竜宮レナ(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
竜宮レナ(りゅうぐう れな)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、「かぁいいもの」を偏愛する女子中学生。元々雛見沢の出身だが、幼い頃に親の仕事の都合で茨城県に引っ越し、昭和56年までをここで過ごし、その後昭和57年に故郷へ戻った。転校してきたばかりの前原圭一の面倒を見たりと、優しく献身的な性格で、無自覚な善意の塊。本名は「竜宮礼奈(れいな)」だが、幼少期に実母が不倫相手との子供を妊娠したことで、両親が離婚したことをきっかけに、「レナ」と自称するようになり、周りにもそう呼ばせるようになった。
「祟殺し編」では、レナと魅音は沙都子の兄である悟史のことについて圭一に聞かれる。悟史はバイトで稼いだお金を預金口座から下ろし、雛見沢からいなくなった後、名古屋駅で悟史によく似た人物の目撃情報があった。家出ということであったが、あまりいい話ではないため、魅音は「転校した」と答えた。だが、レナは「悟史君はオヤシロ様の祟りに遭った」と言い、「雛見沢を捨てて逃げようとした悟史君を、オヤシロ様は隠してしまった。レナはオヤシロ様に謝って、雛見沢に帰ってきた。だから許された。でも悟史君は違った。だからオヤシロ様が祟りを下した。」と興奮状態になりながら話す。話の途中で何度も魅音に止められたが、聞く耳を持たなかったレナは魅音に頬を叩かれた。
目明し編
「目明し編」では、雛見沢にある鬼ヶ淵沼から、火山性ガスが村内全域を覆いつくした雛見沢大災害(これは世間に向けたカバーストーリーで、雛見沢大災害の正体は鷹野と自衛隊の特殊部隊「山狗」が起こした“終末作戦”という名の計画的な大量殺人テロである)から20数年後、ガス災害の後長きにわたって閉鎖されていた雛見沢村に、公安捜査官の赤坂と、警察を引退した大石は災害が起きた日、入江が服毒自殺をし、梨花が他殺体で発見され、これほどの事件が立て続けに起こったことを偶然とは思えず、レナに話を聞きにやって来た。そして、大人になった姿のレナは、当時のことを大石に聞かれるが、「知らない、分からない」と頭を抱え取り乱す。
雛見沢大災害が起こる前、レナがゴミ山にいるところへ梨花がやって来て、注射器を出し、「あなたを楽にしてくれる注射」だと言われる。不審に思ったレナは「そんなのいらないと」言い放つ。断られた梨花は「どうせもうすぐ滅ぶ世界だ」と言い去ったことを思い出し、「ただ一つ、梨花ちゃんは何かを知っていたようだった」とレナは言った。
レナが雛見沢分校に立て籠もった籠城事件後、警察に身柄を引き渡された後に、病院で入院していたため大災害に巻き込まれず、当時の事件の罪に苛まれ暗い女性となってしまった。そして「出来るなら、あの輝いていた雛見沢に帰りたい」と呟いたのだった。
罪滅し編
「罪滅し編」では、レナの両親が離婚し、父親とレナは雛見沢で2人暮らしをしていた。父親は間宮リナという女性と交際を始めていた。だがある日、レナは訪れた喫茶店で偶然、リナが北条沙都子を虐待する酷い叔父でもある北条鉄平と共謀して、父親から結婚詐欺をして金をむしり取ろうと企てていることを知る。リナは幸せな日々を壊そうとする敵であった。幸せな日々を敵から守る為、レナはリナと鉄平を殺害してしまい、隠蔽の為遺体を解体しているところを圭一ら部活メンバーに知られてしまう。「どうして俺たちに相談してくれなかったんだよ?」と圭一からの問いに「仲間に相談したところでどうせ何もしてくれない。だから自分ひとりで戦い、最善の選択ををした。後悔はしていない」と仲間を拒絶したつもりだったが、レナの瞳からは涙があふれていた。「レナはまだこっちに戻ってこられる、互いに手を伸ばし合えば、きっと想いは届き、幸せを取り戻せる」と圭一はレナに力強く歩み寄り、手を差し伸べる。その力強いエールにレナも手を伸ばし、皆で協力して死体を山奥に隠蔽し、今日の出来事はきれいに忘れようと誓い合った。同時に、長らく無職だった父も鉄平の恫喝で目が醒め条件の良い働き口を見つけ、ようやく平穏な日々を取り戻した筈だった。殺人を犯したレナの心は完全に晴れる事はなく、暫く体調不良の日々を送っていた。せっかくの綿流しのお祭りも満喫できずに終わってしまった。
