アイアンメイデン・ジャンヌ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

アイアンメイデン・ジャンヌとは、『シャーマンキング』に登場するキャラクターで、ハオを倒すために結成された正義の組織「X-LAWS」のリーダー。圧倒的な強さを持つ「神クラス」と呼ばれるシャーマンのひとりで、組織のメンバーからは「聖・少・女」と崇められている。世界平和を願う少女だが、正義のために躊躇いなく人を殺すという異常性を持つ。紆余曲折を経て自分を見つめなおし、自分の思う正しさだけではなく他者のために戦うようになる。シャーマンファイト終了後に蓮と結婚し一男をもうけるが、ある人物に殺害される。

ハオの手下によって蓮が死亡し、葉はジャンヌに蘇生を依頼する。引き換えにシャーマンファイト辞退を要求された葉はあっさりと受け入れるが、ハオから辞退を取り消すよう求められ、さもなくば葉の仲間を殺すと脅されてしまう。葉は阿弥陀丸やアンナの後押しを受け、自分がシャーマンファイトに未練を残していることを自覚し、X-LAWSに復帰を受け入れてもらうよう頼みに行く。そんな話し合いが通じるはずもないと理解している葉はマルコたちに戦いを挑む。ジャンヌは水責めの拷問としてアイアンメイデンごと海に沈んでいたので、葉がX-LAWSに戦いを挑みに来たことは知らずにいた。
X-LAWSの面々と葉が戦っていると、ハオの腹心の部下であるラキストが現れる。葉をシャーマンファイトに復帰させるためにX-LAWSを潰しに来たと言うラキストは、「私が作った出来損ないの組織の後始末だ」と語る。
ラキストの持霊は誰がどう見てもX-LAWSと同じ天使だった。X-LAWSの隊員たちのO.S.を次々に破っていくラキストは、X-LAWSの創始者にして「始まりの天使」ルシフェルを操る男だとマルコはリゼルグに説明する。ラキストを裏切り者と呼び、一騎打ちを挑むマルコにラキストは「必死に育て上げた『自信作』とやらをはやく投入したらどうだ」と煽る。その言葉にリゼルグはX-LAWSの正体がわからなくなる。

ラキストとマルコが一騎打ちを始めたことで蚊帳の外になってしまった葉は、リゼルグと話し合って死人を出さないためにふたりを止めることを決める。しかしラキストの言葉から考えて、ラキストの本当の狙いがマルコではなくジャンヌであることは明白だった。ジャンヌを呼びに行けば、ラキストにジャンヌを差し出すことになる。そこで葉はひとつの作戦をたてた。葉が父から借りた山神の精霊・イマリとシガラキに化けさせて偽物のジャンヌをラキストに見せ、ラキストがジャンヌを殺そうとしたところを叩くという作戦だ。
ラキストがマルコを殺そうとしたとき、持霊シャマシュを従えたジャンヌが現れた。しかしラキストはO.S.に影ができないことから、ジャンヌが偽物であることを即座に見抜く。そして葉の指示で偽物のジャンヌを作っているリゼルグを殺そうとしたとき、リゼルグが消えて山神が現れた。実はシャマシュだけは初めから本物で、偽物はジャンヌとリゼルグだった。葉の指示を受けたリゼルグはジャンヌを海底から呼び戻し、シャマシュをO.S.させ、自分とジャンヌの偽物を作ってラキストに見せた。リゼルグ自身の偽物だけは船の影になるところに立たせて影を誤魔化し、ジャンヌが偽物であることを見抜いたラキストが、シャマシュだけは本物であることに気付かないよう仕向けたのだ。
こうしてリゼルグの持霊ゼルエルがラキストのルシフェルの背後を取り、ラキストを倒すことに成功、X-LAWSは壊滅を免れた。
リゼルグに乞われて葉の指示通りにシャマシュをO.S.し、葉とリゼルグを救ったジャンヌだったが、同時に明らかにされた自分の正体にショックを隠せなかった。ジャンヌは神の力を授かった「聖・少・女」などではなく、X-LAWSを聖なる正義の組織とするためにマルコとラキストが探し出したただの孤児だった。人より少しだけ霊感が強く、人より少しだけ思い込みが強いただの少女、それがジャンヌだった。ジャンヌはマルコの洗脳じみた教育により自身を聖なる力を持った存在だと思い込み、マルコの傀儡としてX-LAWSのリーダーに就いていたのだ。
マルコは自分が運営していた孤児院や保護していた孤児たちをハオに燃やされてから、その復讐のためにX-LAWSを創設し、ジャンヌを「聖・少・女」に仕立て上げた。X-LAWSは正義の組織などではなく、マルコの私怨のために作られた組織だった。
すべてが明るみに出たことで、マルコは頭を打ちぬいて自害しようとするが、ジャンヌは身を呈してそれを止める。そして、自分がただの少女であることは既に受け入れている、それでも正義や法は必要なもの、と言ってマルコを許し、新たに正義の組織X-LAWSとして歩んでいこうとマルコを励ました。自分が聖少女に仕立て上げた少女が真に心優しい聖女となったことに、マルコは感涙するのだった。

