ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6

『ターミネーター:ニュー・フェイト』とは、2019年にアメリカで制作されたSFアクション映画。「ターミネーターシリーズ」の第6作目にして、『ターミネーター2』(1991年)の続編。「意思を持った機械と人類抵抗軍の最終戦争、未来から人類の命運を担う人物を殺すためにやってきたターミネーターとそれを阻止する兵士との闘い」というおなじみのテーマはこの作品にも健在。最新型ターミネーターREV-9と迎え撃つ女兵士グレースのアクションはシリーズ屈指。「時代は変わった。運命はどうだ。」がキャッチコピー。

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ターミネーター:ニュー・フェイト(T6)のネタバレ解説・考察まとめ

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ターミネーター3(T3)のネタバレ解説・考察まとめ

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2003年公開の大ヒットシリーズ第3作。監督は前作までのジェームズ・キャメロンからジョナサン・モストウに交代。主演はアーノルド・シュワルツェネッガー。“T-1000”との壮絶な死闘から10年、青年となったジョン・コナーの前に突如として女性型ターミネーターT-Xが出現。抵抗軍の重要人物となる人々を次々抹殺し始めた。そこへジョンを守るべくあのT-800と同じ形状のターミネーターが姿を現わす。

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ターミネーター2(T2)のネタバレ解説・考察まとめ

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大ヒットを記録したジェームズ・キャメロン監督のSFアクション大作「ターミネーター」の続編。核戦争後の西暦2029年、抵抗する人類の指導者コナーの母親暗殺に失敗した機械軍は、1994年の過去の世界に新型ターミネーターを送り込み、少年時代のコナーを抹殺しようとする。前作で「史上最強の悪役」としてスクリーンに登場したアーノルド・シュワルツェネッガーが、今度は少年時代のコナーを助けるヒーローとなる。

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ターミネーター:新起動/ジェニシス(TG)のネタバレ解説・考察まとめ

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ハリウッド俳優アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSF超大作『ターミネーター』シリーズの第5弾。主演のアーノルドが同作に約12年ぶりに復帰したことでも話題に。『ターミネーター』は未来で起こる人類vs機械軍との生き残りをかけた壮絶な戦いを描いた作品。アーノルドは、未来を変えるべく過去に送り込まれたアンドロイドを演じている。監督は「マイティ・ソー ダークワールド」のアラン・テイラーが務めている。

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ターミネーター(T1)のネタバレ解説・考察まとめ

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1984年製作のアメリカ映画。ジェームズ・キャメロン監督の記念すべき出世作で、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーも大スターへの突破口となった、SFバイオレンス映画の傑作。人間とサイボーグが対立する近未来の地球から、未来の革命リーダーの母となる人物を抹殺するため、過去のロサンゼルスに送り込まれた不死身のサイボーグ・ターミネーターと、それを阻止するため人間側が送り込んだ革命戦士が死闘を展開する。

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ターミネーター4(T4)のネタバレ解説・考察まとめ

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ターミネーター4とは2009年公開のアメリカ映画。世界的大ヒットシリーズ『ターミネーター』の4作目にして初めて未来世界に迫り、これまでの原点を辿る終末への新たな船出となるSFアクション。審判の日以後の荒廃した未来を舞台に、機械軍に追いつめられたジョン・コナーら人類抵抗軍の存亡をかけた壮絶な戦いを圧倒的スケールで描く。主演はクリスチャン・ベール。監督は「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのマックG。

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デッドプール(Deadpool)のネタバレ解説・考察まとめ

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『デッドプール』とは、2016年にアメリカで公開されたヒーロー映画。監督はティム・ミラー。『X-MEN』シリーズの8作目にあたり、シリーズ通して初めてR指定された。元一流の傭兵でトラブルシューターをしているウェイド・ウィルソン。恋人のヴァネッサと幸せな日々を過ごしていたが、末期がんを患っていることが発覚。更にフランシス・フリーマンという男に騙され、がんの治療薬ではなく超人になる薬品を投与されてしまう。不死の身体を手に入れたウェイドは「デッドプール」として、フランシスに復讐を挑む。

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ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6のレビュー・評価・感想

