秋元真夏(乃木坂46)の名言・迷言・発言まとめ

秋元真夏は日本のアイドルグループ「乃木坂46」のメンバーで2代目キャプテン。第1期生としてオーディションに合格するが、学業優先のため結成当初は芸能活動の休業を余儀なくされた。4枚目のシングル『制服のマネキン』より復帰。以降、乃木坂46の中心メンバーの1人として活躍している。本記事ではそんな秋元真夏のテレビや雑誌のインタビューでの発言を集めている。

キャプテンについて

「ちょっとぐらい乃木坂を引っ張れる存在になれたらなって思ってる」

今年の目標として、こんな私なんですけどちょっとぐらい乃木坂を引っ張れる存在になれたらなって思ってるので。いろんなところで頑張ってるメンバーがいるなかでも、みんなが帰ってきたときに乃木坂がちゃんとどしっと構えていられるように、そこにいられる人になりたいなって思います。
(2016年2月1日『乃木坂工事中』)

『乃木坂工事中』第41回放送「14thシングル選抜メンバー大発表」の中で飛び出してきた発言。
このシングルでも秋元は見事に福神入りを果たす。上の発言はその時の感想なのだけれど、自分のことだけでなく、乃木坂46グループ全体を俯瞰して考えていることが伺える。秋元が桜井玲香から引き継いで2代目キャプテンに就任するのは、この放送があった約3年後の2019年9月2日。上の発言は、将来2代目キャプテンに就任するであろう片鱗をうかがわせる。

「『何かあったら真夏さんに聞こう』と思ってもらえるように」

「何かあったら真夏さんに聞こう」と思ってもらえるように、乃木坂のことを全部知っていて、ずっと好きでいて、それをちゃんと受け継がせられる人になりたいです。
(2019年5月29日『モデルプレス』)

桜井玲香がブログで卒業を発表したのが2019年7月8日。秋元が2代目キャプテンに就任したのは同年9月2日。このインタビューは同年5月29日に掲載されているので、まだ秋元がキャプテンに就任する前に語った「後輩からこういう人に思われたい」という理想像になる。このインタビュー時点で秋元に2代目キャプテン就任の依頼があったのかも知れないけれど、「キャプテン」としてより「秋元真夏」としてこうありたい、という覚悟が伺える言葉になっている。

「『本当に私でいいんですか?』って誰かに聞きたいんですけど、誰も答えてくれないんですよ」

キャプテンになりたての頃って実感が湧かないことが多かったですし、それこそ舞台で玲香がいないときにキャプテンの代役をさせてもらうことも多かったので、「そのときとそんなに変わらないかな?」ぐらいに構えていたんですけど、やっぱり年末になってくるとキャプテンとしての意見を求められたり、1年の総括を聞かれる機会が増えるので。キャプテンが発した言葉って、絶対に乃木坂46の言葉になってしまうから、すごく大きなことだなと思って。それを「本当に私でいいんですか?」って誰かに聞きたいんですけど、誰も答えてくれないんですよ。
(2020年1月3日『リアルサウンド』)

秋元が桜井玲香からバトンを受け、2代目乃木坂46キャプテンに就任したのは2019年9月2日で、この『リアルサウンド』のインタビューが掲載された約3ヵ月前のこと。キャプテンになってから初めて年末を迎え、グループを代表して発言する機会が多くなった時に、「私、なんでキャプテンなんだろう?」と不安になることも多かったという。発言の最初に「キャプテンになりたての頃」とあるが、就任3ヵ月ではまだキャプテンとして初めて経験することも多いだろうし、まだまだ「なりたて」の期間を経過していない時期での不安に揺れる発言と思われる。

「最近は後輩グループのことも背負っているという責任感も芽生えてきたところです」

今は乃木坂46としてだけでなく、坂道グループの代表として言葉を求められることも増えたので、一言一言の重みがより増していますし。3グループ中でキャプテンとしては一番後輩なんですけど、意見を求められるときはまず最初に乃木坂46にくるので、最近は後輩グループのことも背負っているという責任感も芽生えてきたところです。
(2020年1月3日『リアルサウンド』)

上記と同じインタビューでの発言。上記ではまだまだキャプテンとして不安に揺れる心情を吐露しているが、この発言ではキャプテンとしての責任と覚悟を感じることが出来る。

「メンバーとスタッフさんの間に挟まれる機会もあります」

メンバーとスタッフさんの間に挟まれる機会もありますが、最近は両方の意見をくみ取れるようになってきました。本音をいえば、メンバーの意見を貫きたい気持ちもあります。でも、スタッフさんにも「乃木坂46が上を目指すために何が必要か」という意向がある。だからこそ私は、場合によって「間を取って、かみ砕いてメンバーへ伝えなければいけない」と、ここ最近で実感するようになってきました。
(2020年4月5日『クランクイン!』