やったらやり返される

リゼルグとジャンヌ、マルコの前に、ジャンヌが殺したチーム「ナイルズ」のリーダー・アナテルの弟であるアナホルが現れた。兄の復讐をするためにハオの手下となったアナホルは不意打ちでマルコを殺し、リゼルグとジャンヌも殺そうと追いかける。リゼルグはゼルエルで全員を抱えて逃げようとするが、ジャンヌは自身が犯した殺人という罪に直面したことで心が折れてしまい、シャマシュを出すことができない。「やったらやりかえされる」という葉の言葉がリゼルグの頭によぎった瞬間、ふたりともアナホルに殺害されてしまう。
ジャンヌは死の間際にシャマシュの力でマルコを蘇生させ、マルコの尽力によりジャンヌとリゼルグの遺体は損壊されることなくその場から逃げることに成功する。
その後、中庸を掲げる組織「ガンダーラ」のリーダーにして神クラスのシャーマン、サティの力によりジャンヌは蘇生される。ジャンヌは自分の犯した罪に負けた心の弱さを噛み締め、再び立ち上がる。ジャンヌがたびたび口にする「世界が平和でありますように」という言葉はマルコから与えられた決まり文句ではなく、ジャンヌ自身の願い、目標となった。

ムー大陸

シャーマンファイト第二次トーナメントは海底に沈んだムー大陸で行われる。しかし試合形式でぶつかってハオと渡り合えるものがいるはずもなく、ジャンヌを含めた全員が試合を辞退し、ハオはシャーマンキングとなる。
ムー大陸には地球の自然環境を再現した10のプラントがあり、その最奥でシャーマンキングとなる者が肉体を捨て、G・S(グレートスピリッツ)と一体となる儀式を行う。その儀式の場で無防備になるハオを叩くため、ジャンヌたちは10のプラントを進む。各プラントにはパッチ族の中でも指折りの実力者がシャーマンキングを守るためにひとりずつ控えており、ジャンヌたちはそれらをすべて倒して進まなければならない。

谷のプラントで一行を待ち構えていたのはリゼルグの元担当であるブロンだった。蜘蛛の精霊ブルーネットを駆使するブロンはあっという間に蓮とホロホロを殺し、葉たちを蜘蛛の巣で捕えてしまう。ブロンの戦い方を知っていたリゼルグだけが巣から逃れ、ブロンに立ち向かう。複霊甲縛式O.S.「マステマ・ドルキーム」の業火でブロンを焼くリゼルグだったが、ブロンはまだ立ち上がる。そのとき、蜘蛛の巣に引っ掛かっていたアイアンメイデンの扉が開き、ジャンヌがリゼルグに加勢した。全てが終わったら必ず蘇生させると決めたジャンヌにはアナホルと対峙した時の迷いは既になく、ブロンを圧倒する。最後にはリゼルグの放つ火炎でブロンを倒した。
しかしブロンに殺された蓮とホロホロを蘇生させたことでジャンヌの巫力を使い果たしてしまい、ジャンヌはハオに追いつくことなくリタイアとなった。

