ザ・キング:永遠の君主(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ザ・キング:永遠の君主』とは、2つの世界(パラレルワールド)を舞台にタイムスリップ等が起こるファンタジー&ロマンスドラマだ。韓国の人気俳優のイ・ミンホの兵役後の復帰作であり、韓国ドラマのヒットメーカーのキム・ウンスクが脚本を手がけたドラマである。大韓帝国の皇帝イ・ゴンを俳優イ・ミンホが演じ、大韓民国の刑事チョン・テウルを女優キム・ゴウンが演じた。幼い頃父親を殺された大韓帝国の皇帝ゴンと、正義感の強い大韓民国の女性刑事テウルが2つの世界を行き来する異次元ラブロマンスを描く。
通称ノ尚宮(サングン)。17歳の時に皇室に入り、宮殿内で長く過ごしてきた女性官長。ゴンの祖父から現在のゴンまで、3代にわたり皇室を見てきた。両親を早くになくした幼いゴンを育てており、とてもゴンに信頼されている。大韓帝国生まれかと思いきや物語の中盤で大韓民国から来た人間だということがわかる。ゴンの祖父が皇帝だった時代に、ゴンの祖父が大韓民国に来て、当時戦争で家族をなくし身寄りのないオクナムを大韓帝国に連れてきた。
イ・ジョンイン(演:チョン・ムソン)
皇位序列第2位のプヨン君。ゴンの従叔父。ソウルで医学教授をやっている。穏やかで物静かで、また思いやりがあり優しい人柄である。皇位序列に関心がなく、両親をなくしたゴンを支えてきた。悪い考えを持っている人がジョンインに近づき惑わすも、ジョンインはゴンの味方なので、抱きこむことはできない。皇室の安泰のため、子供をアメリカに移住させて、皇室争いから遠ざけていた。
ミョン・スンア(演:キム・ヨンジ)
皇室広報室のスタッフ。ネットやSNSを駆使して皇室のPRをしたり、悪質なコメントに対して法的措置したり、皇室に関する公式表明を書いたりしている。家族がカナダに移住しているので、韓国での知り合いは幼馴染1人のみ。皇室広報室に勤務する前、スンアは二次創作小説(原作を元に書かれた小説のこと)を書いていた。ノ尚宮(サングン)がそれを気に入り、皇室に採用された。ドッペルゲンガーはミョン・ナリ。
イ・リム(演:イ・ジョンシン)
大韓帝国の2代目皇帝(ゴンの父)の腹違いの兄。クム親王。弟を殺し、甥のゴンの首を締めて殺しかけた。謀反の時、狙っていた萬波息笛(マンパシクジョク)が幼いゴンによって半分に割られた。謀反に失敗し、割られた萬波息笛の片方だけ持って逃走して偶然大韓民国にたどり着いた。冷徹で残酷な性格している。ゴンが大人になった頃には、本当はリムは70歳になるが、笛の力を利用して謀反時の姿のままを保っている。
ク・ソリョン(演:チェ・ウンチェ)
大韓帝国の最年少の女性総理。大韓帝国で女性の総理はソリョンが初めてである。貧しい家庭環境で、母親は商店街で魚屋を営んでいる。学生時代に必死に勉強して有名大学に入学、卒業後にはアナウンサーとして働いた。その後、もっと上にいきたいソリョンは財閥の息子と結婚し、お金や情報、権力、名誉を武器に政治家になった。そして、女性からの支持が欲しかったソリョンは離婚して政界に入って7年で総理となった。総理になり、さらに上を目指したいため、ゴンに目をつけた。見た目が美しく頭も賢いが、欲深く野心的な性格である。ドッペルゲンガーはク・ウナ。
ルナ(演:キム・ゴウン)
捨て子で家族がいない。戸籍も身分証もないので、生きるために窃盗や暴行などの数々の犯罪を犯した。持病があり余命が3ヶ月だと言う。"ルナ"という名前は、可愛がっている捨て猫からとった名前である。顔がやつれており、目つきも悪く、冷酷でどんな犯罪でも躊躇なくやる性格である。
大韓民国の登場人物
チョン・テウル(演:キム・ゴウン)
幼い頃母親をなくし、父子家庭で育った。父親はテコンドー道場の先生兼館長をやっていたので、テウルもテコンドーをやっていた。また、幼い頃からずっと警察官に憧れて、大人になってその夢を叶え、強力3班の刑事となった。職場に女性はテウルだけで、他のメンバーは男性。それでも男性顔負けの体力とテコンドー技術で、数々の犯罪者を逮捕してきた。男勝りで正義感が強く、困難な時でも果敢に立ち向かい、そして優しい性格である。イライラしている時は、髪を結ぶ癖があり、髪ゴムは常に持っている。ドッペルゲンガーはルナ。
カン・シンジェ(演:キム・ギョンナム)
