ショートプログラム
ショパン「バラード第1番ト短調」
振付:ジェフリー・バトル
シーズン中にプロ変更!!
これは羽生選手には今までなかったパターンです。四大陸選手権から、2017-18の平昌五輪イヤーで金メダル2連覇した時のプロに戻しました。
なんでも自分らしく滑れるプロに戻したんだとか…。
GPF、全日本と2位が続いてしまった羽生選手の何が何でも勝ちたいんだというガムシャラさが伝わってくる気がします。
衣装はマイナーチェンジ、色が緑がかった水色になりました。
フリープログラム
映画「陰陽師」より
「SEIMEI」
振付:シェイ=リーン・ボーン
ショートに続き、フリーも2017-18平昌五輪シーズンのプロに変更。ガツガツ感いいですね。
フリーの時間が昨年から4分に短縮されているので、その分プログラムが少し変更されています。助走削ったのかなという凄い入りのジャンプも。
冒頭には4lzも入って超高難度になっております。
衣装はインナーが紫から蛍光グリーンに。ユーロみを感じます。どうして蛍光色に…。
ショートプログラム
「Otonal」
振付:ジェフリー・バトル
昨シーズンから同じ楽曲を引き続き使用。
ケガにより滑る機会が少なかったので、もっとしっかりと消化させたいという思いからでした。
体調もモチベーションも戻ってきたのか、ブラッシュアップされたプロになっています。
フリープログラム
「origin」(Art On Ice)
振付:シェイ=リーン・ボーン
フリーもショートと同じように、昨シーズンから継続のプログラムです。
冒頭では4lo、そして演技後半で4T-1eu-3Fというコンボを世界で初めて成功させました。
昨シーズン世界選手権でネイサン・チェン選手に
敗れた事で「勝ちたい」という気持ちがかなりUPしたようで、4T-3Aのシークエンスなどは無くなり、点数と難易度がよりアップした構成になっています。
プルシェンコ氏にだいぶ捧げています。
ショートプログラム
「Otonal」
振付:ジェフリー・バトル
羽生選手の敬愛するジョニー・ウィアー氏が現役時代に滑った名プログラム「秋に寄せて」の曲を使用。
主要タイトルは殆ど(四大陸の金以外…)獲った羽生選手。
今季は「そろそろ自分の為に滑っていいかな」とSPFS共に、自分の憧れのスケーター使用曲を選びました。
シーズン初戦はジャンプも全て前半という構成でしたがその試合結果に納得できなかったらしく後半に4回転持ってきました。流石です。
衣装はネットで「アナ雪」のエルサみたいなんて声も。
フリープログラム
「origin」(Art On Ice)
振付:シェイ=リーン・ボーン
羽生選手が尊敬するエフゲニー・プルシェンコ氏の名プログラム「ニジンスキーに捧ぐ」の使用曲を使用。「origin」というのは羽生選手が自身でつけたタイトル。
今季からルールが大幅変更となり演技時間が4分になりまして、その中でもクワド4本3A2本入る構成。しかも4T3Aなんて変態シークエンスも!
衣装は背中側から見るとオペラ座の怪人衣装の色違いぽい作りです。黒に金が入っているのはやはりこだわりでしょうか。
羽生選手の黒衣裳は珍しいと話題にもなっています。5年前のパリの散歩道の黒シャツ以来ですね。
ショートプログラム
ショパン「バラード第1番ト短調」
振付:ジェフリー・バトル
なんと、2014-15、2015-16と2シーズンに渡って使用した曲を再び!
これはかなり珍しい事なんだそうです。
構成は前々シーズンから比べて鬼のように難しくなっているとはいえ、賛否両論ある所。
衣装はまたマイナーチェンジ!
2シーズン目で追加された脇の金襦袢が無くなり、首元のハイネック部分が金色になりました。
金メダルの金、なんでしょうか、気合が見られます!
フリープログラム
映画「陰陽師」より
「SEIMEI」
振付:シェイ=リーン・ボーン
こちらも2015-16シーズンで使用した曲を再び使う事になりました。
世界最高得点を連発したプログラム。
もう前々シーズンの時点で、オリンピックシーズンにもこの曲を使おうと決めていたそうです。
4回転は、なんと最高難度のルッツにトゥループ、サルコウ、ループと4種入れる、正に鬼構成!!
トリプルアクセルを保険にするとか恐ろしい難易度となっております。
衣装もマイナーチェンジ。
金メダル連覇に向けて、頑張ってほしいです!
ショートプログラム
プリンス「Let's Go Crazy」
振付:ジェフリー・バトル
冒頭のジャンプはなんと4回転ループ!
シーズン始めのオータムクラシックで披露した際
世界初の成功だと認定されました。
プログラム後半には4回転サルコウも。
五輪のプレシーズンなのでチャレンジでクレイジーに行こう!
と、振付師のジェフが選んだ楽曲です。
膝をつき、後ろに反りかえる
「ズサーー」という振付も入っていて
ノリノリのドヤプロです。
衣装は男子には珍しい白パンツ。
コーチのオーサー氏も試合で着替えた時初めて見て
「あ、衣装そうなったんだ」状態だったとか。
こちらの「CREAM」のPV衣装が
元ネタなのではないかと言われています。
白いと演技が見にくい
…との事で、GPシリーズNHK杯では
この紫色の衣装にチェンジ!!
パンツはただの紫ではなくて
角度によって色が変化する玉虫色。
ネットなどでは「ルマンド」と表現され
本人も知るところのようです。
まだ変わるかもしれません
と本人がコメントしてましたので
また変わるかもしれません。
フリープログラム
「Hope & Legacy」
久石譲「View of Silence」
「旅立ちの時~Asian Dream Song」
振付:シェイ=リーン・ボーン
4回転ループ、4回転サルコウ2本
4回転トゥループと4回転が4本!!
超超高難度のプログラムになっています。
SPと違ってこちらは自分で曲を選んだんだとか。
自然などがテーマで自身も演じやすいとの事。
衣装は、2011-12シーズンのSP「悲愴」と
大変似ているデザインなので
「悲愴の色違い」と表現されることも。
ショートが変化球の衣装だったので
ヒラヒラキラキラに安心したファンも多かったようです。
ショートプログラム
ショパン「バラード第1番ト短調」
振付:ジェフリー・バトル
昨年から引き続きのSPです。
ケガや病気などが重なりお預けとなっていた
演技後半の4回転ジャンプをやってやる!
完成形を作っていきたい!
…という事らしいです。
衣装は昨シーズンから少しマイナーチェンジ。
袖口と脇腹付近に金?襦袢?が入りました。
シーズン中にちょっとずつ手が加えられる衣装、
どんな風に変わっていくのでしょうか?
フリープログラム
映画「陰陽師」より
「SEIMEI」
振付:シェイ=リーン・ボーン
「和を表現できるのは僕しかいない」
との言葉通り「和」のプログラムです。
4回転ジャンプが3回、その内ひとつは
演技後半に組み込まれる最高難度のプログラムです。
外国人振付家が振り付けた和のプログラムですが
羽生選手本人が陰陽師のDVDなどを色々見せて
一緒に作っていったそう。
映画「陰陽師」主演の野村萬斎氏と対談をし
所作のお話を参考にしたりと変化が楽しみでもあります。