シャーマンファイトが無事に終了し、地上に戻ったジャンヌはX-LAWSを慈善団体に変え、その総帥に就任する。X-LAWSはヨーロッパ最大の慈善団体となる。
その後、蓮と再会したジャンヌは彼と結婚し、一男をもうけて幸せに暮らしていたが、ある人物に殺害されてしまう。

アイアンメイデン・ジャンヌの関連人物・キャラクター

マルコ・ラッソ

X-LAWS天使隊隊長、そしてX-LAWSの実質的なリーダー。
もとはラキストに保護された孤児だったが、大学卒業後に起業し、ラキストの孤児院運営にも関わっていた。しかし孤児院を燃やされた挙句子供たちをハオに殺され、復讐のためにX-LAWSを創設する。X-LAWSを表向きは正義の組織とするため、聖なる力を持つリーダーとして見出したのが、身寄りのないジャンヌだった。

renote.net

リゼルグ・ダイゼル

シャーマンファイト本戦前にX-LAWSに加入した少年。幼い頃に両親をハオに殺され、その復讐のためにシャーマンファイトに参加した。
ムー大陸では十祭司ブロムを相手にジャンヌと協力して立ち向かった。

renote.net

道蓮(タオレン)

中国のシャーマンの名家、道(タオ)家の嫡男であり、主人公・葉の宿命のライバル。
『シャーマンキング』の作中ではジャンヌとほとんど会話せず、2回ほどジャンヌによって蘇生されただけの縁。しかも、1回目に蘇生された際は「迷惑だ」と吐き捨ててジャンヌを泣かせていた。
しかしシャーマンファイト終了後、慈善団体となったX-LAWSの総帥をしていたジャンヌはヨーロッパを訪れた蓮と再会し、結婚することになる。『シャーマンキング』最終話ではふたりの息子、黽(メン)が登場する。

renote.net

アイアンメイデン・ジャンヌの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「世界が平和でありますように」

shuichi
shuichi
@shuichi

Related Articles関連記事

シャーマンキング(SHAMAN KING)のネタバレ解説・考察まとめ

シャーマンキング(SHAMAN KING)のネタバレ解説・考察まとめ

『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。通称は『マンキン』で、アニメ化もされた。1度は打ち切りになったが、約380Pの描き下ろしが追加された完全版が発売となり物語は完結した。霊と交流でき戦う能力を持つ「シャーマン」の少年・朝倉葉。彼はシャーマンの頂点「シャーマンキング」を目指し、500年に1度行われる「シャーマンファイト」に参加する。

Read Article

グレートスピリッツ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

グレートスピリッツ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

グレートスピリッツとは、『シャーマンキング』に登場する、この世のすべての魂の集合体であり、シャーマンキングだけが所有することのできる最強の霊だ。特定の姿や人格はなく、あらゆる魂とその記憶から出来ている。肉体の死を迎えた魂はグレートスピリッツへと還り、再び地上に生まれる時を待つ。グレートスピリッツの中では無数の魂が文化圏ごとのコミューンを形成しており、地獄と呼ばれる場所も天国と呼ばれる場所もある。

Read Article

シャーマンキングのオーバーソウル・必殺技まとめ

シャーマンキングのオーバーソウル・必殺技まとめ

『シャーマンキング』とは、武井宏之による漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。 平凡な中学生、小山田まん太のクラスに転校してきた不思議な少年麻倉葉。彼は霊と心を通わせることのできる霊能力者、「シャーマン」だった。500年に一度開催されるというシャーマンの王を決める戦い、「シャーマンファイト」に参加するべく上京してきたのだ。 シャーマンは各々の「持霊」を物体に憑依させ具現化させる、「オーバーソウル」と呼ばれる方法で戦う。葉は持霊の阿弥陀丸と共に様々な成長を遂げ、技を身につけていく。