秋元がキャプテンに就任してから約7カ月後に行われたインタビューであり、メンバーとスタッフの狭間に立たされる、いわゆる「中間管理職」的な立場を実感し、大変ではあるが自分の立場に真摯に向き合おうという姿勢が見える。

卒業について

「私はその流れに乗らなくてもいいのかなと思っている人で」

アイドルはいずれ卒業するみたいになっているじゃないですか? でも私はその流れに乗らなくてもいいのかなと思っている人で。完全に乃木坂46のお局みたいになりますけど、たとえバラエティ番組などでタレントとして活動していても、戻る場所は常に乃木坂46でもいいと思うんです。
(2016年11月12日『モデルプレス』)

2016年のインタビューであり、秋元23歳、乃木坂46活動歴5年目での発言(活動歴5年のうち、最初の1年は活動休止)。後に齋藤飛鳥から「46歳まで乃木坂に在籍してキャプテンの座に厚かましく座っている」と(良い意味で)揶揄されるような状態を予言しているような発言になっている。

「あんなに震えたことないってくらい震えが止まらなくて……」

(西野七瀬の卒業に関して)そういう歴史が勝手に深くなっちゃったじゃん。この二人の。そういうのがあるから、余計卒業ってなると……(西野が)発表したじゃん、みんなの前で。卒業しますって。あんなに震えたことないってくらい震えが止まらなくて……。想像がつかないんだよな……。
(2018年11月12日『乃木坂工事中』)

『乃木坂工事中』第181回放送「22ndシングルヒット祈願 前編」の中で西野七瀬本人に語った言葉。シングルタイトル『帰り道は遠回りしたくなる』のタイトルにちなんで、西野七瀬ゆかりの地をバスで遠回りしながら、バスの車内で各メンバーと語り合う、という企画。「そういう歴史」というのは、秋元と西野の確執を指す。確執の概要に関しては「西野七瀬との確執について」を参照のこと。そのような確執があったために、西野の卒業は秋元にとって、特別なインパクトがあったことが伺える。

「卒業したみんなの活躍を見るのも最近の楽しみなんですよ」

一緒に頑張ってきた同志が離れていくというのは、やはりいろいろな思いも込み上げてきますね。一方で、卒業したみんなの活躍を見るのも最近の楽しみなんですよ。なーちゃん(西野七瀬)が出演していた『あなたの番です』や、まいまい(深川麻衣)の出演している『まだ結婚できない男』であったり、普通に自分が好きな作品で活躍している姿を、ファンの皆さんと同じようなテンションで喜んでいます。
(2019年11月16日『クランクイン!』)

2018年から2019年にかけて、乃木坂46からは川村真洋、生駒里奈、斎藤ちはる、若月佑美、能條愛未、川後陽菜、西野七瀬、衛藤美彩、斉藤優里、桜井玲香と実に10名もの第1期生が卒業していった。そんな同志との別れを悲しむと共に、卒業生の活躍している姿を喜んでいる姿が伺える。

「どんな変化が訪れたとしてもプラスに捉えよう!」

(西野七瀬の卒業に関して)どんな変化が訪れたとしてもプラスに捉えよう!と、意識が変わりました。寂しさを引きずるのではなく、新しい子たちと共にみんなの大好きな乃木坂46をちゃんと続けていくことが、きっと卒業していった子たちも嬉しいと思うんです。
(2019年12月15日『YAHOO!ニュース』)

2018年12月31日(卒業コンサートは2019年2月24日)にグループを卒業していった西野七瀬について聞かれた質問への回答。2019年11月27日に行われた『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト ~2019~』で卒業後の西野七瀬と邂逅を果たし、「(西野の)空気感は乃木坂にいたころから何も変わらずいて、安心しました」という体験を踏まえての発言。また、キャプテンとしての責務も加味しての発言でもあり(キャプテンに就任してから約3ヵ月後のインタビュー)、確執もあり特別な存在でもあった西野七瀬の卒業という大きな悲しみを乗り越え、一回り大きくなった秋元を感じさせる発言でもある。

「本当に、誰かに決めてほしいってぐらい、卒業する理由がなくて」

本当に、誰かに決めてほしいってぐらい、卒業する理由がなくて。周りは卒業していくかもしれないけど、なきゃないで自分の中で引っかかるところが出てくるまでは、自分はここにいていいのかなという気がします。

キャプテンという重責を背負いながらも、乃木坂46に自分の居場所を見つけ、充実した活動を行っていることが伺える。また3年前に行われた上記の『モデルプレス』でのインタビュー(アイドルはいずれ卒業するみたいになっているじゃないですか?~)の頃から全くぶれていない姿勢が垣間見える。

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