若狭留美(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
若狭留美(わかさ るみ)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で小学校教諭。コナン達少年探偵団の通う帝丹小学校1年B組の副担任。自己紹介の時に教卓に頭をぶつける、荷物を引っ掛け、教室の時間割を破いてしまうなどかなりのドジ。右目が見えていないのではとコナンと灰原は推測している。若狭が殺気立つシーンではメガネの右レンズが光る描写がされているが、右目が実際どうなっているのかは不明。黒の組織のNo.2であるRUM候補の1人。
若狭留美の概要
若狭留美(わかさ るみ)とは本作の主人公である江戸川コナン(えどがわ こなん)達少年探偵団が所属する帝丹(ていたん)小学校1年B組の副担任。
普段はドジな女性教師であるが非常に頭が切れ、驚愕の戦闘能力を持っている。
また、悪人を前にした時の表情は相手が翻ってしまうほど恐ろしい。
右目が見えておらず、事件にわざと探偵団を巻き込んでいるような素振りを見せることからコナンからは警戒されている。
黒田兵衛(くろだ ひょうえ)・脇田兼則(わきた かねのり)とともにコナンを幼児化させた組織である黒の組織のNo.2であるRUM(らむ)候補。
17年前に謎の死を遂げた天才棋士である羽田浩二(はねだ こうじ)と何らかの関係があるとされているが、どのような関係があるのかは不明。
若狭留美のプロフィール・人物像
氏名:若狭留美(わかさ るみ)
年齢:37歳
好きなもの:ウイスキー
特技:絵を描くこと
CV:平野文
若狭留美(わかさ るみ)とは帝丹小学校に赴任して来た小学校教諭でコナン達少年探偵団のクラスである1年B組の副担任。
1年B組担任の小林(こばやし)先生よりも10歳もおばさんだという事を自ら明かしている。
また、自己紹介時に頭を下げた際教卓に頭をぶつける・自分の荷物で教室の時間割を破いてしまうなどドジな面が多々見受けられる。
子どもたちといる際は先生らしい優しい表情をしているが、事件に遭遇した際の悪人にする表情は恐ろしすぎて相手が翻ってしまうほど。
また、1人で男性3人を倒すほどの戦闘能力を持ち合わせている。
本人から明かされたわけではないが、おそらく右目が見えておらず、ドジに見えていたのも右目が見えていないせいではないかとコナンは疑っている。
若狭留美の来歴・活躍
初登場
若狭の初登場はコミックス91巻File7、テレビアニメ889話の「新任教師骸骨事件」。
ある日、コナン達少年探偵団の通う帝丹小学校1年B組に副担任としてやってきた若狭。
若狭はその日の昼休み、少年探偵団に石灰の場所を探すために古い体育倉庫に一緒に来てほしいと頼み、倉庫に向かった。
倉庫で石灰を探している最中、コナンは気がかりな点があり地下への扉を開けると推定10年ほど経った骸骨を発見する。
その骸骨の右手には暗号が書かれた紙が挟まっていた。
その後警察が事件性はないと引き上げたため少年探偵団も教室に戻り、骸骨が持っていた暗号の解読を始める。
コナンはすぐにその暗号が解けると読んでいたが、その読みがはずれてしまい解読に苦戦する。
しかし、若狭が持っていた荷物で教室の時間割を破いてしまったことから暗号解読のヒントを得た。
その日の放課後、再び若狭は倉庫に用があり、怖いからという理由で少年探偵団に付き添ってもらい倉庫へと向かう。
昼休みに倉庫に来た時よりも倉庫内が荒らされていることに気付いたコナン達。
倉庫内を調べても誰もいなかったが、倉庫の入り口には怪しい人影があった。
その後コナンは若狭と子どもたちの会話から暗号の解読に成功する。
コナン達は犯人が倉庫付近にいることを目論み、倉庫付近に暗号を捨て何も知らない顔をしてその場を去った。
そしてその日の0時頃再び犯人がやってくると睨んだコナン達少年探偵団と若狭、刑事の白鳥(しらとり)は倉庫裏で犯人を待ち伏せる。