Read Article

シャーマンキングの持霊まとめ

シャーマンキングの持霊まとめ

『シャーマンキング』とは、武井宏之による漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。 平凡な中学生、小山田まん太のクラスに転校してきた不思議な少年麻倉葉。彼は霊と心を通わせることのできる霊能力者、「シャーマン」だった。500年に一度開催されるというシャーマンの王を決める戦い、「シャーマンファイト」に参加するべく上京してきたのだ。 葉は伝説の侍、阿弥陀丸を自らの“持霊”にし、シャーマンファイトに挑む。シャーマンは皆それぞれ持霊がおり、霊を物体に憑依させ具現化させて戦う。

Read Article

シャーマンキングの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

シャーマンキングの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。一度は打ち切りになったが完全版が発売され、約380Pの描き下ろしが追加され完結した。シャーマンの少年である主人公・麻倉葉(あさくらよう)が、全てのシャーマンの頂点「シャーマンキング」を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、様々な人との出会いや戦いを通して成長していく物語。

Read Article

五大精霊(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

五大精霊(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

五大精霊とは、『シャーマンキング』に登場する自然を司る最高位の5体の精霊で、シャーマンファイトを運営するパッチ族が守っている。それぞれ火、水、風、地、雷の五大元素を司っている。500年前、パッチ族からハオがスピリットオブファイアを盗み出して以降は残りの4体がパッチ族に守られていた。ハオを止めるためにガンダーラが見出した「五人の戦士」にそれぞれが渡され、シャーマンキングとなったハオに対抗する戦力となった。

Read Article

馬孫・黒桃(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

馬孫・黒桃(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

馬孫(バソン)・黒桃(コクトー)とは、『シャーマンキング』に登場する中国の武将の霊とその愛馬の霊で、中国のシャーマンの少年、道蓮(タオレン)の持霊(もちれい)だ。作中には黒桃はほとんど登場せず、主に馬孫が蓮の持霊として活躍している。馬孫は生存から道家に仕えており、死亡してからもその忠心は変わっていない。横暴でわがままな蓮を「坊ちゃま」と呼び、尽くしている。『シャーマンキングFLOWERS』では蓮の息子、黽(メン)の持霊として仕えている。

Read Article

ハオ/麻倉葉王(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

ハオ/麻倉葉王(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

ハオとは、『シャーマンキング』のラスボスであり、人類せん滅を企む麻倉家の始祖、麻倉葉王(ハオ)が転生を繰り返して主人公・葉の双子の兄として生まれた少年。「ちっちぇえな」が口癖で、シャーマンのエネルギーである巫力(ふりょく)は約125万という圧倒的な数値を叩き出すほど規格外の力を持つ。主人公を含めて誰にも超えられない絶対的な壁として作品全体に君臨する。最後は大勢の人々が見守る前で実の母・麻ノ葉に諭されるという恥ずかしい思いをした。シャーマンキングとなった後は葉の息子である花を見守っている。

Read Article

ホロホロ/碓氷ホロケウ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

ホロホロ/碓氷ホロケウ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

ホロホロ/碓氷ホロケウ(うすいホロケウ)とは、『シャーマンキング』の登場人物でアイヌのシャーマンの少年。コロポックルのコロロを持霊(もちれい/シャーマンの相棒)とし、雪や氷を用いた戦闘を得意とする。情に厚く熱血な性格で、夢は「でっけえフキ畑を作る」こと。人間の土地開発により自然が壊されていくことを憂えている。シャーマンファイト終了後は農場や牧場を経営する傍ら、森林の違法伐採をする業者や水の不当管理をする業者を潰す「水源の守護者」として活動している。

Read Article

麻倉葉(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

麻倉葉(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

麻倉葉とは、『シャーマンキング』の主人公で、「なんとかなる」が口癖の心優しいシャーマンの少年。侍の霊・阿弥陀丸を相棒に、「楽に生きられる世界」を作るため、500年に一度行われるシャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加する。人類滅亡を目論む宿敵にして兄・ハオを止めるべく奔走する。争いごとを好まない穏やかな性格で、特に人殺しは決して許容しない。多くの出会いと戦いを通して成長し、自分の行いの結果を受け止める覚悟を持つようになる。

