巨影都市(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『巨影都市』(きょえいとし)とは、グランゼーラ開発のPlayStation 4用サバイバルアドベンチャーゲーム。バンダイナムコエンターテインメントとの共同プロデュース作品。どこにでもあるような光景が広がる現代の街「宮都県・宮都市」、主人公は待ち合わせ場所に向かっていた。その時、突然謎の巨人が二体も街中に出現し、街はパニック状態に。「巨影」による街への被害が広がる中、待ち合わせていた女性、香野ユキと共に、次々と出現する「巨影」から脱出を目指すSFサバイバル。
ダッシュ、緊急回避で減少し、時間と共に回復する。無くなると回復するまでの間、ダッシュや緊急回避ができなくなってしまう。食料アイテムの中には、一定時間ST減少を抑えるものもある。
回避行動
□ボタンを押すと回避行動を取る。立ち止まった状態だと伏せ、走りながらだとローリングを行う。
伏せた状態から移動すると四つん這いで移動できる。また、主人公の身に危機が迫ると音と共に□のアイコンが表示される事があり、このタイミングで□ボタンを押すと緊急回避が可能。
特定の敵に押し倒された時にもタイミングよく□を押さないと、更にダメージを受けてしまう。また、特定の敵に喰いつかれたり掴まれた際には左スティックを激しく動かして(レバガチャ)すぐに振り解かなければ死亡してしまう。
衣装
主人公の服装は随所で入手可能で、いつでも着替える事が出来る。本作では衣装に応じてHPとSTに補正が付くようになっている。
但し、ダメージを受け続けると衣装がボロボロに破損してしまう。破損した衣装は買い取り業者から有料で修理してもらう事が可能。ローリングをすると服が濡れてしまうが、ゲーム進行上のデメリットは無い。
服以外にも帽子、グローブ、眼鏡、マスク、アクセサリーなども装備可能(靴は服とセットなので個別には変えられない)。
本作では主人公の性別に応じて手に入る衣装が一部異なるが、入手した衣装は性別に関係無く装備可能であり、男装も女装も出来る。
入手した衣装はクリア後に引き継ぐ事は出来ず、後述の巨影メダルで購入できるもののみ間接的に引き継げる。また、鏡を調べると髪型の変更もできる。髪型は巨影メダルとの交換で増えていく。
乗り物
ステージに応じて、自動車、オートバイ、フォークリフト、レイバー(エイブラハム)、馬などの乗り物を操作する事がある。
KYOEI NEWS
主人公がアカウント登録している、配信型ニュース。各エピソードごとのリザルトを担当しており、作中でとった行動によって記事が増えたり変化したりする。
また、ここで本編では語られない裏の出来事や設定が明かされる事もある。ニュース以外にも広告も表示される。
一度見たニュースはセーブすることでシステムデータに保存され、すべてのセーブデータで共通して「コレクション」というメニューから閲覧することが可能。
複数ある選択肢で、それぞれ別のNEWSになる場合もある。一覧には作中の映像を使ったサムネイルが表示されるが、最初に取得した際の衣装がすべて反映される。
巨影メダル
フィールドに散らばっているメダル状のアイテム。3種類あり、それぞれ獲得できるメダルの量が異なる。リザルト画面で各種衣装と交換することができる。
衣装はストーリー進行で増えていくが、一度購入した衣装は2周目からは最初から購入可能(性別限定のものは別)。この方法で入手しないと獲得できないニュースが存在している。
当初は周回プレイでもメダルが引き継がれる事は無かったが、アップデート後は前周のメダルは使用済みのものを含めて全て引き継がれるようになった。
わらしべイベント