もともとは富裕層の家庭で育ったが、中学生の時父親が破産して貧乏生活になった。その後父親は刑務所に入り、おまけに母親はギャンブル好きと、かなり苦労人である。高校生の時、同級生からいじめられていた時にテウルに助けられたことをきっかけにテコンドーを始めた。テウルの父親に警察官になれと勧められ、刑事となった。
警察署にいる先輩や同僚たちを家族だと思っており、大事にしている。テウルのことが昔から好きだと言う。
物語の中盤で、刑事として働く健康体を持ったシンジェが、リムが大韓帝国から連れてきたカン・ヒョンミンで、本物は事故が原因で病院で寝たきりの生活しているということが発覚する。
チョ・ウンソプ(演:ウ・ドファン)
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目次 - Contents
- 『ザ・キング:永遠の君主』の概要
- 『ザ・キング:永遠の君主』のあらすじ・ストーリー
- 1994年、暗殺された悲劇の皇帝と目撃したその息子
- パラレルワールドに来てしまった大韓帝国の皇帝
- 大韓帝国へ戻る皇帝
- 再び大韓民国に戻ってきた皇帝
- パラレルワールドの大韓帝国に来たテウル
- 大韓帝国を守るゴンとテウルの発見
- 協同捜査の始まり
- シンジェの過去
- ゴンとリムの対峙
- リムの行方を追うゴン
- テウルに迫る危機
- 大韓民国に来たソリョン
- ソリョンが大韓民国と行き来したことを知るゴン
- 25年前にタイムスリップ
- テウルの記憶
- 元通りになった世界
- 『ザ・キング:永遠の君主』の登場人物・キャラクター
- 大韓帝国の登場人物
- イ・ゴン(演:イ・ミンホ)
- チョ・ヨン(演:ウ・ドファン)
- ノ・オクナム(演:キム・ヨンオク)
- イ・ジョンイン(演:チョン・ムソン)
- ミョン・スンア(演:キム・ヨンジ)
- イ・リム(演:イ・ジョンシン)
- ク・ソリョン(演:チェ・ウンチェ)
- ルナ(演:キム・ゴウン)
- 大韓民国の登場人物
- チョン・テウル(演:キム・ゴウン)
- カン・シンジェ(演:キム・ギョンナム)
- チョ・ウンソプ(演:ウ・ドファン)
- ミョン・ナリ(演:キム・ヨンジ)
- ソン・チョンへ(演:ソ・ジョンヨン)
- チャン・ミカエル(演:カン・ホンソク)
- 『ザ・キング:永遠の君主』の用語
- 萬波息笛(マンパシクジョク)
- 大韓帝国
- 『ザ・キング:永遠の君主』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- イ・ゴン「やっと会えたな。チョン警部補。」(2話)
- イ・ゴン「僕が今何を証明したのかも当ててみて。恋愛経験ありか、今恋愛中か。」(5話)
- イ・ゴン「必ず守るのだ!皇后になられるお方だ!」(11話)
- チョ・ウンソプ「俺の夢はお前と再会することだ。」(15話)
- 『ザ・キング:永遠の君主』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヨーヨー少年の謎
- ゴンの愛馬マキシムス
- 『ザ・キング:永遠の君主』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:Zion.T 「I just Wnat To Sray with You」
- ED(エンディング):ファサ(MAMMAMOO)「Orbit」(2話・4話・5話・11話)
- ED(エンディング):キム・ジョンワン(NELL)「Gravity」(3話)
- 挿入歌:YONGZOO 「Maze」
- 挿入歌:ハ・ソンウン 「I fall in Love」
- ED(エンディング):DAVICH 「Please Do not Cry」(6話)
- 挿入歌:ソヌ・ジョンア 「You can't stop it from Bloomming」
- 挿入歌:ポール・キム 「Dream」
- 挿入歌:キム・ナヨン&ケコ 「Heart Break」
- 挿入歌:ジーコ&ウェンディ「僕の一日はすべて君でいっぱい」
- ED(エンディング):Gummy「My Love」(12話)
- 挿入歌:ファン・チヨル 「Quiet Night」
- 挿入歌:イム・ハンビョル&キム・ジェファン「You're My End My Beginning」