それから数日後、祭りの晩に談笑した富竹ジロウと鷹野三四が怪死したのを知った事を皮切りに様々な不穏な出来事が降りかかり、レナは疑心暗鬼に陥ってしまう。レナの異変に真っ先に気づいたのは、圭一だった。レナを救おうと説得を試みるが、レナは圭一に「隠し事があるよね」と詰め寄る。それは圭一が東京で勉強のストレスから、少女をモデルガンで撃ち大けがを負わせたことであった。レナは「隠し事をする圭一を信じることはできない」と罵倒し失踪する。
失踪していたレナが突然、ナタをもって学校に乱入し、校舎を吹き飛ばす爆弾を設置して、圭一らを人質に取り立てこもり事件を起こす。圭一はレナの隙を見計らって屋根上で爆弾を発見し、爆発まで残り1秒で解除に成功する。鉈を持って屋根上にやってきたレナは、圭一が持っていたバットを弾いて、鉈を圭一の頭上に振り下ろすところでレナは正気に戻る。後悔に激しく泣き叫ぶレナを見て圭一は「お前は凄いよ、自力で自分の罪に気づいたんだからな」と慰める。圭一はレナとともに立ち上がり、夜空に向かい「絶対に悪魔のシナリオになんか従ってやるものか」と叫びこの件は幕を閉じた。しかしその夜、雛見沢村に有毒ガスが発生し、住民全員が災害により死亡、後にこの災害は「雛見沢大災害」という名で呼ばれるようになった。
皆殺し編
「皆殺し編」では、ゲーム大会に参加した圭一に、「イベントを盛り上げてくれたお礼に」とおもちゃ屋の店長が人形を渡す。「かわいいなぁ」とレナは言うが、圭一はその人形を魅音に渡す。魅音は人形を欲しそうにしていたレナを見るが、「レナは良いよ。圭一君の気持ち、受け取ってあげてほしいな」と親友の魅音に声をかけた。
部活メンバーで村の祭りのオークションに出品する品を学校で整理していると、レナはかわいい椅子を見つけ、「お父さんの就職が決まったから、心機一転部屋の模様替えでもしたい」と話す。「就職が決まる前、交際相手の女性に貢ぎ、金遣いが荒くなった父親を見て変な夢を見るようになった」と言う。その夢はレナが父親の交際相手を殺すと言う内容だった。レナは「その夢を見てから物騒なことしか思いつかず、夢の通りに交際相手を闇討ちしてやろうと考えてしまう」と魅音に相談すると、「お父さんとしっかり話をしないとだめ」と言われたレナはその後、父親に「しっかりして」と怒ったところ、父親はレナの言葉で正気に戻る。レナは夢と言っていたが、これは罪滅し編で起きた惨劇の記憶であり、この記憶のおかげで惨劇は回避できたのだった。
鬼騙し編
「鬼騙し編」では、転校して来た圭一にレナは雛見沢を案内した帰り、ゴミの不法投棄場に誘う。ゴミ山を探索するレナを圭一が眺めているとところへ、富竹が「彼女は何をしてるんだい?」と声をかける。圭一は冗談で「殺して埋めたバラバラ死体でも確認してるんじゃないですか?」と答えると、「嫌な事件だったね…腕がまた一本、見つかってないんだろう?」と富竹に言われ、驚きを隠せない圭一は詳しく聞こうとしたが、レナが戻って来たため富竹は邪魔しては悪いと去って行った。レナは「ケンタくん人形を見つけた」と喜んでいると、圭一に「ここで以前何かあったのか」と聞かれ、「ダム工事をやってたんだってね」と答える。さらに「その工事現場で何か起きなかったか?例えば事故とか事件とか…」と圭一が話しているのを遮って、「知らない」と冷たく言った後に「自分も去年までは違うところに住んでいたから、昔のことは分からない」と笑顔で言葉を続けた。
数日後、レナはゴミ山でケンタくん人形を発掘することに精を出していると、圭一が手伝いに駆け付けて来る。一休みし、圭一が「斧かノコギリでもないと無理だ」と言うとレナは、疲れた圭一のために自宅へ麦茶を取り行く。レナを待つ間、近くにあった雑誌の山を漁ると、ダム工事現場でバラバラ殺人事件の記事が載っていた。自宅からゴミ山に戻ったレナは、鉈を手に圭一の様子を見ていた。圭一の背後で鉈を振り上げたところ、気配に気づき振り返った圭一が叫び声をあげる。その叫び声に驚き、レナは後ろに尻餅をついてしまう。「鉈とかノコギリが必要だ」と圭一が言っていたので、家にあった鉈を持ってきたが、辺りが暗くなってしまったため翌日に持ち越しとなった。