竹辺幸からもらえる巨大エメラルドから始まる、資産を激増させることができるイベント。ただし、トロフィーにはあまり関係しない。物々交換ではなく一旦現金を介してより高級な不動産を獲得していく。そのため、一度売り払って現金化させる必要がある。
各不動産は入手時の選択肢によって後の資産価値が変化するようになっており、主に売り主の喜ぶ選択肢だった場合は高額で売り払うことができ、後のイベントにつなげることができる。
また、選択肢ごとに獲得できるKYOEI NEWSが異なっている。
『巨影都市』の登場人物・キャラクター
主人公
本作の街に住んでいる若者。会社員・学生・テンション高めの若者・主体性の無い若者からプレイヤーは選び、髪型、見た目も選択肢に対応する。名前の変更も可能で立ち振る舞いや言動はプレイヤーの自由だが、時折自発的に発言や行動を取る事もある。
一般市民であるが、フォークリフト、馬、レイバーをも乗りこなす。苦しみながらもゴーゴーカレーの総重量2.5kgを誇るメジャーカレーワールドチャンピオンクラスを短時間で完食できるほどの大食漢。
紫色の閃光を目にしたことから、紫の怪光という謎の能力を手にする。さらに突如出現した「巨影」に狙われており、ヒロインの香野ユキと共に「巨影」の脅威から逃れようと奔走する。しかし行く先々で「巨影」が主人公の居る場所にしか出現しない事から、周りから「巨影」を呼び寄せる元凶ではないかと疑われるように。
その為、「W&Pコンサルティング」に狙われる羽目になり、連れ去られてしまったユキを柏木リサと共に救出に向かう。
実は冒頭の「紫色の閃光」を目にした瞬間から思念体に記憶を書き換えられており、会った事も無い香野ユキを近しい人として認識。誰とも待ち合わせなどしておらず、たまたま通りかかった主人公が偶然思念体に選ばれた。作中で見せる特殊能力や驚異的な回避力も思念体に力を与えられた為使えた代物だった。
最後はユキと共にヘリに乗り遅れてしまうが、思念体に真実を告げられた後に意識を失い、ヘリの中で目を覚ます。周りが皆ユキの事を忘れた中、ただ一人だけ彼女の事を覚えていた。
三崎 ケン(みさき けん)
CV:佐藤拓也
男性主人公。初期装備は黒い短髪、ネクタイをつけた破れたビジネススーツの会社員。
名前やビジュアルは変更可で場合により女装もする。男性主人公のみ、香野ユキに膝枕をしてもらう選択肢が出現。
松原 ミハル(まつばら みはる)
CV: 明坂聡美
女性主人公。初期装備は黒いロングヘア、破れたOLスーツの会社員。名前やビジュアルは変更可。ユキと恋愛関係にあるような選択肢も選べ、作中ではユキとカップル呼ばわりされるシーンも。また、大人を背負って戦闘の最中走り抜けられるほどの体力の持ち主。ニュースでの表記はケンと共有である。
主要キャラクター
香野 ユキ(かの ゆき)
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目次 - Contents
- 『巨影都市』の概要
- 『巨影都市』のあらすじ・ストーリー
- STAGE1「夜の街に現れた巨大な影」
- STAGE2「地下に蠢く影」
- STAGE3「橋を覆う巨大な影」
- STAGE4「忍び込み奪う影」
- STAGE5「抑えきれぬ衝動」
- STAGE6「夜の海、波音、そして影」
- STAGE7「入り乱れ激しく争う影」
- STAGE8「禍々しい金色の影」
- STAGE9「それぞれの正義、ぶつかり合う影」
- STAGE10前編「旺盛な食欲を持って飛来する影」
- STAGE10後編a「空高く舞い上がる影」
- STAGE10後編b「内面に滑り込む影」
- STAGE11「気がつけばすぐそばに影」
- STAGE12「あらゆるものを斬る影」