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
8

初期の作風に戻りました。

監督はティム・ミラー、出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイビス、ナタリア・レイエスです。
今回ではメキシコの普通の女性のダニー(ナタリア・レイエス)が未来からの刺客の標的になります。今回はこれまでのスカイネットはサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)たちの行動で未来には無く、AIの「リージョン」というものが未来の人類と戦っていて、殺人ロボットを送り込んできます。今回送り込まれるターミネーターは、外側が液体金属でいろいろなものに化けることができて、内部の骨格部分と別れ、ダブルで攻撃することもできるものです。
そして未来の人類から送り込まれてダニーを守るのは、強化人間のグレース(マッケンジー・デイビス)で、彼女はターミネーターと戦えるように体の内部を改造されています。さらに途中からサラ・コナーや以前に送り込まれていたターミネーターT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)も加わり、新型ターミネーターRev-9と戦います。
最初の作品から出演しているリンダ・ハミルトンさんですが、かなり年月の経った今回もしっかり戦う女を演じていました。今回は女性陣が活躍する映画になっています。途中から再びシュワルツェネッガーさんも出てきますが、設定的にも外見が老化していても、体格と演技からくる迫力がありました。
最近のターミネーター・シリーズものは、色々な設定になっていますが、本作では初期のような、ロードムービー風のものになっていました。今回の新型ターミネーターは高機能で、ネット社会にも対応していますので、追跡を逃れたり、倒すことが大変なので、これまでにない迫力ある展開の映画になっていました。

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
5

SFアクション映画感想

2019年に公開されたSF映画「ターミネーター」シリーズ第6作目で、ターミネーター生誕35周年を記念して、シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロン氏が制作に復帰し、本作を「ターミネーター2」の正式な続編と位置づけ、リンダ・ハミルトン氏が28年ぶりにサラ・コナー役で復帰したのも話題を呼びました。
新型ターミネーター・Rev9に執拗に狙われる主人公ダニーを守るため未来から送り込まれた強化人間グレースとサラ達の攻防を描く流れで、ターミネーターとは異なる強化人間という新要素も盛り込んだり、また続編という事もあり「2」のオマージュ的な要素も多数見受けられます。
制作面においてはかなり力を入れたのが判る本作ですが、個人的にはやはり「2の正式な続編」と銘打ったために「ならこれまでの3や4、ジェネシスはなんだったの!?」という疑問が生じてしまい、タイムパラドクスを扱う本シリーズとしては別の時間軸とも考えれば妥当ではあるのですが、成功という結果ではなかったとはいえ、これまでの3作が公式で失敗扱いされている印象になり、少しモヤモヤが感じられました。
自在に分離合体を繰り返す本作の敵役Rev-9の恐ろしさも印象に残り、見所は多いのですが、ターミネーターに関しては「2」がある意味ハードルを上げすぎてしまったかもと感じてしまいました。

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
10

新たな救世主の物語

しばしばいわゆる「黒歴史」扱いされている「3」や「4」を無かったことにして公開された、ターミネーター2の正式な続編です。
しかし今作にはこれまでのターミネーターシリーズと決定的に違う点があります。それは、「ジョン・コナーの母親であるサラ・コナーの物語」ではないことです。
アメリカ映画では「世界を混乱に陥れる悪」「それを倒し世界にあるべき形を取り戻すヒーロー」の物語は定番中の定番です。ターミネーターの場合前者はスカイネット、後者はジョン・コナーです。
これはキリスト教の価値観がベースにあり、いつか必ず到来する終末を前に乱れた世界を救うキリストの物語を擬似的に追体験させる効果があります。つまり、ジョン・コナーはキリスト(Jesus ChiristとJohn Connerってイニシャルも同じですね)、それを生むサラ・コナーは聖母マリアそのまんまという訳です。
そこから一段アップデートされたのが「ニューフェイト」です。
終盤まで、敵のターミネーター「Rev-9」が主人公の女性「ダニー」を狙うのは何故なのか、ダニーを守るために未来から来るグレースとダニーにはどんな関係があるのかといった謎を残して話は進みます。
ネタバレをしますと、ダニーは未来で人類を脅かしている「新生スカイネット」を倒す解放軍のリーダーその人、グレースはダニーに命を救われたことがあるということでした。
アメリカ映画で、世界を救う物語で中核を担うのは白人男性というのがステレオタイプでした。
それを覆したというだけでも、絶賛に値します。

