ターミネーター:ニュー・フェイト(T6)のネタバレ解説・考察まとめ
『ターミネーター:ニュー・フェイト』とは、2019年にアメリカで制作されたSFアクション映画。「ターミネーターシリーズ」の第6作目にして、『ターミネーター2』(1991年)の続編。「意思を持った機械と人類抵抗軍の最終戦争、未来から人類の命運を担う人物を殺すためにやってきたターミネーターとそれを阻止する兵士との闘い」というおなじみのテーマはこの作品にも健在。最新型ターミネーターREV-9と迎え撃つ女兵士グレースのアクションはシリーズ屈指。「時代は変わった。運命はどうだ。」がキャッチコピー。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』の用語
T-800
スカイネットが生み出した人間抹殺用の量産型アンドロイド。T-800シリーズは人類の抵抗軍内部に紛れ込んでもわからないほど本物の人間との識別が難しく、特殊合金製の内骨格を、筋肉、皮膚、毛髪、血液などの生体細胞に覆われている。
スカイネット
サイバーダイン社が開発した軍用基幹プログラム。自我を持って自らを破壊しようとする存在=人類の殲滅を図った。
審判の日(Judgment Day)
スカイネットが自我に目覚め、人類と機械の間で核戦争が始まった1997年8月29日の日のこと。30億人の人類が命を失うはずであった。
サイバーダイン
スカイネットを開発したコンピュータ開発企業。1984年に破壊されたターミネーターT-800の内蔵チップと右腕を回収し、後にターミネーターやスカイネットを生み出す。サラ・コナーはこの企業を破壊して指名手配犯となった。
リージョン
スカイネットが存在しない時間軸の未来で、人類に反旗を翻したAI(人工知能)。スカイネットと同じく人類の殲滅を目的とし、機械対人類の全面戦争が展開されている。
REV-9
人類に反逆したリージョンが開発した、金属炭素製の内骨格と液体金属製の外皮からなるデュアル・ターミネーター。液体金属性の外皮で、別人そっくりに擬態することが可能。また、腕をブレード状に変形したり、全身を無数の棘状にしたりして相手を殺傷することができる。とともに、内骨格から外皮を分離させ2体のターミネーターとなって相手を挟み撃ちにする等の攻撃もできる。T-800に比べ軽量のため立体的な動きも可能であり、俊敏性が極めて高い。
強化人間(エンハンスド・ヒューマン・ビーイング)
強化手術により、骨髄が強化されたことで折れない骨を持ち、筋肉繊維にも特殊な組織が織り込まれたことでパワーに加えスピードも上がった人間。超人的な能力の代償として消耗が激しいため短時間しか力を発揮できず、大量の薬品を摂取しなければ長時間活動することができない。また、核となる動力源を体内に埋め込んでおり、これを引き抜かれると死んでしまう。瀕死の重傷を負った抵抗軍兵士のグレースに手術が施され、強化人間として生まれ変わった。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
サラ・コナー「また戻ってくる( I'll be back.)」
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目次 - Contents
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』の概要
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』のあらすじ・ストーリー
- サラの前に再び現れたターミネーターとジョンの死
- メキシコシティに突如出現した2人の来訪者
- ダニーとグレースの邂逅と最新型ターミネーターREV-9の追撃
- 女戦士サラの帰還とグレースに秘められた謎
- サラに届く謎のメールと新たなる敵「リージョン」
- 国境収容所での無差別殺戮とT-800との再会
- 人間愛に目覚めたT-800と未来のダニーに与えられた新たな使命
- グレースの死とT-800の最期
- 公園で遊ぶ少女のグレースを見守るダニーとサラ
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』の登場人物・キャラクター
- サラ・コナー(演:リンダ・ハミルトン)
- ターミネーター/T-800/カール(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)
- グレース(演:マッケンジー・デイヴィス)
- ターミネーター/REV-9(演:ガブリエル・ルナ)
- ダニー・ラモス(演:ナタリア・レイエス)
- ジョン・コナー(演:エドワード・ファーロング)
- ディエゴ・ラモス (演:ディエゴ・ボネータ)
- ヴィセンテ( 演:エンリケ・アルセ)
- フィリペ・ガンダル (演:トリスタン・ウヨア)
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』の用語
- T-800
- スカイネット
- 審判の日(Judgment Day)
- サイバーダイン
- リージョン
- REV-9
- 強化人間(エンハンスド・ヒューマン・ビーイング)
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- サラ・コナー「また戻ってくる( I'll be back.)」
- グレース「一緒に来なければ、30秒と持たないわよ(Come with me or you’re dead in 30 seconds.)」
- T-800「ジョンのために(For John.)」
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』はキャメロンとミラーの友情の証
- 『ターミネーター』および『ターミネーター2』の正統な続編
- キャメロン作品に共通するテーマ
- 最新型ターミネーターREV-9
- 「カールのカーテン屋」の電話番号
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:トム・ホーケンバーグ「Dark Fate」