賢者の孫(ラノベ・アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『賢者の孫』とは吉岡剛によるファンタジー小説及びそれを原作とした漫画、アニメ作品である。
小説は2015年1月より『小説家になろう』にて連載されている。小説版は菊池政治がイラストを担当し、ファミ通文庫より書籍化されている。ヤングエースUPにてコミカライズも連載されており、緒方俊輔が作画を担当している。外伝作品に、マーリンとメリダの若かりし頃を描いた『賢者の孫 Extra Story』のほか『賢者の孫SP おじょうさま奮闘記』、『賢者の孫SS』がある。
CV:本泉莉奈
シンのクラスメイトで、後にシンと結婚する。クロード子爵家の三女。
王都の街で男たちに絡まれていたところをシンに助けられ一目ぼれするが、恋愛経験のなさからなかなか恋心を自覚できない。しかし、ことあるごとにシンを頼り、シンが怪我をしていないか確かめる際には体中にペタペタと触れる積極さがある。当初はカートによるストーカー騒動でシンを用心棒として利用していたことに罪悪感を抱いていたが、メリダの計らいによりこれを克服する。晴れてシンに対する心の壁もなくなり、次第にお互いの距離は近づいていく。シンと恋人同士になってからは、それまで以上に人前でもシンに触れることが多くなり、妄想で頬を赤らめたり、体をくねらしたりというシーンも多数描かれている。
アルティメット・マジシャンズでは主に、治癒魔法による負傷者の手当てを担当。初陣のスイード国では献身的な治療を行って以降、「聖女」と呼ばれるようになる。吐きながらも魔物の解剖などを行い対内について勉強し、シンから治癒方法を習い高度な治癒魔法を身に着ける。クワンロンではがんの治療も行った。
アウグスト=フォン=アールスハイド
CV:小松昌平、島袋美由利(幼少期)
アールスハイド王国の第一王子。シンのクラスメイトで、親しい友人からはオーグと呼ばれている。
王位継承者という堅苦しい立場や、地位に媚びる者を好まない。地位を知ってもいとこ感覚で接してきたシンを気に入り親友として接している。
一般的には聡明で見目も良く、魔法の腕にも優れた、稀に見る傑物という評価だが、親しい者にはいたずら好きな本性を見せ、からかう行動をする。そのためシンからは悪巧みと悪乗り好きの腹黒王子に見えているらしい。一方で常識の欠落しているシンのブレーキ役も務めている。
王子である立場から他国との話し合いに出ることも多く、交渉能力は非常に高く大人も黙らせるほどである。アルティメット・マジシャンズでは作戦や戦闘の指揮をとることも多い。
シンに続く魔法の実力を持っている。雷を扱う魔法を得意とし、「雷神」と呼ばれるようになる。
マリア=フォン=メッシーナ
CV:若井友希
メッシーナ伯爵の二女で兄と姉が居る。シシリーの友人でシンのクラスメイト。シシリーとシンのイチャつきっぷりに日々辟易しつつも、温かい目で見守っている。シシリーのことは大事に思っているが、余計なお節介を焼いて困らせてしまうこともある。
入試成績はオーグに次いで第三位、女子ではトップと優秀。明るく勝気な性格で、活発である。
魔人討伐作戦の際に、「戦乙女」の二つ名がついた。
シシリーがシンの家に通うようになってからは、ミランダと一緒にいることが多い。
マーリン=ウォルフォード
CV:屋良有作
シンを育てた養祖父。世界中で知らない者がいないほど偉大な賢者である。
世界を恐怖に陥れた魔人を討伐した実力を持つが、シンにはとても甘く、教えた知識をどんどん吸収するシンの成長を見たいが故に魔法ばかりを教え込み、一般常識を教えることを忘れてしまった。一方で元妻で盟友のメリダには頭が上がらない。
シンにとっては優しい祖父だが、実は割と好戦的で攻撃魔法は派手である。
メリダ=ボーウェン
CV:高島雅羅
マーリンの元妻でシンの養祖母。魔道具の発展に貢献した偉人で「導師」の二つ名を持っている。シンに付与魔法を教えたのは彼女である。
温厚で生真面目な常識人。シンには厳しい言動が目立つが、実はかなり過保護である。
昔一緒に旅をしていたディセウムやエカテリーナ、アーロンからは恐れられており、しばしば説教もする。
シルベスタ
シュトロームとミリアの間に生まれた人間の子供。愛称はシルバー。魔人王戦役の際に両親とも亡くなり、ミリアに託されたことでシシリーとシンが引き取って育てる。
魔人の子であることはごく一部の内輪の人間しか知らず、エカテリーナによって奇跡的に生き延びていた帝国民の子として公表されている。
*小説版にのみ登場
アルティメット・マジシャンズのメンバー
アリス=コーナー
CV:久保田未夢
シンのクラスメイト。平民出身の小柄で元気な少女。父はハーグ商会で経理を行っており、ウォルフォード商会立ち上げ後は代表取締役に就いている。
攻撃魔法が得意で、派手な魔法を使いがち。リンと仲が良く一緒に行動していることが多い。
小説ではショートカットの女の子として紹介されている。
リン=ヒューズ
CV:山口愛
シンのクラスメイト。寡黙で物静かな印象だが、やや天然。魔法が大好きで、魔法のこととなると暴走しがち。
魔力制御が苦手で魔法を暴発させることも多い。アリスと仲が良くよく行動を共にしている。
父は宮廷魔法士で、家に魔法の練習場がある。
ユーリ=カールトン
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目次 - Contents
