Gears of War 2(ギアーズ オブ ウォー2)のネタバレ解説・考察まとめ

『Gears of War 2』(ギアーズオブウォー2)は前作『Gears of War』 の続編であり、エピックゲームズが開発し、マイクロソフトから発売されたXbox 360用のアクションアドベンチャーゲームである。日本語版のキャッチコピーは「あがけ、生きろ」。地下資源を巡って日々戦争を繰り広げる人類に対し、突如現れた謎の生命体「ローカスト」。ローカストの攻撃によって絶滅の危機に陥った人類は、報復として彼らの本拠地を爆弾で破壊する。両者生き残りをかけた壮絶な争いが始まった。

飛び立つレイヴンに巨大なワームが襲いかかる。その衝撃でカーマインがレイヴンから落ちリフトワームの口の中に落ちてしまい、そしてデルタ部隊を乗せたレイヴンも飲み込まれてしまう。
リフトワームの体内でカーマインを発見する事に成功はしたものの、ネーマシストによって身体を食い破られていたカーマインは絶命した。

デルタ部隊はリフトワームを倒し、体内から脱出するためにリフトワームの心臓部を探し破壊に成功する。
リフトワームを倒し脱出に成功したデルタ部隊に休む間もなく新たな指令が本部から入るのであった。

ACT.3 垂れこめる暗雲

古い研究施設に到着したデルタ部隊

デルタ部隊に上司のホフマン大佐から通信で新しい任務が言い渡される。それは既に破棄されたとある研究所の調査だった。

その研究所にはローカストの本拠地と、彼らの指導者に関するデータがあるかもしれないのだと言う。マーカスは、その任務の詳細について質問しようとするが、質問は一切受け付けない極秘任務であるという。
その事に不信感を覚えるデルタ部隊の面々だったが、仕方なく研究所へ向かう。そこは生物兵器の研究所だった。

研究施設にいたのはサイアと呼ばれる生物で、ローカストに似ているが違う生物である。

研究所にある端末にハッキングすると、生物兵器を何体かとある雪山に放った事が分かった。とりあえず雪山へ向かうデルタ部隊はその途中でローカストによって攻撃を受けるが、ローカストの包囲網を突破して雪山の内部へと突入し、奥に進む。

そして、遂にマーカス達はローカストの本拠地ネクサスを発見した。

ACT.4 巣窟

ようやく妻のマリアと再会できたと思われたドムであったが、変わり果てた姿になったマリアと再会するという辛い現実が待ち構えていた。

ネクサスへと進んでガイドビーコンを起動させようとするマーカス達だったが、ドムが捕虜になっている人間達を見つける。もしかしたら行方不明になった妻がいるかもしれないと考えたドムは、捕虜が収容されている方へ行ってしまう。
任務の重要性を説くマーカスであったが、「自分は家族のために戦ってきた、親父さんの時と同じさマーカス」と言われ、仕方なくドムの手伝いをするマーカスであった。

そこには捕虜を入れる檻が無数に存在していた。ローカストの端末にアクセスしマリアの入れられている檻を発見したドムは遂に妻と再会する。
しかし妻はローカストの拷問の所為で廃人になっていた。ドムの声にも反応を見せないマリアの姿を見て、悲しみに震えながら銃を握り締めたドムは、廃人になった妻を救済する。

ローカストの本拠地ネクサス。

ドムの怒りは頂点に達していた。ネクサスへの道を正面から突破するか、別のルートで潜入するかドムに聞くと、ドムは何の躊躇もなく正面突破を選択した。
仲間であり親友でもあるドムの気持ちに答え、マーカスはネクサスに乗り込むことになった。立ちはだかるローカスト達に銃弾を撃ち込みながらマーカス達はネクサスに辿り着き、ガイドビーコンを起動させる。

ローカストの指導者を捜している最中、イミュルシオンに感染したローカスト達とローカストが交戦しているのを目撃する。
その光景に首を傾げながらも、デルタ部隊はローカストの指導者がいるであろう城の奥深くへと進むのであった。

ローカストはイミュルシオンに感染したローカストだった兵隊と、ガイドビーコンの起動を確認して侵攻してきた統一連合政府軍に追い詰められていく。
そして、デルタ部隊はローカストの指導者の元に辿り着く。

ついにローカストの女王ミラと対面することになったがミラは人類の様な姿をしていた。

そこにはローカストの女王ミラと将軍スコージがいた。追い詰められているにも関わらず、二人には余裕が窺えた。彼らはここを放棄するつもりらしく、ネクサスを破壊すると同時にハシントを沈めようとしていた。
既にその為に主力部隊を派遣してあるらしい。

ミラはマーカスに、「お前はアダム・フェニックスの息子なのか?」と尋ねる。その質問にマーカスは「そうだ」と正直に答える。ミラはアダム・フェニックスのことを知っており、過去に何かしら関係があったようだ。
それを聞いたミラはマーカスに「残念だ」と言って、スコージをデルタ部隊に差し向けて行方をくらます。

マーカスとドムはスコージと戦い、コールとベアードは逃げたミラを追う

スコージを倒したデルタ部隊は急いでハシントへ帰還するべく、ネクサスを脱出。
その際、マーカスは本部にローカストよりも早くハシントを水没させて地底に残っている敵を一掃する作戦を提案する。

ACT.5 予期せぬ結果

ローカストの攻撃によって破壊されたハシント。

ハシントは既にローカストの主力部隊の攻撃に晒されていた。急いで司令部に帰還したマーカスをプレスコット議長とホフマン大佐が迎える。
彼らはマーカスの提案した作戦を既に受け入れ、準備を進めていた。

具体的にはローカストの巣の近くにある洞窟にライトマス爆弾を撃ち込んでハシントを水没させるというものだ。作戦の指揮はホフマン大佐が執ると言う。
早速、デルタ部隊は洞窟の確保に向かう。

途中でローカストから彼らの巨大動物兵器ブルマックをハイジャックし、洞窟周辺のローカストの部隊を一掃する。

ドーンハンマーによってランベント化したブルマックを破壊して大爆発を起こさせる

洞窟確保の報せを受けたライトマス爆弾を搭載したヘリと護衛のヘリが洞窟内に入る。マーカス達が護衛のヘリに移った直後、彼らが乗っていたブルマックがイミュルシオンに寄生され、変異。ランベント化したブルマックにライトマス爆弾を搭載したヘリが叩き落とされてしまう。

このままでは作戦は失敗だ。しかし退くわけにはいかない。その時、ベアードが過去イニュルシオンによって変異したレッチが力尽きると自爆した事を思い出す。
なら、あのランベント化したブルマックも爆弾になる可能性がある。それもレッチとは比べ物にならないサイズであり、ライトマス爆弾並みの威力を持った爆発になるであろう。
ドーンハンマーと呼ばれる衛星ビーム砲でランベント化したブルマックを倒し、その際の爆発でハシントを崩壊させる。

地下で爆発させたブルマックによってハシントは水没

崩壊したハシントは水没し、地底に残っていたローカストの殆どが海の藻屑となった。
だが、人類は最後の砦までも失ってしまうのであった。
最後にアダム・フェニックスと思われる人物が何処かに通信し、人類の行ったハシントを破壊した行為に対して非難の言葉を口にするところでエンディングを迎える。

『Gears of War 2』のゲームシステム

移動速度

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