「鬼才」と呼ばれた日本人監督たちの名作映画を紹介!溝口健二の『山椒大夫』など

本記事では邦画界において「鬼才」と称えられた日本人映画監督の作品をまとめて紹介している。記事中では『ブラック・スワン』を監督したダーレン・アルノフスキーを始めとして、世界中の有名な監督から支持されている塚本晋也や、「日本映画界の巨匠」の1人にあげられている溝口健二の作品を掲載した。

この映画を世界的名画たらしめたのは、原作の持つヒューマニティたっぷりのストーリーなどでは断じてなく、圧倒的な映像美にあることは一見すれば明らかだろう。

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日本人の細胞に残る映画だと思います。日本人として生まれたのなら一度は見ておきたい映画ではないでしょうか。

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「山椒大夫」予告編

映画史に残る傑作ドキュメンタリーで知られる…鬼才・原一男

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原一男

主な作品:
『さようならCP』
『極私的エロス 恋歌1974』
『ゆきゆきて、神軍』
『全身小説家』
『学問と情熱』

至高のドキュメンタリー作家であり、日本映画界の異端児

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『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』のマイケル・ムーアが最も尊敬する映画監督の一人

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「ゆきゆきて、神軍」

【解説・あらすじ】
天皇に向けパチンコを撃ったこともあり、過激に戦争責任を追及しつづけるアナーキスト奥崎謙三が、ニューギニア戦線で起きた疑惑の真相を探るべく当時の上官を訪ね歩く姿を追った衝撃のドキュメンタリー。1982年、兵庫県神戸市。ニューギニア戦の生き残りで、いまはバッテリー商を営む奥崎謙三。ある日、終戦後23日もたってから、“敵前逃亡”の罪で二人の兵士が射殺されたことを知った奥崎は、処刑した上官5人を訪ね歩き、当時の生々しい状況を聞き出していく……。

「ゆきゆきて、神軍」でベルリン国際映画祭にてカリガリ映画賞、パリ国際ドキュメンタリー映画際グランプリ受賞

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凄い映画だ。これが「つまらん」と思う大人じゃなくて本当に良かった。

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ドキュメンタリー映画の最高峰。とにかく奥崎氏の行動力に終始圧巻。彼の行動、元兵士達の証言等どう受け止めるかは個々の自由だが、とにかく多くの人に一度見てほしい。

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「ゆきゆきて神軍」Introduction

マーティン・スコセッシが師と仰ぐ…鬼才・今村昌平

今村昌平

主な作品:
『果てしなき欲望』
『にっぽん昆虫記』
『復讐するは我にあり』
『ええじゃないか』
『黒い雨』
『うなぎ 』

カンヌ国際映画祭でパルムドールを2度受賞

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三池崇史・細野辰興・金秀吉・佐々部清・本広克行・李相日・佐藤闘介などの映画監督、鄭義信などの脚本家、芥川賞作家の阿部和重、さらに、タレントのウッチャンナンチャン、俳優の長谷川初範、隆大介などの人材を輩出した、横浜放送映画専門学院(現:日本映画大学)を開校した

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「黒い雨」

【解説・あらすじ】
井伏鱒二の同名小説を「楢山節考」の今村昌平監督が映画化。原爆による“黒い雨”を浴びたたために人生を狂わされた一人の若い女性とそれを温かく見守る叔父夫婦のふれあい、そして被爆後遺症に苦しむ人々の姿を静かに淡々と描いていく。1945年8月6日、広島に原爆が投下される。その時、郊外の疎開先にいた矢須子は直後に降ってきた真っ黒な雨を浴びてしまう。5年後、叔父夫婦に引き取られた矢須子のもとへは縁談の話が持ち込まれるが、“ピカに遭った女”という噂からいつも破談になってしまう……。

「黒い雨」でカンヌ映画祭高等技術賞、日本アカデミー作品賞・監督賞・他多数受賞、文化庁芸術作品賞など数々の賞を受賞している

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かつてトラウマになった漫画「はだしのゲン」が吹っ飛んでしまう程の凄まじい衝撃映像

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傑作です!「原爆」ドラマを観たい時に、「覚悟して」観て下さい…

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「黒い雨」予告編

反体制的な主張を込めた作品を数多く発表…鬼才・若松孝二

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若松孝二

主な作品:
『水のないプール』
『キスより簡単』
『完全なる飼育 赤い殺意』
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
『キャタピラー』
『海燕ホテル・ブルー』

「映画には時効はない。 僕が死んでも作品は死なない。 志があれば、表現はできる」

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