翌日、ケンタくん人形を塞いでいた材木を、圭一はレナの鉈で叩き折り、レナと圭一で引っ張り出す。「かあいいよぉ!かあいいよぉ!」とレナは頬擦りし、レナの家へと運んだのであった。
ある日、圭一は学校で大石に呼び出される。綿流しの晩、鷹野と富竹が行方不明になり、何か知っていることはないかという話だった。大石に「自分と会ったことは内緒にしてほしい」と言われ、みんなのところに戻った圭一は、「職員室に行っていた」と嘘をついた。
帰り道、レナは「嘘や隠し事はしてないよな?」と圭一に聞かれるが「してないよ、そんなの」と答える。「嘘だよ、してるよな俺に。隠し事」と圭一に追及されたレナは、逆に圭一がゴミ山で何か隠していたこと、職員室に行っていたと嘘をつき、誰かと会っていたことを詰問する。だが、「関係のないことだ」と誤魔化され、「嘘だ!」と痛罵する。圭一は豹変したレナに驚いていると、普段の様子に戻り「圭一くんに隠し事があるように、レナにだってあるんだよ」と先を歩き始めたのだった。
その夜、自宅に戻った圭一の元に大石から電話がかかってくる。話の内容はレナの過去についてのことだった。茨城から雛見沢に戻ってくる前に、学校中のガラスを割って回り、謹慎処分にあっていたことや、自律神経失調症と診断され、精神科に通っていたことを聞く。そこへ圭一父親が声をかけてきたため電話を終わらす。「何しに来たのか」と聞くと父親は「レナちゃんが遊びに来たから紅茶とお菓子を出しに来た」と言う。だが既にレナの姿はなかった。大石との電話の内容を聞かれたのではないかと思い、その夜は眠れなかった。
翌日、圭一は寝不足のまま学校へ行き、自宅へ帰宅すると両親の姿がなかった。そこへ母親から「仕事の都合で東京に行かなければならず、すでに東京にいて、帰るのは明日の夜になる」と電話があった。そして夕飯はレナが作りにくるとのことだった。レナは圭一の家に来て、「台所を借りるから、圭一君はテレビでも見てて」と言い、6段もある重箱を並べるが、その中身はゴム手袋、スプレー、紐、手錠、金槌、ナイフ、糸鋸であった。そこへ圭一が「一方的に疑うような真似をしてすまなかった」と言いながら台所に入って行くと、血が出そうなくらいガリガリと首を掻き、狂気の目をこちらに向けるレナの姿があった。雛見沢症候群を発症し、「私がお父さんを守らなくちゃ、私が家を守らなくちゃ。圭一くんを殺して、私は行方不明になる。それが今年のオヤシロ様の祟りだ」と包丁を持ち、ブツブツと独り言を言いながら圭一に近づき襲いかかる。滅多刺しにするが、圭一に近くにあった置時計で殴られ倒れ、圭一も意識を失った。
目を覚ました圭一は病院にいた。お見舞いに来ていた魅音に、「レナはどうなったのか」と聞くが、「レナは助からなかった」と告げられた。
綿騙し編
「綿騙し編」では、部活メンバーが、興宮のおもちゃ屋でゲーム大会に参加する。おもちゃ屋の主人がイベントを盛り上げてくれたお礼に、レナ、梨花、沙都子にぬいぐるみを貰う。そして圭一は可愛らしい人形を貰った。魅音はおもちゃ屋を手伝っているため、何も貰えなかった。そんな魅音に圭一が人形をあげようか迷っているところ、梨花に背中を押され素直に魅音に人形を渡した。「綿流し編」ではレナが人形を貰えたが、今回は元々ぬいぐるみを貰っていたため貰わずに終わった。
ある日、魅音は詩音に成り済まして、お腹を空かせている圭一にお弁当を渡す。返してもらったお弁当箱を見て、魅音は一粒も残さず食べた圭一に「見た目はワイルドでいい加減そうなのに、そういうとこ躾しつけがちゃんとしてるって言うか、いいよね」と褒める。「見た目と違って」というところが釈然としない圭一にレナは「みーちゃんだって、本当すごく女の子らしいよ。部活のリーダーだからみんなの前で頑張ってるけど、本当はとっても可愛い女の子なんだよ。それを特に、圭一君には忘れてほしくないな」と魅音の恋心をフォローした。
祟騙し編