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
9

あの大人気作品ターミネーター2の正当な続編を素人がレビューしてみた

今作はターミネーターを生み出したジェームズ・キャメロンが監督するということで公開初日に見に行ってきました。今作のターミネーターは、ターミネーター2のT-1000をさらに強化したような敵となっており、実質1対2のような手ごわい相手となっていました。しかしながら、個人の感想としては手ごわい相手だなとは思いましたが、恐怖心が駆り立てられるような敵ではなかったような気がします。やはりロバート・パトリックの人間離れした感情を殺した、まさに機械のような演技は素晴らしかったということでしょうか。少なからず月日が過ぎたことでかつて小学生だったころに比べると、大人になったことで恐怖心が薄れてしまったことも原因していると思いますが...。
ここからネタバレですが、個人的に?と思ったことが一つ。最初のカーチェイスのシーンでグレースが鉄の棒をREV-9に向かって投げて対抗するシーンがあるのですが、最初は鉄の棒をREV-9に向かって最終的に車のタイヤに向かって投げつけ足止めをしていましたが、これ最初からタイヤを狙えば弟は死なずに済んだのではないかと思ってしまいます。演出の一環といえばそれまでですがもう少し凝ってほしかったと思わなくもない。事実、グレースもREV-9は足止めしかできないといってましたしね。

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
7

サラ・コナーかっこいい

ターミネーターシリーズはいろいろ出ていますが、今回のはターミネーター2の続編ということで楽しみにしていました。見てみると、女性だらけの映画でした。女性陣によるアクションものというのも、今の流行りというか、今の時代だから作れた映画だなと思いました。2ではジョンのかわいさ、シュワちゃんの自己犠牲の陰に隠れていたサラですが、今回はサラかっこいいとなりました。あんなに必死に守っていたジョンが結局殺されたんかい!と歴史って変わらないんだなとこの映画自体の意味もないのかもしれないと根本的な矛盾は感じましたが、息子を亡くした母の悲しみ、荒れた生活、ターミネーターをやっつけたいとの信念、いろんな感情を抱えながら戦うサラはめちゃかっこよかったです。年をとってる女が強いって時点でかっこいいなと思いました。味方の女型ターミネーターもかっこよかったです。敵ターミネーターは一見優しそうなところがより怖い感じでした。あと、シュワちゃんも出ていて、なかなかいい役だったので、旧ファンも納得の出方だったのではないでしょうか。話としては2と一緒じゃんという感じもしないではないですが、アクションシーンもすごいし、なかなかよかったです。

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
10

シリーズ作品を知らずとも楽しめる映画です。

私はターミネーターシリーズを全作品観たことはないので、最初は話に入っていけるかすごく不安だったのですが、その心配は不要でした。
いきなり上空から降ってきた女性がターミネーターなのかと思いきや、それは強化された人間だったのには驚きでした。だって、同じく上空から降ってきた男性はターミネーターだったのですから。しかもそのターミネーターはただちょっと触れただけでその人物に完全にコピーできちゃうし、それに電気にも接続できて色んな監視カメラをその頭だけで処理してターゲットである女の子を見つけるなんて凄かったですし、それ自体には格好良かったです。だから、未来の脅威となりうる人物を生む女の子を守る強化人間とターミネーターの戦いかなと思ってみているとまた違って、前作に出ていたという女性も出てくるし、その女性の息子を殺したターミネーターも出てきて、すごい混戦だなと思いました。
でも、ターミネーターでも人間の親子を家族のように大事にできるだなんて、凄いことだなと思って感動しました。それにそのターミネーターが敵のターミネーターを倒し、それを完全に殺すために自ら一緒に壊れにいったのは、サラのためなのだなと感じて号泣しました。あともう少しで和解できると思ったのにと悔しい気持ちになりました。でも、今度は強化人間を死なせないために女の子が守るだなんて本当に素晴らしいです。

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
4

これが正当な続編になるの…?

「T2の正当な続編」というキャッチコピーのターミネーターの新作、ニュー・フェイト。ターミネーター大好きなファンとして、一応期待しながら公開日に映画館へと足を運びました。が…開始数分で、まさかのジョンが殺されるという衝撃展開、この数分でお客さんの中での賛否がザックリとしたことでしょう。僕はかなり残念でした。T2で必死にサラとT-800が守り抜いたジョンをいとも簡単に死なすなんて…。

そして肝心の本編ですが、前半のアクションシーンは最高でした。Rev-9とグレイスの初バトル、そして過去作を思い出させるようなカーチェイス、貫禄あるサラ・コナーの登場、スピード感満載で、かなりワクワクしました。
しかし後半、T-800との合流からの失速感がかなり残念でした。T-800が「カール」という名前で人間のように生活しているのは受け狙いなのか??って突っ込みたくなるくらいです。シュワちゃんももうおじいちゃんですし、T1、T2のようなサイボーグだと感じるような演技ではなく、ただの人間のように感じました。そして、Rev-9とのラストバトルもT-800と並んで寝ころんだ状態なのが、はぁ…ってなりました。
改変された未来がどんなものなのかも全く語られず、続編をやるのか…?って感じです。やっぱりT2で終わらせるのがよかった作品なのかな…って思いました。

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