賢者の孫(ラノベ・アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『賢者の孫』とは吉岡剛によるファンタジー小説及びそれを原作とした漫画、アニメ作品である。
小説は2015年1月より『小説家になろう』にて連載されている。小説版は菊池政治がイラストを担当し、ファミ通文庫より書籍化されている。ヤングエースUPにてコミカライズも連載されており、緒方俊輔が作画を担当している。外伝作品に、マーリンとメリダの若かりし頃を描いた『賢者の孫 Extra Story』のほか『賢者の孫SP おじょうさま奮闘記』、『賢者の孫SS』がある。
三大大国の一つ。王都の中心に王城があり、王城を囲うように貴族や豪商が住む区画があり、更にその周りを囲うように平民が暮らす区画がある。
王都の道路は石畳で建物も石で作られており、コンクリートも使われている。
貴族と平民という身分制度はあるが、目立って大きな差別などの問題はなく、恋愛や結婚も自由。貴族にとっての男女交際は基本的には将来的な結婚を前提としている。国旗には金色のドラゴンがシンボルとして描かれている。
ブルースフィア帝国
王国と勢力を分ける大国。世襲制ではなく、帝位継承権を持つ帝国公爵家の当主の中から選挙によって、国のトップである皇帝が選ばれる。
ほとんどの帝国貴族が選民意識を持っており、私腹を肥やすための道具として平民を扱う。
シュトロームの配下の魔人や魔物軍団によって国を滅ぼされ、生き残った貴族も大半が殺され実質滅亡している。以降諸国からは旧帝国と呼ばれている。
イース神聖国
三大大国の一つ。創神教の総本山の国。
エルス自由商業連合国
商業を主としている共和制の国家で貴族や王族は存在しない。知事や大統領も商人の中から選ばれる。
言語にエルス弁と呼ばれる訛りがある。
スイード王国
ブルースフィア帝国に国境を接している。シュトロームが作りだした平民の魔人達に襲撃されており、アルティメット=マジシャンズの初陣先であり、シシリーの聖女呼びのきっかけになった国。アールスハイド、イース、エルスの三国会議が開かれた国でもある。
ダーム王国
ブルースフィア帝国に国境を接する国の一つ。イース神聖国ができる前は創信教の総本山があった場所で、殉教者イースの生家や大聖堂が今でも残っており観光名所となっている。
後に王族、貴族制が廃止され、ダーム共和国となる。
カーナン王国
ブルースフィア帝国に国境を接する国。牧畜が盛んで織物が有名な国。家畜は魔物化しやすいため、カーナンの羊飼いは中型程度の魔物を倒すことのできる人物でなければ務まらない。
クルト王国
ブルースフィア帝国に国境を接する国の一つ。食料自給率が300パーセントを超える麦の大生産地。世界中に麦を輸出している。広大な土地を耕したり収穫を補助したりするための魔道具をメリダが開発したため、クルトではマーリンよりメリダのほうが英雄視されている。
クワンロン
エルスの東側の山脈を超えた先の大砂漠を超えた先の国。一番近いエルスからでも通常の移動手段では一年を要するため、交流はほとんどない。
『賢者の孫』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
シン「魔物を狩るのは正義の味方かもしれないけど、女の子まで狩っちゃったら、悪人だよ」
シシリーとマリアを助けた際のセリフ。
自分よりごつい見た目の成人男性二人を相手に、いきなりこのセリフを投げられるシンは、自身の強さをきちんと認識しているととれる。
シン「またオレ何かやっちゃいました?」
「賢者の孫」の代名詞として紹介されることも多い有名なセリフ。小説では「また何かやったか?」というセリフで登場している。コミカライズの際に「またオレ何かやっちゃいました?」となっている。
シンの認識が周囲の常識とずれていることにより発せられた言葉である。
メリダ「異物排除……という事は……アンタのアレもいわば異物になって……シシリーの身体から排除されて……」
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目次 - Contents
- 『賢者の孫』の概要
- 『賢者の孫』のあらすじ・ストーリー
- 学院入学と魔人の出現
- 帝国との戦争
- 世界連合の発足
- 魔人との決戦
- 前文明とシンの前世
- アールスハイド王国の慶事と荒れるダーム王国
- 『賢者の孫』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- シン=ウォルフォード
- シシリー=フォン=クロード
- アウグスト=フォン=アールスハイド
- マリア=フォン=メッシーナ
- マーリン=ウォルフォード
- メリダ=ボーウェン
