「鬼才」と呼ばれた日本人監督たちの名作映画を紹介!溝口健二の『山椒大夫』など

本記事では邦画界において「鬼才」と称えられた日本人映画監督の作品をまとめて紹介している。記事中では『ブラック・スワン』を監督したダーレン・アルノフスキーを始めとして、世界中の有名な監督から支持されている塚本晋也や、「日本映画界の巨匠」の1人にあげられている溝口健二の作品を掲載した。

「一本の映画が人生を変えることがある。映画っていうのはそれだけの力を持ってるんですよ。俺は叩き上げだから大学出の監督とは違う。予算じゃない。学歴じゃない。文法もない。映画作りで一番重要なのは「志」ですよ。その「志」が俺にはあるし、金がなくても撮れる方法を知っている」

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「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」

【解説・あらすじ】
日本赤軍との関係も深い若松孝二監督が、革命を叫ぶ若者のそばから1972年の連合赤軍・あさま山荘事件に迫る人間ドラマ。狂信的な連合赤軍メンバーの革命への夢が、悪夢へと至るプロセスが臨場感たっぷりに描かれる。壮絶なリンチシーンは目をそらしたくなるほど衝撃的だが、それ以上に彼らの思いが圧倒的な力強さで表現されている。

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」でベルリン国際映画祭のNETPAC賞(最優秀アジア賞)と国際芸術映画評論連盟賞を受賞

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あの時代と、連合赤軍となっていった過程と、その後の恐ろしい粛清集団になっていく状況を出来る限り正しく伝え、彼らの思いをきちんと描ける自分こそが撮らなければ、の想いがひしひしと伝わってくる凄みのある作品。

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連合赤軍を背景にした映画は何本か作られてはいるが、真正面から描いた作品はこれが初めてだろう。

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「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」予告編

様々なジャンル映画で映画史に残る作品を発表…鬼才・池田敏春

池田敏春

主な作品:
『スケバンマフィア 肉刑 リンチ』
『天使のはらわた 赤い淫画』
『人魚伝説』
『ハサミ男』
『秋深き』

「人魚伝説」はディレクターズカンパニーの第一作目の作品で監督たちの手によって思いどおりの作品を作るという理想の作品として、当時の日本映画界を震撼させた

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自身の作品「人魚伝説」が撮影された場所で入水自殺した

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「天使のはらわた 赤い淫画」

【解説・あらすじ】
劇画作家・石井隆の原作の映画化。不本意にもビニ本のモデルにされてしまい、恋人に去られ、会社も辞めさせられて堕ちていく女の姿を描く。

”天使のはらわた”シリーズ第4弾

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都会の闇が生んだ、とても哀しく切ない物語

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日活ロマンポルノ中、1・2を争うほどの傑作

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元AV監督…鬼才・井口昇

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井口昇

主な作品:
『片腕マシンガール』
『ロボゲイシャ』
『電人ザボーガー』
『ゾンビアス』
『デッド寿司』

アダルトビデオを経て一般映画作品を監督

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劇団大人計画の舞台などで俳優として活躍している

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「電人ザボーガー」

【解説・あらすじ】
1974年に放送され人気を博した特撮ヒーロー作品をリメイクしたヒーロー・アクション。秘密殺人強盗機関Σ(シグマ)に父を殺され復讐(ふくしゅう)を誓う主人公が、父の作った変形型バイクロボット“ザボーガー”と共に戦う日々を、青年期、熟年期、老齢期にわたって活写。熟年時代の主役を務める板尾創路のバイクスタント、豪華キャスト演じる往年の人気キャラクターなど見どころ満載の痛快作。

ファンタスティック・フェストのファンタスティック部門で監督賞を受賞

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オリジナル制作者たちへの圧倒的リスペクトと、描かれたものたちへの真摯な愛と、それを真剣に表現すればするほど自然に発生するバカバカしさとユーモア。レトロ感覚とCGテクノロジー。全ての要素の奇跡的なバランス

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オリジナルへの愛に満ち溢れている作品。エンドロールも絶対に見るべし。

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「電人ザボーガー」予告編

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@4jsho0506

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