不思議発見!日本にちらばるミステリー都市伝説

日本中にちらばる都市伝説やミステリーを集めました。

長野県の北部から富山県に連なる飛騨山脈の中で、最も登頂が困難とされているのが、標高3000メートルの剱岳だ。その山域は特別保護地区に指定されており、日本百名山の一つに数えられている。飛行機で上空から眺めてもその迫力に圧倒される、まさに神の領域である。

日本中をその強健で踏破した、かの弘法大師でさえ草鞋3000足を使い潰してもとうとう制覇することが出来なかった、まさに日本登山史上最大の難所である。

1907年7月13日、陸軍測量部隊が、剱岳の登頂に初めて成功した。 伊能忠敬ですら成し得なかった、日本人の未踏の地を、彼らは初めて測量することに成功したのである。 これこそまさに、日本人が成しえた初めての剱岳登頂の瞬間であった。しかし、測量部隊は登頂の喜びもそこそこに、信じられないものを目にしてしまう。

なんと、頂上3000メートルの位置に、旧世代のものと思われる銅剣があったのである。 鑑定によると、この銅剣は奈良時代のものであると推定された。遥か以前に、日本人は剱岳を踏破していたことが明らかになったのだ。

しかし、驚くべき事はこれだけではなかった。 判明しているだけでも、複数回、山頂付近に誰かが足を踏み入れた跡が見つかっているのである。

かつて、奈良時代より前から、弘法大師以上の強健を持つ者が大勢いたのかも知れない。

剣山に隠されたソロモンの秘宝

ソロモン王は、言わずと知れた古代イスラエルの最盛期を築いた第三王。父はダビデであり、キリスト教、イスラム教にも登場する偉大なる伝説の王である。

彼はれっきとした実在の人物で、大いなる知恵と知識の深さが知られる、紀元前1035年頃から紀元前925年頃を生きた偉大なる人物である。

なんと彼の埋蔵した秘宝が、徳島県の剣山にあるというのだという。 この説は、聖書研究家の碩学高根正教授が渡日説を唱えたことに端を発する。ヨハネ黙示録の中に出てくる御座が剣山で、四国が黙示録の説明に合致したのだそうだ。

かのモーゼが神と契約した「十戒」の石版と、ヘブライの秘宝を納めた箱が「契約の箱」と呼ばれ、これが「ソロモン王の秘宝」と呼ばれる。箱の上部には鳥の彫刻が置かれ、神官たちが担いで神殿へと運んだものなのだといわれている。

この秘宝は、ヘブライ王国がアッシリアに攻め滅ぼされたときにも発見されなかったらしい。伝説では「イスラエルの失われた十支族」が極秘に東方へと運んだという噂だけが残った。

秘宝はのちに、「失われたアーク(聖櫃)」と呼ばれることになる。

東へ東へと流浪した失われた十支族のうちの一部は、九州や四国から日本列島に上陸、その四国へとたどり着いた支族が、剣山の頂上に秘宝を埋めたとされるのである。

そして、7月17日に京都は八坂神社の祇園祭と同じ日、徳島県剣山では山伏姿の修行者たちが神輿を山頂まで担ぎ上げる祭があるが、この神輿は屋根の上に鳳凰の飾りを配したものであるという。

この祭と、神官たちがアークを担いで山頂に埋めたということに共通点を見出した者たちが剣山の発掘を行っているという。剣山の祭りはアークを埋めた故事にならったものである、ということらしい。

キリストの墓

青森県の十和田湖の東にある新郷村戸来(へらい)。その新郷村にキリストが訪れ、住み、亡くなったとされ、「キリストの墓」がある事で知られている。

キリストが最初に日本に渡航したのは11代天皇・垂仁の時代であった。日本で数年修行し、ユダヤに帰ったイエスだが、ローマの迫害を受け、ゴルゴダの丘で磔刑に処された。

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