Read Article

道蓮(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

道蓮(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

道蓮(タオレン)とは、『シャーマンキング』の登場人物で、中国の歴史の影で1800年もの間暗躍してきたシャーマンの名門・道家出身の少年。1800年間道家に仕えている武将の霊・馬孫(バソン)を持霊(もちれい)としている。頭頂部のトンガリがトレードマーク。シャーマンとして高い実力とプライドを持つ。家の残虐な所業を見てきたために人間を汚いものと断定し、憎んできたが葉との戦いを通して自身の弱さを自覚し、乗り越える。シャーマンファイト終了後は大学在学中にメイデンと結婚し、一男を設けている。

Read Article

恐山アンナ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

恐山アンナ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

恐山アンナとは、『シャーマンキング』のヒロインで、主人公・麻倉葉の許嫁。葉の祖母の弟子で、霊峰・恐山のイタコだ。キツすぎる物言いと手の早さで、葉をはじめとするあらゆる人物から恐れられている。ハオが麻倉家に残した秘伝書「超・占事略決」を短期間でマスターし、書を守っていたハオの式神「前鬼」と「後鬼」をねじ伏せて持霊にするなど、シャーマンとして桁外れの能力を持っている。葉をシャーマンキングにするべく地獄のような修行を課すが、すべては葉への深い信頼と愛情のためだ。

Read Article

リゼルグ・ダイゼル(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

リゼルグ・ダイゼル(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

リゼルグ・ダイゼルとは、『シャーマンキング』の登場人物で、ダウジングという術を得意とする探偵の少年。主人公の葉たちがシャーマンファイトの本戦に挑むためアメリカを旅している最中に出会う。初対面の葉たちが少女と間違えたほどの美少年。幼い頃に両親をハオに殺されており、その復讐のためにシャーマンファイトに参加している。シャーマンファイト終了後は警察官を経てイギリス情報局秘密情報部に所属し、各地の戦争を止めるため尽力するスーパーエージェント「炎の代理人」となる。

Read Article

ファウストVIII世(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

ファウストVIII世(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

ファウストVIII世とは、『シャーマンキング』の登場人物で骨を操るネクロマンサーの男性。最愛の妻、エリザを蘇らせるためにシャーマンキングを目指す。ネクロマンサーとなる前は医者をしており、その知識と経験は確かなもの。エリザの死によって正気を失い、まん太の胸部をメスで切り開くなど異常な行動を取るが、葉の仲間となってからは医療に精通したシャーマンとしてサポート面で活躍する。シャーマンファイト終了後はふんばり温泉専属医師となるが、激務がたたって過労死する。

Read Article

サティ・サイガン(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

サティ・サイガン(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

サティ・サイガンとは、『シャーマンキング』の登場人物で、正義にも悪にも依らない「中庸」を掲げる組織「ガンダーラ」のリーダーである。ガンダーラは仏教に属するシャーマンたちが所属しており、ハオをも含めた全ての者を漏れなく救済するという方針の元活動している。ハオの悪行を止めるため、葉・蓮・ホロホロ・チョコラブ・リゼルグを「五人の戦士」と見定め、地獄での修行や五大精霊の調達などのサポートを行う。サティは死者を蘇らせる力を持っており、彼女に救われるキャラクターは多い。

Read Article

梅宮竜之介(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

梅宮竜之介(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

梅宮竜之介とは、『シャーマンキング』に登場する、長いリーゼントと木刀がトレードマークのキャラクター。仲間たちからは「竜」や「竜さん」と呼ばれる。地元の不良たちを率いる「木刀の竜」として名を馳せたが、盗賊の霊・蜥蜴郎(トカゲロウ)に取り憑かれたことをきっかけにシャーマンとしての能力が開花した。主人公の葉を「旦那」と慕い、シャーマンファイト本戦では葉のチームの一員として戦う。シャーマンファイト終了後はふんばり温泉の板前長となり、葉の息子の花の面倒や、女将の補佐に奔走している。

