背筋が凍る怖い都市伝説・怪談・不思議な話まとめ【閲覧注意】

怖い都市伝説や怪談、不思議な話をまとめました。「人を殺す夢」を見続けた人物が変化していく様子が恐ろしい話や、香りのよい紅茶を作る同級生の恐ろしい秘密が明かされる「薔薇の下」などを掲載。背筋が凍るゾッとする話の数々を紹介していきます。

人の形をしたようなものが、ぐるぐると回っていた……

それが引き上げるべき遺体だと気付いた

恐ろしくなった佐伯は水面から顔を出して帰らせてくれと頼んだが

中津は「もう前金を渡してあるから駄目だ!!」と言う

中津がご馳走してくれた料理や酒は

すべて遺体捜索のアルバイト代だったのだ

佐伯はしかたなく水中に潜り

これは仕事なんだと自分で自分を説得して遺体を引き上げることにした

嫌な仕事だったが、それなりの報酬だったそうだ

この話は佐伯の所属する派遣会社のメンバーのあいだで語られた話なのだが

滝壺の遺体捜索バイトに興味を持った木村は

佐伯に中津の連絡先を教えてもらおうとしたが、佐伯は知らないと答えた

諦めかけた木村だったが

派遣先で知り合った三村という人から突然電話があり、飲みに誘われる

木村が、どこかで聞いたような展開だなと思って飲みに行くと案の定

三村は豪華な料理や高い酒を奢って、ダイビングに誘ってくるのであった

佐伯からすでに話を聞いていた木村が

「ところで中津さんはお元気ですか?」と聞くと

三村は口ごもり、木村の質問を無視してマニュアル通りの台詞を続けた

後日、木村は中津が滝壷で水死体となって発見されたことをテレビのニュースで知る

あわててダイビングの約束を断り

三村とも連絡を取るのをやめた

もし参加していたら、次は自分が…

とある老朽化した雑居ビル

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