「祟騙し編」では、沙都子の叔父が沙都子に虐待をしているのを知り、部活メンバーは児童相談所に相談する。叔父が怖くてなかなか助けてほしいと言えなかった沙都子だったが、勇気を振り絞り助けを求める。そんな沙都子に逆上し、暴力を振るおうとしたところを大石が取り押さえ、警察署に連行した。
綿流しの日、沙都子は「圭一に持っていてほしいものがある」と自分の家へ誘う。部屋で待っていると、真っ赤な目をした沙都子の叔父が現れ、圭一を金属バットで思い切り殴った。反撃し叔父は動かなくなったが、圭一もその場に倒れ込んだ。
一命を取り止めた圭一の元へレナはお見舞いに行く。「なぜレナしかお見舞いに来ないのか」と圭一に言われ、「圭一君は沙都子ちゃんの家に行ってて多分幸運だったと思う」と言い、続けて綿流しの日、古手神社の境内で大石が拳銃で魅音、詩音、沙都子、梨花を殺したことを告げた。レナ自身もこの惨劇について訳がわからず、悲痛な叫び声を上げた。
郷壊し編
「郷壊し編」では、100年の繰り返しを経て、やっとたどり着いた昭和58年7月。それから約1年、昭和59年の6月雛見沢。圭一と中学生になった沙都子と梨花とは変わらず、部活を続けたりと仲良くしていたが、魅音が雛見沢分校を卒業し、若干疎遠になってしまっていた。レナは「普通の学校だと、進級や進学で人間関係が変わったり、疎遠になったりするのは珍しくないんじゃないかな。それでも、魅ぃちゃんが雛見沢分校のことを、忘れたわけじゃないと思うよ」とフォローするが、少ししんみりしてしまった。
鬼明し編
『鬼騙し編』での出来事を、レナの視点から描いた物語。
新たなループを繰り返し始めた昭和58年6月。前原一家が雛見沢村に引っ越してからいくらか時間が経過し、その一人息子の圭一も同年代の友達に恵まれる。中でもレナは、自身も比較的最近雛見沢村にやってきたこともあり、圭一とごく親しい間柄になっていた。
しかしある日、レナは父親である保典が、リナというホステスに貯金を貢いでいることを知ってしまう。かつて母親の礼子が離婚して不倫相手の下に向かった際、保典の支えになってあげられなかったことを悔むレナは、“家族に危害を加えられる”ことに敏感になっていた。
そんな彼女の葛藤を見越したように、部活の仲間である沙都子が暗躍。保健室で寝ていたレナに「H173」という薬品を打ち込む。これは疑心と攻撃性を異様に高める雛見沢村の風土病・雛見沢症候群を意図的に発症させ、その症状を一気に進行させるものだった。
この時点で沙都子はエウアという超常存在と接触しており、“時間を遡る力”を授けられていた。この力を使って、自らの望む「梨花と永遠に雛見沢村で暮らす」という未来を手に入れることが沙都子の目的で、今回ループが始まった理由でもあった。
雛見沢症候群を発症したレナは、「リナをこのまま放置していたら、自分たち家族はまた壊されてしまう」という思い込みに囚われていく。リナ自身は「これ以上保典に貢がせれば竜宮家の生活が危うくなる」と案じてくれていたのだが、レナはそれに気づくことなく、ついには彼女を殺害して粗大ゴミ置き場に遺体を隠す。
しかし、一緒に粗大ゴミ置き場で宝物探しをしようと約束していた圭一がたびたびここに現れるようになり、レナは「圭一に死体を見られたのではないか」との思いに悩まされていく。圭一は圭一でかつて雛見沢村で起きたダム闘争の中で起きた殺人事件について、レナたちが何か隠し事をしているのではないか不安と疑念を抱えており、互いが互いを疑う悪循環が完成してしまっていた。
梨花に諭されて圭一が疑心を払拭する一方、レナは雛見沢症候群の影響もあって「圭一を殺すしかない」というところまで思い詰め、これを実行に移す。圭一を刃物で滅多刺しにするも、死に物狂いで反撃され、自身は絶命してしまう。
綿明し編
圭一たち部活仲間と共にゲーム大会に参加し、カルタに挑戦。その絵柄に「かぁいいモード」を発動するも、他の参加者に手間取り、早々に勝ち抜けた魅音と沙都子がティータイムと称して出掛けていくのを見送る。
後日、「魅音の女の子らしさ」という話題に否定的な様子を見せる圭一に、「みーちゃんはとっても女の子らしいよ」とフォローを入れる。自身の圭一への恋心とは別個に、魅音との友情も大事にしたいという、レナの優しさが感じられる。
祟明し編