- STAGE13「ただひたすら迫りくる影」
- STAGE14「全てを踏みにじる圧倒的な影」
- STAGE15「空より舞い降りる巨大な影」
- STAGE16「正面から向かってくる大きな影」
- STAGE17「巨影ニ沈ム都市」
- 『巨影都市』のゲームシステム
- 巨影からの逃走
- HP(ヒットポイント)
- ST(スタミナ)
- 回避行動
- 衣装
- 乗り物
- KYOEI NEWS
- 巨影メダル
- わらしべイベント
- 『巨影都市』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 三崎 ケン(みさき けん)
- 松原 ミハル(まつばら みはる)
- 主要キャラクター
- 香野 ユキ(かの ゆき)
- 大塚 秀靖(おおつか ひではる)
- 柏木 リサ(かしわぎ りさ)
- 藤原 徹(ふじわら とおる)
- W&Pコンサルティング
- 柴田 亮二(しばた りょうじ)
- 武藤 克宏(むとう かつひろ)
- サブキャラクター
- 青木 雅司(あおき まさし)
- 一条 一矢(いちじょう かずや)
- 中川 桜子(なかがわ さくらこ)
- 中川 則夫(なかがわ のりお)
- 山村 美穂(やまむら みほ)
- 山村 伸治(やまむら しんじ)
- 加賀 五郎(かが ごろう)
- 深沢 ひとみ(ふかざわ ひとみ)
- 片桐 光雄(かたぎり みつお)
- 小田 哲哉(おだ てつや)
- 沢田 美月(さわだ みつき)
- 佐々木 晴臣(ささき はるおみ)
- 浅野 耕介(あさの こうすけ)
- 新川 直紀(あらかわ なおき)
- 熊井 久美(くまい くみ)
- 鈴村 彩(すずむら あや)
- 平井 聖子(ひらい せいこ)
- 岩渕 唯(いわぶち ゆい)
- 栗林 奈緒子(くりばやし なおこ)
- 柳井 明(やない あきら)
- 小林 孝子(こばやし たかこ)
- 池内 和昭(いけうち かずあき)
- 木下 千佳(きのした ちか)
- 森本
- ヒロコ
- 毒島
- 二村 清春(ふたむら きよはる)
- 『絶命都市』シリーズゲストキャラクター
- 買い取り専門の男
- 須藤 真幸(すどう まさゆき)
- 陣内 晃二(じんない こうじ)
- 比嘉 夏海(ひが なつみ)
- 竹辺 幸(たけべ ゆき)
- 篠原 一弥(しのはら かずや)
- 佐伯 優子(さえき ゆうこ)
- 青山 透(あおやま とおる)
- 柘植 明(つげ あきら)
- 速水 裕司(はやみ ゆうじ)
- 秋本 茂(あきもと しげる)
- 辺見 泰造(へんみ たいぞう)
- 本条 咲(ほんじょう さき)
- 『巨影都市』の巨影
- 『ウルトラマン』シリーズ
- ウルトラマン
- にせウルトラマン
- ザラブ星人
- ダダ
- ウルトラセブン
- パンドン
- ウルトラマンタロウ
- ウルトラマンティガ
- キリエロイドII
- ウルトラマンゼロ
- ウルトラマンベリアル
- 日本の特撮
- ゴジラ
- キングギドラ
- モスラ
- バトラ
- 3式機龍
- ガメラ
- ギャオス
- レギオン草体
- ソルジャーレギオン
- 『新世紀エヴァンゲリオン』
- エヴァンゲリオン初号機
- エヴァンゲリオン零号機
- エヴァンゲリオン2号機
- 第4の使徒
- 第5の使徒
- 第8の使徒
- 『機動警察パトレイバー』
- イングラム1号機
- イングラム2号機
- グラウベア
- パイロバスター
- グリフォン
- エイブラハム
- 『巨影都市』のアイテム
- 持ち物
- スマートフォン
- トイレットペーパー
- 巨大エメラルド
- コシニクール
- イヤリングの片割れ
- 女性の腕時計
- うちわサボテン"ゴールデンハニー"