- シルベスタ
- アルティメット・マジシャンズのメンバー
- アリス=コーナー
- リン=ヒューズ
- ユーリ=カールトン
- トニー=フレイド
- トール=フォン=フレーゲル
- ユリウス=フォン=リッテンハイム
- マーク=ビーン
- オリビア=ストーン
- 三大高等学院の教師・生徒
- アルフレッド=マーカス
- クライス=ロイド
- ミランダ=ウォーレス
- ノイン=カーティス
- ケント=マクレガー
- アグネス=フォン=ドネリー
- コリン=ハーグ
- リリア=ジャクソン
- アールスハイドの王族・貴族
- ディセウム=フォン=アールスハイド
- エリザベート=フォン=コーラル
- メイ=フォン=アールスハイド
- ジュリア=フォン=アールスハイド
- セシル=フォン=クロード、アイリーン=フォン=クロード
- ロイス=フォン=クロード(中)、セシリア=フォン=クロード(右)、シルビア=フォン=クロード(左)
- ラッセル=フォン=リッツバーグ
- リッツバーグ夫人
- カレン=フォン=クレイン
- サラ=フォン=キャンベル
- ナタリー
- ドーヴィル伯爵
- 賢者の関係者
- スレイン=ウォルフォード
- ミッシェル=コーリング
- トム=ハーグ
- スティーブ
- マリーカ
- コレル
- 騎士団・魔法師団・警備局
- ドミニク=ガストール
- ルーパー=オルグラン
- デニス=ウィラー
- ジークフリード=マルケス
- クリスティーナ=ヘイデン
- オルト=リッカーマン
- ダニエル=フライト
- イース神聖国
- エカテリーナ=フォン=プロイセン
- アメン=フラー
- ハミル=マキナ
- エルス自由商業連合国
- アーロン=ゼニス
- ウサマ=ナバル
- ダーム王国
- ヒイロ=カートゥーン
- カーナン王国
- ガラン=シェパード
- クワンロン
- ミン=シャオリン
- リーファン
- ミン=スイラン
- ハオ
- アルティメット・マジシャンズ事務所の事務員
- カタリナ=アレナス
- アルマ=ビエッティ
- イアン=コリー
- アンリ=モントレー
- ナターシャ=フォン=フェルマー
- カルタス=ゼニス
- ブルースフィア帝国
- ヘラルド=フォン=ブルースフィア
- 魔人
- オリバー=シュトローム
- ミリア
- ゼスト
- ローレンス
- アベル
- カイン
- サイクス
- ダンテ
- リオネル
- フィン
- ヒース
- ラドリー
- アメリア
- サイード
- エミール
- 平民魔人
- その他の魔人
- カート=フォン=リッツバーグ
- カイル=マクリーン
- 『賢者の孫』の小説とコミックの違い・相違点
- 魔人の描かれ方の違い
- 出来事の内容の違い
- 『賢者の孫』の用語
- 魔物
- 魔人
- 魔法
- 異空間収納
- ゲート
- 魔道具
- バイブレーションソード
- ジェットブーツ
- 戦闘服
- ネックレス
- 通信機
- 呪符
- 三大高等学院
- 高等経法学院
- 騎士養成士官学院
- 高等魔法学院
- アルティメット・マジシャンズ
- 国家
- アールスハイド王国
- ブルースフィア帝国
- イース神聖国
- エルス自由商業連合国
- スイード王国
- ダーム王国
- カーナン王国
- クルト王国
- クワンロン
- 『賢者の孫』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- シン「魔物を狩るのは正義の味方かもしれないけど、女の子まで狩っちゃったら、悪人だよ」
- シン「またオレ何かやっちゃいました?」
- メリダ「異物排除……という事は……アンタのアレもいわば異物になって……シシリーの身体から排除されて……」
- トニー「ボール?」マリア「何に使うの?それ…」
- メイ「エリー姉様の胸は……凶器……」
- マーリンに助けられた赤ん坊のシンのモノローグ
- 魔人化したカートを倒した後の生徒たちの反応
- アルティメット・マジシャンズが生まれた瞬間
- 『賢者の孫』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ツッコミどころが多すぎる、クソアニメとして評価されてしまう要因
- サラリーマンが転生したのに、常識知らずの主人公
- 賢者なのに常識さえ教えていない教育
- 声優にバーチャルタレントを起用
- 演技と映像のクオリティの低さによる炎上
- 地味に面白い提供画面
- 『賢者の孫』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):i☆Ris『アルティメット☆MAGIC』
- ED(エンディング):吉七味。『圧倒的Vivid Days』