戸や内海がよく聞いているフォークバンド。母のハラダジュエリー(本名:原田樹里)と息子のハラダジェード(本名:原田翡翠)の2人で活動している。
ハラダジェードは大阪ツアーの合間に内海たちがいる河原に来たことがある。

内海優(うつみゆう)

ドラマ版キャスト:谷村美月
内海の姉。両親から虐待されていた内海に食事を用意したり、眼鏡を一緒に買いに行ったりしてきた。自分の誕生日である2月19日に内海を除く親子3人で自宅にいる時に内海が家族殺害計画を企てるが、瀬戸の「お姉さんが思っているより人って自由ですよ」という言葉により、瀬戸たちと一緒に誕生日を過ごすことにし、内海の計画を未遂に終わらせる。

内海の父親

3jfurina99
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@3jfurina99

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