アラタカンガタリ〜革神語〜（アラカン）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2023.02.19

『アラタカンガタリ～革神語～』とは、異世界・天和国と日本を舞台に、高校生の少年が劒神・創世を手に戦う様を描いた渡瀬悠宇による冒険ファンタジー漫画。
2008年から『週刊少年サンデー』で連載をはじめ、2016年8月に一時休載するも、2021年5月より連載再開。2022年4月20日以降はサンデーうぇぶりに掲載誌を移している。アラタという少年と入れ替わる形で天和国にやってきた高校生の日ノ原革は、秘女王の暗殺未遂をきっかけに始まった争いを終わらせるため劒神・創世を手に戦いと冒険を繰り広げていく。

『アラタカンガタリ〜革神語〜』の登場人物・キャラクター

CV：高垣彩陽
この物語のヒロインで、元々はアラタに仕える采女族の娘。治癒能力はあるが力は弱く、また自分自身を治癒することはできない。アラタの采女として昔から一緒にいたこともあり、ずっとアラタが好きだった。革が濡れ衣を着せられてガトヤに搬送された時も、浮舟に密航し一緒についてくる。最初こそ革のことをアラタと思っていたが、途中違和感を感じ、革から入れ替わりの事実を知ってからは革と呼び捨てするように。一緒に旅をする中で段々と革に惹かれていく。

主要人物

アラタ

CV：松岡禎丞
天和国に住む秘女族の少年。平凡に暮らしていたが、ある日秘女王交代の儀式までに秘女族の娘を渡さなければいけないのに一族の娘が見つからず、見つかるまでの代打として女装をして秘女王交代の儀式に参加することに。しかし、十二神鞘が秘女王を裏切り、カンナギに刺された秘女王は瀕死の状態で眠り続けることとなってしまう。十二神鞘によって罪を擦り付けられ、逃げ出した先にあった神開の森に飲まれ、革と入れ替わり現代日本に来てしまう。

織部実名（おりべいみな）

革と同じ高校に通う女子高生。屋上にいたアラタの事を、突然別人になったけどあなたは何者？と声をかけたことで仲良くなる。
ずっとここにいることが違和感を感じながら生きてきた。実は幼少期の頃に神開の森で入れ替わり、日本に来た秘女族の娘。

カンナギ

CV：小野友樹
十二神鞘の一人で、劒神「火焔（ほむら）」の鞘でカグツチの領主。秘女王であるキクリに仕えていたが、劒神の秘女王によって制御されている力を解放させてやりたく、秘女王交代の儀式の際に秘女王を切った張本人。
その後親友と思っていた同じ十二神鞘の一人であるアカチに裏切られ、自分の属鞘を降され、更に属鞘たちの一族当郎皆殺しをされた上に自身の劒神「火焔」を奪われたところを革に誘われ行動を共にすることに。超俺様気質。

ヤタカ

CV：宮野真守
カンナギと同じく十二神鞘の一人で劒神「是空（ぜくう）」の鞘。50年ほど前にキクリから母の死を看取りたいと頼まれ、キクリと共に母の元に行ったことで仲良くなり、愛し合うように。
全てを捨てて一緒になるつもりが、キクリが秘女王として戻ってしまったことがきっかけで逆にキクリを恨むようになり、ならいっそ殺してしまおうと十二神鞘に秘女王殺害を提案した。一度は創世に降されるために誓言を唱えるが創世に拒まれ、ならばと一緒に旅をすることに。紳士で超潔癖症。

カナテ

CV：皆川純子
革がガトヤで出会った少年。盗賊一家の末っ子で、家族に罪を押しつけられたことでガトヤに収容されていた。共にいたギンチは弟分だが、ガトヤから脱出後にギンチが家族と遭遇したためギンチと別れたことから革たちと行動を共にするように。クグラの元へ向かう途中、自分を裏切った家族を発見。復讐するためにクグラの元属鞘フタイから「八風陣・苦（ニガナ）」を譲り受けたことをきっかけに革たちから離れることに。

ミクサ

天和国の秘女族の族長の子。秘女族の娘が殺される事件が多発していたことから男として育てられる。キクリがアラタに殺されたと聞き、革たちを捕まえようと追ってきたが、違和感を覚え旅へ同行することに。天通力を封じた武器を操り戦っている。

ラミ

ミクサに仕える采女族の娘。強い癒しの力を持つ。ミクサが女性と分かっているが好意を持ち、それを隠さない素直な性格。

テコ

十二神鞘（五天鞘）

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