- 手作りの絆創膏
- 超絶入門書 THE ゲーム開発
- モーションデータ入りHDD
- 回復アイテム
- カラアゲ大臣(ノーマル味)
- カラアゲ大臣(イチゴ味)
- カラアゲ大臣(しょうゆ味)
- カラアゲ大臣(チリ味)
- カラアゲ大臣(ミルク味)
- カラアゲ大臣(うずしお味)
- カラアゲ大臣(激辛レッド味)
- カラアゲ大臣(サンマ味)
- カラアゲ大臣(ぶどうシャーベット味)
- カラアゲ大臣(ひみつ味)
- カラアゲ大臣(幻の鳥味)
- ハムタマゴサンド
- チューリップランチセット
- 白山麓の水
- ブレンドコーヒー
- ゆで卵
- 牛乳
- コーヒー牛乳
- フルーツ牛乳
- オレンジジュース
- 桜満開弁当
- GZハンバーガー
- お持ち帰り用ロースカツカレー
- バナナ
- サヤエンドウ
- ホウレンソウ
- ネギ
- プチトマト
- 健康ドリンク
- 読み物
- 週刊誌「週刊巨影」
- スポーツ紙「ミヤスポ」
- 宝石店のメモ
- 誕生石のポスター
- バス運転手が持っていた手紙
- 科学誌「プチ・サイエンティスト」
- W&Pコンサルティングのパンフレット
- 柏木リサの写真 待角にて/テニスコートにて/プールサイドにて
- コスプレメンバーズカード
- 二人の写真
- 大塚の名刺
- 柏木リサの名刺
- ミヤトスカイタワーのパンフレット
- 5月のカレンダー
- 男性誌「Narcist」
- 二葉ほのかのブロマイド
- マニア誌「コスプレ時代Vol.1」
- マニア誌「コスプレ時代Vol.2」
- マニア誌「コスプレ時代Vol.3」
- コンビニ店員の伝言メモ
- 深夜ラジオ番組の観覧チケット
- ゲームソフト「絶対安全都市」
- 副船長小田からの手紙
- 深沢博士からの手紙
- 研究所員の紙片
- 耽美な雰囲気のコミック本
- 宝くじNo.123453
- 湾岸土地開発に関する報告書
- クンシラン建設の総合通帳
- 500万円の小切手
- 第2すきま荘の権利書
- ヒヤシンスソフトの権利書
- 宮都シネマの権利書
- レストランテ・ミヤトの権利書
- エビネ出版ビル権利証書
- ビーチリゾート・南の島の隠れ家の権利書
- 8000万円の小切手
- 99億円の契約書
- 最後の剣の物語~過去の章~
- 最後の剣の物語~漆黒の章~
- 最後の剣の物語~紅蓮の章~
- 最後の剣の物語~微睡の章~
- 最後の剣の物語~恋路の章~
- 最後の剣の物語~魔剣の章~
- 最後の剣の物語~追憶の章~
- 最後の剣の物語~大空の章~
- その他
- 冷凍車コンテナのカギ
- フォークリフトのカギ
- 汚れたカギ
- 屋外階段へのカギ
- 沢田主任ロッカーのカギ
- 実験室のカードキー
- 所長のロッカーの鍵
- 小さなカギ
- 『巨影都市』の用語
- 都市・建物・乗り物
- 宮都市
- ラジオスカイガーデン
- イベリスタワービル
- ミヤトスカイタワー
- スカイガーデン大橋
- 国立宇宙線研究所
- 調査船「しばざくら」
- その他
- 紫の悪夢
- 紫色の閃光
- 紫の怪光
- W&Pコンサルティング株式会社
- メジャーカレー ワールドチャンピオンクラス
- KYOEI NEWS
- 二葉ほのか
- 『巨影都市』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 巨影の襲撃に際してのマニュアル
- 購入特典のバリエーション
- 地元つながりのゴーゴーカレー
- ダメージを受けた後
- とがりすぎた選択肢
- バカゲー要素あふれる選択肢
- ダダの標本化エンド
- 『絶体絶命都市』シリーズゲストキャラクターの原作オマージュ