実際に犯人3人組が倉庫にやってきたところを取り押さえようとした白鳥刑事だったが、犯人の1人に頭を殴られ、地下室に転げ落ちてしまう。
その後少年探偵団も地下室へ入るように犯人グループに指示され、少年探偵団はそれに従った。
最後に若狭も地下室へ入るよう言われるが若狭は階段で足を滑らせ、犯人の1人を巻き添えにして転ぶことで気絶させた。
そのはずみで地下室につながる扉は閉まってしまい、若狭は犯人グループの2人に囲まれてしまう。
しかし、若狭は倉庫にあったトンボを持って「覚悟はできているか?此の世を離れる覚悟だよ…」と殺気立った様子で言い放ち、1人で犯人グループを倒す。
コナン達が地下室の扉を開けると若狭はひたすらトンボを振りまわしたままであり、犯人をやっつけたことに対しても「ラッキー」と笑顔で答えるだけであった。
コナン達をわざと事件に遭遇させているという疑惑
翌日の小学校の劇で使用する屏風に、滑って水をかけ台無しにしてしまった若狭。
若狭はその屏風を書き直すという理由で少年探偵団を自宅に招き、無事屏風は完成。
その後若狭が少年探偵団に料理を振舞っている最中に隣の部屋から大音量の音楽が聞こえてきたため、隣の部屋に向かうと女性が殺されているのを発見した少年探偵団と若狭。
若狭はその日の朝、殺された女性と若狭の隣人である男性が言い争っているのを目撃しており、その際に男性が女性に「これが最後の晩餐になる」と言っているのを聞いていた。
そしてその証言をする際、容疑者である隣人の男性にだけ恐ろしい表情を見せる若狭。
1度部屋で待機するよう警察に指示された少年探偵団と若狭。
コナンは若狭の部屋でその日の朝のコンビニのレシートを見つける。
そのレシートにはご馳走になった料理の材料や5人分の食器の購入履歴が記されており、偶然若狭の家に来たのではなく、若狭によって来るように仕向けられたのではと勘繰るコナン。
その後、少年探偵団の会話から事件の真相がわかったコナン達は再び容疑者の部屋を訪れる。
少年探偵団の活躍で事件は解決するも、コナン達に襲い掛かってきた犯人。
若狭も悲鳴を上げながら怖がるものの、走ってきた犯人に足を引っかけ転ばせ、そのはずみで自分も転んだと見せかけて肘打ちを喰らわせ、犯人を気絶させた。
またしても若狭の活躍で事件を解決したのである。
若狭の正体を巡る疑惑
黒の組織のNo.2 RUM候補
RUMとは組織のNo.2であり、そのRUMについての情報は十人十色で、「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」など、様々な情報が錯綜している。
若狭がRUM候補に挙がった最大の理由はRUMは片目が義眼であるということからである。
若狭は恐ろしい表情になるときは決まってメガネの右目のレンズが光り、実際の右目がどのようになっているのかは定かではない。
また、若狭が副担任をしているクラスの生徒である歩美(あゆみ)に右側から声をかけられた際、近くにいるにもかかわらず歩美の姿を発見できず、周囲を見渡してようやく左目で発見するという描写がある。
これらのことから若狭はおそらく右目が見えておらず義眼なのではないかと推測されており、RUM候補の1人として名が挙がっている。
他にも、コナンの実の正体である新一について「工藤新一(くどう しんいち) 死亡」と書かれた組織のデータとみられるものを見ていたり、阿笠博士(あがさ ひろし)宅に住んでる灰原(はいばら)に新一のことを聞くなど何かと新一のことを探っていることからも組織の人間なのではないかと推測されている。
ちなみに阿笠はコナンの正体である新一宅の隣に住んでいる発明家であり、灰原はコナン同様幼児化し帝丹小学校に通っている人物で、2人ともコナンの正体が工藤新一であることを知っている。
浅香疑惑
浅香(あさか)とは17年前におきた羽田浩二殺害事件の最重要容疑者であり、さらに羽田と同時に殺害されたアマンダ・ヒューズのボディーガードを務めていた人物。
羽田浩二はコナンや灰原も飲んだAPTX(アポトキシン)4869の被害者リストの中に名前があり、組織に関わって死亡したことがわかっている。
