PRODUCE 101 JAPAN SEASON2(日プ2・プデュ2)のネタバレ解説・考察まとめ

『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』とは、韓国の大人気サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101』シリーズ日本版第2弾である。日本版第1弾となる『PRODUCE 101 JAPAN』からは、JO1が誕生。「国民プロデューサー」と呼ばれる視聴者投票で101人から選ばれた11人が、グローバルボーイズグループINIとしてデビューする。「視聴者がデビューメンバーを選ぶ」という斬新なスタイルで、社会現象を巻き起こした。LAPONEエンタテインメント主催。

「夢は大きく」の安積夢大と「大きい夢」の高塚大夢は、Rin音の「Snow jam」を披露した。日本最大級のアカペラ大会で関東代表に選ばれた経歴を持つ高塚は、アカペラも披露してB評価。ダンス面でパフォーマンスを支えた安積はD評価と、チーム内で評価に差が出てしまう。課題曲の中でオリジナリティを表現できなかったことが、惜しい結果に繋がった。

ダンスを得意とする5人組「DU Quintet」のレベル分け評価パフォーマンス

木村柾哉、小林大悟、阿部創、小池俊司、笹岡秀旭の5人はSEVENTEENの「24H」を披露。小林は未経験ながら魅せ方を絶賛された。しかし安心から、小池がダンスのフリースタイルをした際、煽るような行動をしてしまう。小林は小池と揃ってAクラスになったが、「技術はA評価だが心の評価は低い」と叱責された。笹岡はC評価、阿部はD評価。オンタクト能力評価で1位に輝き注目された木村は、小林らの存在感に圧倒されBクラスとなり、まさかの評価に会場中がどよめいた。

アジア諸国から集まった「Team-A」のレベル分け評価パフォーマンス

フィリピン出身の飯沼アントニー、中国出身の許豊凡、インドネシア出身の仲村冬馬。3人ともオンタクト能力評価から注目されていた。与えられた課題曲は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの「One in a Million-奇跡の夜に-」。それぞれが「宝石をジャラジャラ持っている」と素質を評価され、飯沼と仲村はA評価を受けた。一方許は、自分らしい表現が課題となり、Cクラス。

東日本の現役高校生(番組当時)グループ「ティーンEAST」のレベル分け評価パフォーマンス

小堀柊、多和田大祐、福田歩汰、山本遥貴の4人は、SixTONESの「Telephone」を披露。歌やダンスが未経験のメンバーばかりで、練習は思うように進まなかった。しかし可能性が評価され、アカペラを披露した山本は「声を生かしつつダンスも頑張ってほしい」とBクラスに。小堀はCクラス、多和田と福田はDクラスに振り分けられた。特に小堀はボーカル志望だが、ラップトレーナーKEN THE 390は「練習したら絶対良くなる」と太鼓判を押した。

雪国出身3人組「White Lover」のレベル分け評価パフォーマンス

ボーイズユニットやミュージカルなど、さまざまな経歴を持つ飯吉流生、枝元雷亜、松本旭平。嵐の「Monster」を披露した。練習生の中で最年長である松本は、ダンストレーナー仲宗根からダンスのフリーダンスを求められ、独特の世界観を表現。技術が追いつかず飯吉はC評価、枝元と松本はD評価が与えられたが、仲宗根は「素晴らしいものを持っているからこそ練習で技術を磨いてほしい」と、涙ながらに激励を送った。

全ての練習生がレベルに割り振られると、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のテーマ曲「Let Me Fly〜その未来へ〜」が発表。「キーが高い」と不安を抱く練習生が多い一方、「ストレートな曲」「早く踊りたい」と期待のコメントも相次ぐ。上原や池崎が涙ぐむ姿も映された。

レベル分け評価によって振り分けられたレベルは、番組テーマ曲「Let Me Fly〜その未来へ〜」のステージでどれだけアピールできるかに関わってくる。Aクラスが最も多くのパートを担当するため注目されやすく、B、C、Dクラスになるにつれパートは減少。Fクラスは「準備不足」として、歌唱パフォーマンスをすることができない。
しかし、低い評価だからと言って落ち込む必要はない。レベル分け評価の3日後、再評価によってクラスが再編成。再評価後のレベルで「Let Me Fly〜その未来へ〜」のステージに立つこととなる。Aクラスの練習生は現状を維持できるように、B〜Fクラスの練習生は少しでも上のクラスに昇級できるように、怒涛の練習が始まる。