Read Article

マルコ・ラッソ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

マルコ・ラッソ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

マルコ・ラッソとは、『シャーマンキング』に登場するキャラクターで、ハオを倒すために結成された正義の組織「X-LAWS」のナンバー2にして実質的なリーダー。ハオに復讐するためX-LAWSを設立し、ただの孤児であったジャンヌを「聖・少・女」にまで育て上げた。非常に頭が固く、X-LAWSのやり方を好まない葉を毛嫌いし、X-LAWSに所属しながらマルコに同調しないリゼルグに体罰を加える。ジャンヌを騙していたことを許されてからは多少性格が丸くなり、リゼルグが気軽に意見できる間柄となる。

Read Article

チョコラブ・マクダネル(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

チョコラブ・マクダネル(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

チョコラブ・マクダネルとは、『シャーマンキング』の登場人物で、中南米インディオのシャーマンの少年。世界一のコメディアンになることが夢だが、ギャグセンスはない。幼い頃に強盗に両親を殺され、自身もギャングとなって殺人を犯した過去を持つ。シャーマンの老人・オロナに救われ、ギャングから足を洗ってシャーマンとなり、「笑いの風」で世界を救うことを目指す。シャーマンファイト終了後は罪を償って服役し、刑務所内で寒いギャグを飛ばす「ミスター・ウインド」の呼び名で親しまれる。

Read Article

道潤(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

道潤(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

道潤(タオジュン)とは、『シャーマンキング』の登場人物で、主人公・葉のライバルである蓮の姉。死者をキョンシーとして操るシャーマン、道士であり、キョンシーの白竜(パイロン)を持霊としている。登場時は目的のためなら殺人をも厭わない冷酷な性格だったが、葉との戦いを通して改心した。全編を通して弟・蓮を思いやる心優しい姉として描かれている。『SHAMAN KING レッドクリムゾン』では道家の壊滅を目論む組織と戦う潤の姿が見られる。

Read Article

シルバ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

シルバ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

シルバとは、『シャーマンキング』の登場人物で、シャーマンファイトの運営・管理を行うパッチ族の青年。パッチ族の中でも指折りの実力を持ち、シャーマンキングに仕える役目を持つ十祭司のひとりでもある。心優しく正義感の強い性格で、シャーマンファイトを通して主人公・葉の成長を見守る。500年前のシャーマンファイトにパッチ族として現れたハオの血を引いていることから、ハオを倒し、その野望を止める責任を負っている。『シャーマンキングFLOWERS』では彼の娘・アルミが葉の息子・花の許嫁として登場する。

Read Article

阿弥陀丸(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

阿弥陀丸(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

阿弥陀丸とは、『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の相棒で、600年前に千人斬りの伝説を残した侍の霊。この世に未練を残して地縛霊となっていたが、墓地で出会った葉に未練を解消してもらったことで彼に仕えることを決める。葉の持霊(もちれい)として500年に一度行われるシャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、数々の猛者と戦い、葉の修業のためなら地獄であってもついていく。シャーマンファイトが終わった後は葉の息子の花の持霊となって面倒を見ている。

Read Article

李白竜(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

李白竜(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

李白竜(リー・パイロン)とは、『シャーマンキング』に登場する格闘家のキョンシーで、道潤(タオジュン)の持霊(もちれい)。独自の拳法「導弾道(ダオダンドウ)」の使い手で、生前はカンフー映画スターだった。強いキョンシーを潤に与えるため、白竜に目をつけた道家の人間に殺されてキョンシーにされた。長年意識のない人形のような状態だったが、葉の尽力により意識を取り戻した。以降は潤と和解し、正式にパートナーとなる。

Read Article

パスカル・アバフ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

パスカル・アバフ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

パスカル・アバフとは、『シャーマンキング』に登場する南米インディオの神であり、シャーマンファイト後半でチョコラブ・マクダネルの持霊(もちれい)となる精霊。通称アバさん。1000年前のシャーマンファイトに参加し、ハオに殺害されるが、その雄姿はインディオの人々に希望と勇気を与え、死後神格化された。知識・経験ともに豊富で、チョコラブとチームを組んでいた蓮・ホロホロを一晩で神クラスのシャーマンと渡り合えるほどに鍛え上げたこともある。シャーマンファイト終了後はグレートスピリッツに帰った。

