メリーに首ったけ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『メリーに首ったけ』とは、ファレリー兄弟監督のロマンスコメディ映画。主人公テッドを筆頭にメリーに出会う男は「メリーに首ったけ」。美人でスタイル抜群のメリーを取り巻く男達が、メリーを手に入れようと必死になるあまり引き起こされる様々なおバカな出来事が見どころとなっている。作中には下ネタやブラックジョークが多く含まれており、作品の雰囲気としては気軽なものであるが主人公テッドの純真な恋心と周りの惚れっぽさが強烈に対比された構図から、愛について真剣に考える機会にもなる作品となっている。
出典: www.popsugar.com
メリーの元カレ。ヒーリーやタッカー、ドムとは違い狂人ではなくメリーを純粋に愛していた人物。別れた経緯は、タッカーが関係する。タッカーがメリーに、「ブレッドがウォーレンのことを悪く言っていた」と嘘のタレコミをしメリーはブレッドと別れたのであった。実際はウォーレンとは仲が良くウォーレンをおんぶしているシーンもあるぐらいだ。本人出演で本当のラグビー選手でもある。
『メリーに首ったけ』の用語
ヘアジェル
「ヘアジェル」は当時のアメリカで流行語となった。
意味はテッドがメリーに再会し、二人は仕切りなおすために夜に会う約束をした。メリーがテッドのホテルに来る直前にテッドは自分の気持ちを抑えるために一人で致した。あまりに慌てていたため出たものを耳につけたままメリーに会ってしまう。メリーはそれをみて「ヘアジェル?」と言い自分の髪につけたのであった。
ソーセージ&ビーンズ
メリーとテッドが再会するときにウォーレンが言う「ソーセージ&ビーンズ」は男のブツの隠語である。ウォーレンは高校時代のテッドがブツを挟んで卒業パーティーに行けなくなったということを覚えていたのだ。
『メリーに首ったけ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
名言・名セリフ
メリー「ヘアジェル?」
出典: d.hatena.ne.jp
テッドがメリーとのデートに間に合わないと思いそのままでてしまったことが原因。一人で致した後に後処理をおろそかにしてしまい耳に出たモノをつけたままにしてしまったことに気付かずメリーに会う。
それを見たメリーが言う「それヘアジェル?」は多くの観客の笑いを誘ったことで有名。その後彼女は親切に「ヘアジェル」をとり、自分の髪につけたのであった。
テッド「退屈だったから」
出典: www.imdb.com
テッドがメリーのいるマイアミに向かう途中、ヒッチハイクをする。その州の法律ではヒッチハイクは違法だと知るがそんなことはお構いなしだった。そのヒッチハイカーは実は連続殺人犯で死体を抱えてテッドの車に乗っていた。それに気付かないテッドは道中トイレをしたくなり道に止めて草むらでしようとするとテッドはある理由で捕まってしまう。その草原はゲイのハッテン場だったのである。しかしテッドは自分がヒッチハイクで捕まってしまったと思い込んでいる。警察はテッドの車に死体が置いてあり、テッドを連続殺人犯だとみて尋問していた。警察は動機をうかがうと何も知らないテッドは「退屈だったから」とすんなり言ってしまったのであった。それからテッドは刑務所に入れられてしまうが、ヒッチハイカーが捕まりテッドはすぐに釈放された。
名シーン・名場面
仲裁に入るが役に立たないテッド
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メリーの弟、ウォーレンは知的障碍者。彼が家から出てメリーの通う高校の近くで野球ボールを探していた。図体が大きいのでその滑稽な姿に周りにいた人間がバカにしたような目で見ている。
そんな中、ある男がいちゃついてるカップルの女が持っていると言いウォーレンが言われた通りに女に話しかけると訳の分からないことを言われたカップルの男が怒りその男をウォーレンは取っ組み合いになってしまう。それを見ていたテッドは仲裁に入るが殴り飛ばされまぬけさをメリーの前で出してしまうこととなったのである。
卒業パーティーの日に誤ってウォーレンを刺激してしまうテッド
出典: www.imdb.com
ウォーレンと男との取っ組み合いの仲裁に入ったことでメリーと仲良くなったテッド。美人で魅力的な彼女と卒業パーティーに行けることに。卒業パーティーの日に彼女の家へ迎えに行くとメリーの父親がでる。
しかし父親は「メリーなら彼氏ととっくに卒業パーティーに行ったぞ」と言う。悪い冗談に動揺するがジョークだと知り場が和む。そして彼女の家の中に通してもらう。彼女が階段から降りてくる姿はまさしくレディであった。テッドはウォーレンにも挨拶しようと先日の野球ボールを渡そうとする。耳元に野球ボールを寄せるとウォーレンが興奮してしまいテッドが襲われるという事態に。仲裁に入ったメリーはドレスの肩紐が取れてしまったのであった。
慌ててブツを挟んでしまったテッド
出典: www.imdb.com
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目次 - Contents
- 『メリーに首ったけ』の概要
- 『メリーに首ったけ』のあらすじ・ストーリー
- プロム(卒業パーティー)のお相手を探すテッド
- プロム(卒業パーティー)を下品すぎる理由で行けなくなってしまったテッド
- メリーに首ったけなヒーリー
- メリーの患者であるはずのタッカーの秘密
- メリーに首ったけな男が大集合
- 『メリーに首ったけ』の登場人物・キャラクター
- メリー(演:キャメロン・ディアス)
- テッド(演:ベン・スティラー)
- ヒーリー(演:マット・ディロン)
- タッカー(演:リー・エヴァンス)
- ドム(演:クリス・エリオット)
- シーラ・ジェンセン(演:マーキー・ポスト)
- チャーリー・ジェンセン(演:キース・デヴィッド)
- ウォーレン(演:W・アール・ブラウン)
- マグダ(演:リン・シェイ)
- ジョナサン・リッチマン(演:本人)
- ヒッチハイカー(演:ハーランド・ウィリアムズ)
- ブレッド・ファーブ(演:本人)
- 『メリーに首ったけ』の用語
- ヘアジェル
- ソーセージ&ビーンズ
- 『メリーに首ったけ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 名言・名セリフ
- メリー「ヘアジェル?」
- テッド「退屈だったから」
- 名シーン・名場面
- 仲裁に入るが役に立たないテッド
- 卒業パーティーの日に誤ってウォーレンを刺激してしまうテッド
- 慌ててブツを挟んでしまったテッド
- ヒーリー、子犬を殺してしまう
- ヒーリー、正体をバラされる
- ヘアジェル事件
- 『メリーに首ったけ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作中に出てくる二人の歌い手
- 映画界のタブーに挑戦した映画
- 『メリーに首ったけ』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):THE FOUNDATIONS『Build Me Up Buttercup』