練習はクラスに分かれて行われる。経験者の多いAクラスはすぐに歌もダンスもハイレベルな練習に入ったが、クラスが下がるにつれ練習は難航。未経験が最も集まるFクラスでは、ダンストレーナーKENZOに「覚悟がない」と叱られ、篠原が号泣するシーンもあった。

「レベル分け評価」の3日後、再評価のために全ての練習生が1人ずつカメラを回し、歌とダンスのパフォーマンスを撮影。その映像を別室で全トレーナーが確認し、話し合った上で再評価を下す。「レベル分け評価」で割り当てられた評価から、クラスが変わった練習生は60人中42人。初回評価でFクラスだった篠原瑞希がBクラスへ飛び級した。Aクラスへは、木村柾哉、古瀬直輝、高塚大夢、テコエ勇聖、福田翔也、藤牧京介の6人が昇格したが、小林大悟、西洸人、西島蓮汰の3人が降格。小林はBクラス、西と西島はCクラスへ移動した。

◯60人練習生のレベル分け評価と再評価の結果
※「(名前):(初回評価)→(再評価)」の順に表記。
安積夢大:D→D
阿部創:D→B
飯沼アントニー:A→A
飯吉流生:C→B
池崎理人:C→D
井筒裕太:B→B
ヴァサイェガ光:C→C
上田将人:F→D
上原貴博:C→C
内田正紀:D→C
枝元雷亜:D→D
大久保波留:C→D
太田駿静:C→B
大和田歩夢:A→D
尾崎匠海:A→A
北山龍磨:C→B
木村柾哉:B→A
栗田航兵:C→D
小池俊司:A→A
古瀬直輝:B→A
児玉龍亮:D→C
後藤威尊:C→B
小林大悟:A→B
小堀柊:C→F
阪本航紀:D→B
佐久間司紗:D→C
笹岡秀旭:C→B
佐野雄大:D→F
篠ヶ谷歩夢:F→C
篠原瑞希:F→B
許豊凡:C→B
高塚大夢:B→A
高橋航大:D→C
田島将吾:A→A
多和田大祐:D→F
テコエ勇聖:B→A
寺尾香信:C→B
内藤廉哉:D→F
中野海帆:B→D
仲村冬馬:A→A
西洸人:A→C
西島蓮汰:A→C
西山知輝:F→C
服部息吹:C→D
平本健:B→D
福島零士:C→B
福田歩汰:D→F
福田翔也:B→A
藤牧京介:B→A
藤本世羅:D→D
古江侑豊:F→C
松田迅:C→C
松本旭平:D→D
三佐々川天輝:D→F
宮下紀彦:D→D
村松健太:C→D
森井洸陽:F→F
安江律久:D→D
山本遥貴:B→B
四谷真佑:C→C

第3話:テーマ曲ステージ完成!グループバトルへ(2021年4月22日放送)

「Let Me Fly〜その未来へ〜」パフォーマンスステージの最も目立つポジションであるセンター。誰がセンターに相応しいのか、再評価でAクラスになった練習生11人が1人ずつセンターで踊った映像を参考に、60人練習生の投票で決定する。投票の結果、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』初のセンターに選ばれたのは木村柾哉。初回評価Bクラスから這い上がり、センターの座を掴んだ。「Let Me Fly〜その未来へ〜」パフォーマンスビデオは、公開後まもなく各メディアやSNSでトレンド入り。YouTube急上昇ランキングでは1位を記録し、注目を集めた。

第3話の後半は、第1回順位発表式に直結する「グループバトル」の前半戦を放送。グループバトルは60人が6人1組の10組に分かれ、5曲の課題曲を2組ずつ披露し、その得票数で競うものである。まず第1回順位発表式1位の木村柾哉が、共にパフォーマンスしたいと思う練習生を5人指名し、1グループ目を作る。その後、くじ引きで選ばれた9人が、チームメンバー4人を指名。すると、最後まで指名されない練習生が9人残る。その9人は、すでにメンバーが確定している木村チームを除き、入りたいグループを逆指名することができ、これによって10個のチームが作られた。

練習した課題曲は、会場に足を運んだ国民プロデューサーの前で披露。同じ曲を披露した12人のうち最も印象的なパフォーマンスをした練習生1人に投票する。各チームメンバーの得票数の合計が多いグループが勝利となり、そのグループのメンバー全員に3000票が加算される。勝利グループの中で最多得票数を獲得したグループには、3000票ボーナスのほか、特典が与えられる。