- 『賢者の孫』の概要
- 『賢者の孫』のあらすじ・ストーリー
- 学院入学と魔人の出現
- 帝国との戦争
- 世界連合の発足
- 魔人との決戦
- 前文明とシンの前世
- アールスハイド王国の慶事と荒れるダーム王国
- 『賢者の孫』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- シン=ウォルフォード
- シシリー=フォン=クロード
- アウグスト=フォン=アールスハイド
- マリア=フォン=メッシーナ
- マーリン=ウォルフォード
- メリダ=ボーウェン
- シルベスタ
- アルティメット・マジシャンズのメンバー
- アリス=コーナー
- リン=ヒューズ
- ユーリ=カールトン
- トニー=フレイド
- トール=フォン=フレーゲル
- ユリウス=フォン=リッテンハイム
- マーク=ビーン
- オリビア=ストーン
- 三大高等学院の教師・生徒
- アルフレッド=マーカス
- クライス=ロイド
- ミランダ=ウォーレス
- ノイン=カーティス
- ケント=マクレガー
- アグネス=フォン=ドネリー
- コリン=ハーグ
- リリア=ジャクソン
- アールスハイドの王族・貴族
- ディセウム=フォン=アールスハイド
- エリザベート=フォン=コーラル
- メイ=フォン=アールスハイド
- ジュリア=フォン=アールスハイド
- セシル=フォン=クロード、アイリーン=フォン=クロード
- ロイス=フォン=クロード(中)、セシリア=フォン=クロード(右)、シルビア=フォン=クロード(左)
- ラッセル=フォン=リッツバーグ
- リッツバーグ夫人
- カレン=フォン=クレイン
- サラ=フォン=キャンベル
- ナタリー
- ドーヴィル伯爵
- 賢者の関係者
- スレイン=ウォルフォード
- ミッシェル=コーリング
- トム=ハーグ
- スティーブ
- マリーカ
- コレル
- 騎士団・魔法師団・警備局
- ドミニク=ガストール
- ルーパー=オルグラン
- デニス=ウィラー
- ジークフリード=マルケス
- クリスティーナ=ヘイデン
- オルト=リッカーマン
- ダニエル=フライト
- イース神聖国
- エカテリーナ=フォン=プロイセン
- アメン=フラー
- ハミル=マキナ
- エルス自由商業連合国
- アーロン=ゼニス
- ウサマ=ナバル
- ダーム王国
- ヒイロ=カートゥーン
- カーナン王国
- ガラン=シェパード
- クワンロン
- ミン=シャオリン
- リーファン
- ミン=スイラン
- ハオ
- アルティメット・マジシャンズ事務所の事務員
- カタリナ=アレナス
- アルマ=ビエッティ
- イアン=コリー
- アンリ=モントレー
- ナターシャ=フォン=フェルマー
- カルタス=ゼニス
- ブルースフィア帝国
- ヘラルド=フォン=ブルースフィア
- 魔人
- オリバー=シュトローム
- ミリア
- ゼスト
- ローレンス
- アベル
- カイン
- サイクス
- ダンテ
- リオネル
- フィン
- ヒース
- ラドリー
- アメリア
- サイード
- エミール
- 平民魔人
- その他の魔人
- カート=フォン=リッツバーグ
- カイル=マクリーン
- 『賢者の孫』の小説とコミックの違い・相違点
- 魔人の描かれ方の違い
- 出来事の内容の違い
- 『賢者の孫』の用語
- 魔物
- 魔人
- 魔法
- 異空間収納
- ゲート
- 魔道具
- バイブレーションソード
- ジェットブーツ
- 戦闘服
- ネックレス
- 通信機
- 呪符
- 三大高等学院
- 高等経法学院
- 騎士養成士官学院
- 高等魔法学院
- アルティメット・マジシャンズ
- 国家
- アールスハイド王国
- ブルースフィア帝国
- イース神聖国
- エルス自由商業連合国
- スイード王国
- ダーム王国
- カーナン王国
- クルト王国
- クワンロン
- 『賢者の孫』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- シン「魔物を狩るのは正義の味方かもしれないけど、女の子まで狩っちゃったら、悪人だよ」
- シン「またオレ何かやっちゃいました?」
- メリダ「異物排除……という事は……アンタのアレもいわば異物になって……シシリーの身体から排除されて……」
- トニー「ボール?」マリア「何に使うの?それ…」
- メイ「エリー姉様の胸は……凶器……」
- マーリンに助けられた赤ん坊のシンのモノローグ
- 魔人化したカートを倒した後の生徒たちの反応
- アルティメット・マジシャンズが生まれた瞬間
- 『賢者の孫』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ツッコミどころが多すぎる、クソアニメとして評価されてしまう要因
- サラリーマンが転生したのに、常識知らずの主人公
- 賢者なのに常識さえ教えていない教育
- 声優にバーチャルタレントを起用
- 演技と映像のクオリティの低さによる炎上
- 地味に面白い提供画面
- 『賢者の孫』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):i☆Ris『アルティメット☆MAGIC』
- ED(エンディング):吉七味。『圧倒的Vivid Days』