沙都子の演技にすっかり騙され、「沙都子が鉄平に虐待されている」と思い込む。これを救うため圭一たち部活仲間と共に立ち上がり、村中の人々を説き伏せ、児童相談所に動員をかける。
これにより児童相談所が動き、沙都子本人から連絡を受けて「沙都子は解放された」と胸を撫で下ろす。綿流し祭でその沙都子と合流して部活仲間と共に祭を楽しむが、圭一と沙都子がどこかに姿を消したタイミングで会場に大石が現れて拳銃を乱射し、梨花、魅音、詩音を殺害。そこに現れた沙都子が大石を射殺して自害する様を目撃し、「何が起きているのか」と狂乱する。
祭会場を抜けている間に沙都子に重傷を負わされて気絶していた圭一が回復すると、彼を見舞って病院に赴く。その場で祭会場で起きた惨劇について説明し、あまりのことに絶句する圭一に「私にだってわけが分からない」と言って泣き叫んだ。
神楽し編
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Nscripterで制作されたノベルゲームをまとめて紹介!『ひぐらしのなく頃に』や『月姫』など
本記事では「Nscripter」で制作されたノベルゲームを、まとめて紹介している。「Nscripter」は高橋直樹が開発を行ったスクリプトエンジンで、サウンドノベルやアドベンチャーゲームに特化している。記事中では後に様々なメディア展開が行われるようになった大ヒット作の『ひぐらしのなく頃に』や、世界観が魅力的でボリュームたっぷりな『月姫』など多数のゲーム作品を掲載した。
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【ONE PIECE】アニメにまつわる怖い話&都市伝説まとめ【ひぐらしのなく頃に】
アニメにまつわる怖い話や都市伝説をまとめました。『ONE PIECE』の登場人物・キャラクターが左右非対称であることや、『ひぐらしのなく頃に』が放送中止になった理由などをはじめ、長年囁かれてきた噂を掲載。読み始めたら止まらない、ちょっと怖くて不思議な話を紹介していきます。
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【地獄少女】閲覧注意!主要人物が危機に陥るトラウマ級アニメのまとめ【進撃の巨人】
世の中に溢れ返っているアニメ作品には、視聴者に恐怖を植え付けるものがあります。中には、登場人物やキャラクターの見た目はめちゃくちゃかわいいのにストーリーがグロすぎるといったギャップが大きいものもあり、一度観たらずっとトラウマになってしまいそうですよね…。この記事では、そんなヤバいアニメを集めました。グロい系なものが苦手な方は閲覧注意!
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目次 - Contents
- 竜宮レナのプロフィール・人物像
- 竜宮レナの装備・能力
- 雛見沢症候群
- 鉈
- 竜宮レナの来歴・活躍
- レナの過去
- オヤシロ様とレナ
- かぁいいモード
- 鬼隠し編
- 綿流し編
- 祟殺し編
- 目明し編
- 罪滅し編
- 皆殺し編
- 鬼騙し編
- 綿騙し編
- 祟騙し編
- 郷壊し編
- 鬼明し編
- 綿明し編
- 祟明し編
- 神楽し編
- 竜宮レナの関連人物・キャラクター
- 前原圭一(まえばら けいいち)
- 園崎魅音(そのざき みおん)
- 北条沙都子(ほうじょう さとこ)
- 古手梨花(ふるで りか)
- 竜宮保典(りゅうぐう やすのり)
- 竜宮礼子(りゅうぐう れいこ)
- 竜宮レナの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「簡単だよ。幸せな日々が有限であることに気づけば良い」
- 「誰も圭一君を叱らなかったと思うから、私が代わりに叱るね」
- 「嘘だ!」
- 竜宮レナの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- レナの元ネタはファイナルファンタジーのレナ
- レナの持っている鉈はインパクトを与えるため
- 実はヤンデレではない
- 半年に1度発売されていた『ひぐらしのなく頃に』