マイ・スパイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『マイ・スパイ』とは、2020年のアメリカ合衆国のスパイアクションコメディ映画。監督はスパイ・コメディで全米興行収入初登場1位を記録した『ゲットスマート』のピーター・シーガル、脚本は『RED/レッド』シリーズなどのホーバー兄弟だ。出演はデイヴ・バウティスタやクロエ・コールマンなど。肉体派俳優として活躍してきたバウティスタの意外で魅力的な演技を思う存分見せつけてくれる。米国ではAmazonプライム・ビデオでの配信のみとなったが、日本を含むその他の一部の国では劇場公開された。
吹き替え:五味紗也香
CIAでITを担当している職員で銃などは一切使えない技術専門。JJにあこがれている女子力のない技術系女子でJJとコンビを組む任務を任せられ大興奮。プロのハッカーであるが、あこがれのJJから実践を学び、いつかJJからコンビとして認められたいと願っている。JJと仲良くしてもらえるソフィーに最初は嫉妬しているが、今回の任務が成功し、JJから自分の相棒だと認められる。
ケイト・ニュートン(演:パリサ・フィッツ=ヘンリー)
吹き替え:大井麻利衣
JJとボビーの張り込み対象者。死んだ夫デイヴィットは武器商人ヴィクターの弟で、一年前にヴィクターと意見が食い違い殺された。夫の死後は娘のソフィーとシカゴに引っ越し暮らしている。救急病院の看護師をしている。JJに出会い好意を持つが、実はJJがCIAエージェントであることがわかり、さらに、自宅がモニターで監視されていたことを知り激怒する。しかし後、義兄に襲われていたところをJJに助けられ仲直りをする。
デヴィッド・キム(演:ケン・チョン)
吹き替え:斉藤隼一
CIAの局長を務める。JJの任務遂行態度に難色を見せる。キムは、JJが最初のミッションでは核兵器の一つを持ち逃げされ、悪人を尋問しようにもJJが全員殺してしまい尋問もできなくなってしまったことから重要任務から外してしまう。最終的にミッションは成功を収め、一度はJJに解雇を言い渡したが、復帰を求め、パートナーのボビーの昇給も承諾する。
ヴィクター・マルケス(演:グレッグ・ブリック)
吹き替え:西村健志
ケイトの夫デイヴィットの実の兄で20年近く違法武器商人として裏社会に君臨している。テロリストと手を組み手広くビジネスをしている。元フランス特殊部隊の隊員で、フランス国籍を持つ。弟のデイヴィットと長年一緒に仕事をしていたが、意見が対立しデイヴィットを殺害してしまう。現在、弟が生前隠した核兵器の設計図を探している。設計図が入ったUSBを奪いにケイトの元へやってくるが、その場に居合わせたJJと乱闘となり、最後はJJに殺害され崖の下に突き落とされる。
カルロス(演:デヴェレ・ロジャース)
ケイトのゲイの隣人。親切な隣人を装っているが、トッドと手を組みケイトの無き夫の所持する核兵器の設計書を狙う悪の一味。カップルを装っているが、もともとトッドとは恋仲ではなかった。この任務で一緒に暮らすうちに恋に落ちて本物のカップルとなった。JJがケイトとデートに行くときには服のコーディネイトをしてあげる。設計書を手に入れるためケイトの家に押し入った際にはボビーに手榴弾をくらい吹き飛ばされる。
トッド(演:ノア・ダンビー)
カルロスと同棲中のパートナーで無口な男。カルロスによるとカルロスとトッドはアイススケート教室で知り合ったということになっている。ケイトの親切な隣人ゲイカップルを装っているが、実は彼らもケイトの無き夫が残した核兵器の設計書を狙う悪の一味と言うことが後に判明する。身分を偽っておりケイトにはセラピストだと言っている。設計書を手に入れるためケイトの家に押し入った際にはボビーに手榴弾をくらい吹き飛ばされる。
クリスティーナ(演:ニコラ・コレイア・ダムド)
CIAの職員でJJのライバル。今回の任務ではJJに適していたベルリンやパリでのおいしい任務を総ざらいした。JJのミッション成功のおかげで給料アップとなった。
クリストファー・コール(演:ジーン・ミシェル・ナドー)
ヴィクターの弁護士でベルリンに弁護士事務所を構えている。ヴィクターは、彼の弟デイヴィッドが核兵器の設計書をコールに渡したと思い訪ねていくが、実際には受け取っておらず、ヴィクターに殺害される。
『マイ・スパイ』の用語
隠しカメラ B12256992
ワイヤレス(WIFI)マイクロカメラで今回ケイト家の監視のためにJJがケイト家に設置したカメラ。ボールの中に隠したものが見つかってしまい、ソフィーはこの番号をもとにWIFIを探し発信元を探し当てる。
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目次 - Contents
- 『マイ・スパイ』の概要
- 『マイ・スパイ』のあらすじ・ストーリー
- スパイJJ
- CIAの作戦
- 監視失敗
- ソフィーの作戦
- ヴィクター動く
- ヴィクターとの対決
- 『マイ・スパイ』の登場人物・キャラクター
- JJ(演:デイヴ・バウティスタ)
- ソフィー・ニュートン(演:クロエ・コールマン)
- ボビー・ウルフ(演:クリステン・シャール)
- ケイト・ニュートン(演:パリサ・フィッツ=ヘンリー)
- デヴィッド・キム(演:ケン・チョン)
- ヴィクター・マルケス(演:グレッグ・ブリック)
- カルロス(演:デヴェレ・ロジャース)
- トッド(演:ノア・ダンビー)
- クリスティーナ(演:ニコラ・コレイア・ダムド)
- クリストファー・コール(演:ジーン・ミシェル・ナドー)
- 『マイ・スパイ』の用語
- 隠しカメラ B12256992
- プルトニウムピット
- 『フィフティ・シェイズ・オブ・アメイジング』
- 『シュレック』
- 『マイ・スパイ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- JJ「スパイごっこは新米でね。落ち着かない。俺は兵士だからこの手の仕事は苦手なんだ。」
- JJ「民間人90人、安全は確保されておらず、無防備で狙われやすい状態」
- JJ「民間人との食事は久しぶりで」
- 強いJJの一面が垣間見れるシーン
- 授業参観で父兄がJJに嫉妬し対抗するシーン
- JJが良かれと思ってやった行動が裏目裏目に出てしまうシーン
- 「シュレックの結婚式みたい」なダンス
- 「私たちのお茶会」の絵をプレゼントする場面
- 『マイ・スパイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- スケートリンクの氷は解けかけていた
- バウティスタのアイスはグルテンフリー
- 撮影中の罰ゲームで集めたお金を寄付
- クロエ10歳の誕生日を祝うバウティスタ
- 『マイ・スパイ2』検討中
- 『マイ・スパイ』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:Cardi B, Bad Bunny, J Balvin 『I Like It』
- ED(エンディング):Daphne Willis『Do It Like This』