Read Article

小山田まん太(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

小山田まん太(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

小山田まん太とは、『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の友人の少年。家は世界的な電子機器メーカーを経営する大富豪で、社長である父の跡を継ぐため、まん太は日々勉学に励んでいる。もとは霊の存在自体を信じていなかったが、ある晩、墓地の近くを通りがかり、葉が幽霊たちと談笑する姿を目撃して以来、霊が見えるようになる。葉にとっては生まれて初めての人間の友達だ。シャーマンの力は持っていないが、葉の身をいつも案じるよき友人であると同時に、作中いちのツッコミ役でもある。

Read Article

コロロ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

コロロ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

コロロとは、『シャーマンキング』に登場するアイヌのシャーマンの少年、ホロホロの持霊(もちれい)であり、アイヌの伝承に登場する精霊・コロポックルである。コロポックルとはアイヌ語で「フキの葉の下の小人」の意味。ホロホロ自身はコロロをただのコロポックルだと思っていたが、その正体はホロホロの初恋の少女が精霊コロポックルとなったものだった。本名は黒部民子といって、ホロホロが小学生の頃のクラスメイトだったが、冬の山で遭難して死亡した。その後はコロポックルとなってずっとホロホロの側にいた。

Read Article

エリザ・ファウスト(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

エリザ・ファウスト(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

エリザ・ファウストとは、『シャーマンキング』に登場する看護師の霊で、ファウストVIII世の妻であり持霊(もちれい)でもある。ファウストは強盗に殺されてしまったエリザを蘇らせるためにシャーマンキングを目指した。ファウストの使う死者蘇生術(ネクロマンシー)ではエリザの心までは呼び戻せなかったが、アンナの口寄せによってエリザの心が呼び戻された。彼女自身は多くを語らないが、心が蘇ってからは夫と幸せそうにしている姿が見られる。

Read Article

モルフィン(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

モルフィン(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

モルフィンとは、『シャーマンキング』に登場するケシの花の精霊で、リゼルグ・ダイゼルの持霊(もちれい)。視覚・聴覚・嗅覚が並外れており、探し物が得意。探偵業を営むダイゼル家に代々受け継がれている持霊で、リゼルグの父からリゼルグに渡された。言葉は話さないがリゼルグのことを深く案じており、リゼルグがX-LAWSの一員として殺人を犯しそうになった時は、リゼルグの操作に逆らってまで止めている。

Read Article

蜥蜴郎(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

蜥蜴郎(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

蜥蜴郎(トカゲロウ)とは、『シャーマンキング』に登場する日本の戦国時代の盗賊の霊で、主人公・葉の持霊(もちれい)阿弥陀丸に恨みを持って地縛霊となっていた。ふんばりが丘の不良、梅宮竜之介に取り憑いて阿弥陀丸に復讐しようと企むが、誰も傷つけたくない葉の捨て身の行動と優しさに触れて改心する。後にシャーマンとなった竜之介の持霊(もちれい)となる。作中では主に「トカゲロウ」とカタカナで表記される。

Read Article

ミック(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

ミック(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

ミックとは、『シャーマンキング』に登場するジャガーの精霊で、チョコラブ・マクダネルの持霊(もちれい)。もとはチョコラブの師匠であるオロナの持霊だったが、彼の死後、チョコラブに受け継がれた。言葉を話すことはないが表情豊かで、チョコラブのギャグの相方も務める。チョコラブを大切に思っており、ルドセブとセイラームの兄妹にチョコラブが殺された際には兄妹を噛み殺そうとするほど怒り、悲しんだ。

Read Article

有名声優の年収ランキングTOP10!【なりたい職業上位】

有名声優の年収ランキングTOP10!【なりたい職業上位】

小中学生のなりたい職業上位にランクインする声優。一般的なサラリーマンのように毎月決まったお給料がもらえるわけでもなく、仕事がなければ収入も保障されない厳しい世界ですが、その分人気が出れば年収1000万円超えも夢じゃない!?ここでは誰もが知る有名声優の方々が年にどのくらい稼いでいるのか、ランキングの形でまとめてみました。

Read Article

目次 - Contents