APTX4869は黒の組織が開発している薬で、マウスを使った実験ではそのほとんどが死に至るという作用を持つ毒薬。
アマンダ・ヒューズはアメリカの資産家で、FBIやCIAに顔が利く人物であり組織にとっては邪魔な人物であったため殺害されたとされている。
浅香は2人が亡くなって以来行方が分からなくなっているため、最重要容疑者とされているのである。
若狭がその浅香ではないかと推測される理由は若狭が常に将棋の駒を持っているということが挙げられる。
将棋の駒を肌身離さず持っていることから、羽田浩二殺害事件に関わっている可能性が極めて高い。
そして若狭の戦闘能力の高さも、若狭が浅香なのではないかと推測される理由の1つである。
浅香は女性ということが判明している。
若狭の時折見せる恐ろしい表情と、女性1人で男性3人を倒すほどの戦闘能力を持っているのは過去にボディーガードしていたのではないかということが推測されるのである。
将棋の駒を巡る謎
若狭は将棋の「角行」の駒を常に肌身離さず持っている。
この駒は17年前に亡くなった羽田浩二がお守りとして持っていた駒であり、羽田の所持品で唯一紛失したもの。
それを若狭が持っているということは、若狭と羽田の間に何かしらの関係がある可能性が高い。
また、若狭はある時、「御守り」という言葉に反応し、そこから羽田のことを回想するも、その後右目をおさえながら座り込んでしまうことがあった。
これらのことから若狭と羽田の間に何かしらの関係があるということは間違いない。
しかし、2人の間にどのような関係があるのか・なぜ若狭が羽田のものと見られる将棋の駒を持っているのかは明らかにされていない。
若狭留美の関連人物・キャラクター
江戸川コナン(えどがわ こなん)
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宮野エレーナ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
宮野エレーナとは、『週刊少年サンデー』の漫画『名探偵コナン』、及びそれを原作としたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。主人公の工藤新一を幼児化させた薬「APTX 4869」の開発担当者で、灰原哀/宮野志穂の母親だ。世間からは、ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)と呼ばれている。 物語開始時点では故人だが、物語の鍵を握る重要人物として、さまざまな登場人物の回想に登場する。事故に巻き込まれて死亡したが、遺体が不明だったとされており、読者の間では、もしかしたら生きているのではと考察されている。
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目次 - Contents
- 若狭留美の概要
- 若狭留美のプロフィール・人物像
- 若狭留美の来歴・活躍
- 初登場
- コナン達をわざと事件に遭遇させているという疑惑
- 若狭の正体を巡る疑惑
- 黒の組織のNo.2 RUM候補
- 浅香疑惑
- 将棋の駒を巡る謎
- 若狭留美の関連人物・キャラクター
- 江戸川コナン(えどがわ こなん)
- 灰原哀(はいばら あい)
- 黒田兵衛(くろだ ひょうえ)
- 脇田兼則(わきた かねのり)
- 羽田浩二(はねだ こうじ)
- 若狭留美の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「覚悟はできているか?此の世を離れる…覚悟だよ…」
- 近くにいる歩美を探すシーン
- 「刺せよ…ホラ刺してみろよ…なんなら私が…手伝ってやろうか?」
- 若狭留美の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- お酒好きな一面
- 名前のアナグラム
- 若狭留美の声優である平野文は『うる星やつら』のラム役