観た後に不思議な余韻を残す映画まとめ!『鑑定士と顔のない依頼人』など
ここでは観た後に不思議な余韻を残したり、何かモヤモヤするものが残る映画をまとめた。美術品の鑑定士と決して姿を現さない依頼人の交流を描く『鑑定士と顔のない依頼人』、自伝を出版してスターとなった殺人犯と彼を憎み続ける遺族の攻防を描いた『殺人の告白』などを紹介している。
▼『鑑定士と顔のない依頼人』
出典: eiga.com
映画『鑑定士と顔のない依頼人』公式サイト
kanteishi.gaga.ne.jp
ある日、舞い込んだ、ある屋敷の美術品 鑑定依頼 。待ち受けていたのは、壁の向こうから姿を現さ ない 女―。トルナトーレが仕掛ける極上のミステリー。
出典: openers.jp
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この物語を明白に解き明かしてしまうのはどんな結果であれ無粋な気がする。それにたぶん何度見ても分かりはしないだろう。これはそういう映画だ。解けない謎を残すミステリー……なんて贅沢でなんて憎いことだろう。
幾つもの伏線、物語を根底から揺さぶるドンデン返し、観客の感性に挑戦するかのように疑問符を投げかけるラストシーン。近年私が観たミステリー映画でも、必ず上位に入ってくる素晴らしい仕上がりだ。
出典: cineref.com
芸術的なミステリー映画のつもりで鑑賞したが、確かにこの映画は2つの顔を持つ。少なくとも入場前にリピーター割引のチラシをいただいた謎だけは、解けた。なるほど、鑑賞後にもう一度観たくなってしまう映画だった。
出典: blog.goo.ne.jp
鑑定士と顔のない依頼人、見終わりました。…なんと私好みな!いやぁこれは新年早々いいもん見せて頂きましたわ。とりあえず、冒頭の方で主人公・ヴァージルの手袋コレクション棚が出た瞬間、もうこれだけで私は満足だ!ってくらいの洗練されたセットでした。その上、老紳士が右往左往するもんだから→
— アオコ🐈⬛🐈 (@104ko) January 8, 2014
鑑定士と顔のない依頼人 を観てきました。フルボディのワインのようにこってりとして見応えのある映画でした。ジェフリー・ラッシュの演じる鑑定士の年齢設定が上手いと思いました。もっと若いと事の起きる前の人生の説得力が弱まりそうですし、もっと老人だと辛すぎる。
— ウスコ (@kamechiyosaburo) January 7, 2014
今日の一本
— KA (@3rd_DRAGON) January 7, 2014
「鑑定士と顔のない依頼人」
【観る視点でジャンルが変わるトルナトーレ仕掛けのミステリー】
⇒全編ジェフリー・ラッシュの一人舞台。一途で不器用な男の恋が切なすぎる。人の好奇心、想像力は人の生き方すら変えてしまう。
☆7⇒重くなく、サクサク進んでいくので観ていて飽きない。
「鑑定士と顔のない依頼人」 2回目のほうが断然面白かった。同じ作品なのに、1回目と2回目でここまで違う楽しみ方ができるとは。今回は“ダメージ”も受けなかったし、安心してラストを迎えられた気がする。それは、ラストシーンの解釈に自分なりの結論が出せたからだろうな。2回おすすめ。
— いしかわ彰 (@inagejin) January 7, 2014
『鑑定士と顔のない依頼人』観ました。
— Ru-fu. (@ru_fu_ru_fu) January 8, 2014
美術品の鑑定士と姿を現さない依頼人の女…最初から不穏な気配はありましたがこの展開はちょっと観てて辛いですね。エンディングに希望を見いだしてハッピーエンドと考える事もできる? #映画 #eiga pic.twitter.com/P0nW1gQMnY
▼『殺人の告白』
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最近見た韓国映画の中でも、際立って良かったし、とにかく、この凄いどんでん返しのストーリーは、今年一番のクールさでした。
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