第3話では、BTS「I NEED U」とGENERATIONS from EXILE TRIBE「AGEHA」を披露する4組のパフォーマンスが放送された。トップバッターは、BTS「I NEED U」の2チーム。耳元で愛を囁くような、しっとりとしたラブソングを表現する。

BTS「I NEED U」を披露する1組目

グループ決めの際、9巡目になるまで選ばれず残っていたことから、チーム名は「弁当少年団」。リーダーの安江が命名し、「余り物でも美味しく調理して仕上げてきた」という意味が込められている。
パートの多さに対してラップ志望が少なく、井筒と三佐々川が未経験ながらラップに挑戦。ダンス経験も長いメンバーばかりでなく練習は難航したが、だからこそ多くの練習生にとって殻を破るきっかけとなった。

<会場投票の結果>
総得票数:181票
リーダーを務めた練習生には★、センターを務めた練習生には☆をつける。数字は現場での得票数。

井筒裕太(39)
★内田正紀(17)
笹岡秀旭(54)
篠ヶ谷歩夢(9)
三佐々川天輝(38)
☆安江律久(24)

BTS「I NEED U」を披露する2組目

チーム名は「(I)(アイ)」。「僕らの愛を感じてください」と挨拶した。
ダンスコンテスト全米制覇を果たしたダンスの実力者、福田翔也が率いるチーム。ボーカル志望なのにラップパート担当となった北山が、メインボーカルの争奪戦を申し込んだり、メインボーカルの座を死守した許が、思い通りに歌えず練習室を飛び出したりと、練習中は多くの悔し涙を見せた。

<会場投票の結果>
総得票数:187票
リーダーを務めた練習生には★、センターを務めた練習生には☆をつける。数字は現場での得票数。

大和田歩夢(20)
北山龍磨(14)
許豊凡(34)
中野海帆(67)
仲村冬馬(16)
★☆福田翔也(36)

2つ目の課題曲は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの「AGEHA」。ハイテンションなダンスナンバーで、会場のボルテージも上がる。

GENERATIONS from EXILE TRIBE「AGEHA」を披露する1組目

「ぶちAGEHA!」と、元気よく挨拶した「Li vera(リベラ)」チーム。ボーカル・ラップ・ダンス共にバランスの取れたチームだが、バランスが良すぎるために、当初は「熱意が足りない」とトレーナーに指摘を受けた。センター後藤がストイックな練習でチームを鼓舞し、本番のパフォーマンスでは一転、観客にも真似しやすい動きを取り入れて会場を盛り上げた。

<会場投票の結果>
総得票数:167票
リーダーを務めた練習生には★、センターを務めた練習生には☆をつける。数字は現場での得票数。

池崎理人(37)
上田将人(32)
★上原貴博(15)
小池俊司(16)
☆後藤威尊(49)
佐久間司紗(18)

GENERATIONS from EXILE TRIBE「AGEHA」を披露する2組目

「充電満タン!HiGH VOLTAGE(ハイボルテージ)です」の挨拶と共に、両手で作るオリジナルのポーズも考えた。
高身長の福島が直立の高塚を飛び越えたり、ボーカル実力者の高塚がアドリブで見事なハイトーンを披露したりと、個々の個性が爆発したパフォーマンスは国民プロデューサーの間でも話題となった。高塚の圧倒的な得票数で、1組に大差をつけ勝利。

総得票数:188票
リーダーを務めた練習生には★、センターを務めた練習生には☆をつける。数字は現場での得票数。

高塚大夢(108)
高橋航大(13)
★テコエ勇聖(7)
☆福島零士(27)
福田歩汰(26)
藤本世羅(7)

第4話:グループバトル後半戦と総合順位発表(2021年4月29日放送)

第4話は、「オンタクト能力評価」後からこれまでの約2ヶ月を振り返り、練習生たちの「過去の自分へメッセージ」から始まる。個室で1人ずつそれぞれの想いを語る中、突如始まったのが「他の練習生が個室に突っ込んでくる」ドッキリ企画。練習中のシリアスで真剣な雰囲気から一転、練習生同士の日常を垣間見ることができる。

そして「グループバトル」後半戦。King&Prince「&LOVE」、SHINee「Your Number」、JO1「無限大」を披露する6組のパフォーマンスが放送された。
最初のステージは、King&Prince「&LOVE」の2チーム。可愛さ弾けるパフォーマンスで、会場を笑顔で包み込んだ。

King&Prince「&LOVE」を披露する1組目

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