ビー・バップ・ハイスクール(BE-BOP-HIGHSCHOOL)のネタバレ解説・考察まとめ

『ビー・バップ・ハイスクール(BE-BOP-HIGHSCHOOL)』とは、1983年から2003年まで「週刊ヤングマガジン」で連載された、きうちかずひろによる不良学生青春漫画。単行本は全48巻。ツッパリ高校生コンビのヒロシとトオルが、ケンカや恋に明け暮れる学生生活を描いたヤンキー漫画の代表的な作品で、累計発行部数は4000万部を突破。ツッパリ高校生の日常生活が描かれた点が当時の中高生に受け入れられた。1985年には清水宏次朗と仲村トオル主演で実写映画化されて大ヒットし、以降全6作が上映された。

CV:掛川裕彦
演:松岡幸児 / 為田浩 / 百々英二 / 的場浩司
愛徳高校の生徒。1968年6月20日生まれ。中学時代のあだ名は「五中の黒い狼」。中学時代から、黒田晋平とともに修羅場をくぐってきた。均太郎の舎弟のようなキャラクターだったが、次第にキャラ立ちする。容姿より胸の大きさを重視する筋金入りの巨乳マニアで、最終的に巨乳美人のルミ子を、菊永との壮絶な争奪戦の末に射止める。愛徳の旗を振って心を熱くしたり、最後の1人になっても戦うというセリフからも分かるように、愛徳高校への愛に溢れている。劇場版では圴太郎の側にいることが多く、あまり目立った登場はしていなかった。

大前 均太郎(おおまえ きんたろう)

CV:川津泰彦(OVA版)、上村友ニ(ムービーコミック版)
演:鎌田伸一 / 上野隆彦 / 池野茂治
愛徳高校の元生徒で、1968年8月29日生まれ。中学時代は第五中学の番長だった。1年生のときに愛徳高校の番を張ろうと目論むも、トオルとヒロシにケンカを売ってしまい失敗し、その後2人の仲間となる。第五中学の1つ後輩である如月翔子に惚れていたが、デブというだけで振られてしまった。恐喝事件を起こして退学処分となる。因縁をつけたり、何度も恐喝を繰り返すあまりに卑劣な手口、さらに何の反省もない傲慢な態度に、さすがのトオルたちも見放さざるを得なかった。喧嘩は強く、1人で車をひっくり返す程の馬鹿力がある。

黒田 晋平(くろだ しんぺい)

CV:佐藤浩之 / 山本祥太
演:神谷潤 / 岩田富弘 / 岡田東二

愛徳高校の生徒。生年月日 1968年12月12日生まれ。中学時代のあだ名は「五中の赤い虎」。連載初期はクールなキャラクターだったが、徐々に間抜けな本性を露呈し始める。エリという彼女がいるが、ヒロシが抱いてクラミジアをうつされた女性をナンパして関係を持ち、尿道から膿が出たことがある。純とは中学時代からの親友で、純のケツならいくらでも押すぜと言った程信頼している。

三原山 順子(みはらやま じゅんこ)

CV:高山ゆかり(OVA版)、東城未来(ムービーコミック版)
演:宮崎萬純
愛徳高校に通う生徒。高校2年生の時にトオル&ヒロシと同じクラスに転校してきた。トオルとヒロシを軽くあしらう数少ない存在で、立花商業高校の菊永淳一を一目惚れささせるほどのいい女。菊永に菊リンというあだ名を付けた張本人。鹿戸農業高校のバカ牛にも惚れられる。

泉 今日子(いずみ きょうこ)

演:中山美穂
チェッカーズ好きな愛徳の女生徒。優しい性格で、乱暴な行動が嫌いだが、トオルとヒロシに密かに想いを寄せる。連載当初はメインヒロインとしてヒロシとトオルが今日子を取り合うシーンが多かったが、シリーズが進行する毎に登場頻度が減り、単行本27巻収録の「不良人生摩訶不思議」を最後に登場していない。モデルは、歌手の小泉今日子。劇場版の第1作目『ビー・バップ・ハイスクール』 でもメインヒロインとしてストーリーを牽引していたが、第3作目の『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲』で中山美穂が降板になってしまい、今日子はアメリカ留学になったという設定になった。

水崎 雅裕(みずさき まさひろ)

演:福井秀明
愛徳高校の生徒で、ヒロシとトオルの同級生であった。2人とは一線引いた立場を取っているが、トラブルの際は冷徹な一面も覗かせる。連載初期はブスにしか縁がなく、ルージュの構成員である美加と付き合っていた。後に白山寺近辺に引越し、ヒロシ・トオルと白山寺近辺の不良との抗争のきっかけになる。

横浜 銀一(よこはま ぎんいち)

演:八巻保幸
愛徳高校に2年の頃転校生してきた。鳥の巣のような巨大なリーゼント頭が特徴。不良だが喧嘩が非常に弱く、口が達者。教師から髪型を注意されるが、「外見で人を判断するな」とさんざん理屈や能書きを垂れた挙句、大多数の生徒を巻き込んでの大騒動に発展させるが、ヒロシとトオルに敗北した。名前の由来は横浜銀蝿である。

赤城山 忠治(あかぎやま ちゅうじ)

演:小林啓志
愛徳高校の生徒で、転校して来る前の学校ではいじめられっ子だったため、愛徳ではナメられないようにとバリバリのツッパリとしてやって来る。しかしその参考にした資料があまりにも古い不良ファションであったため、ヒロシ・トオル・順子に大笑いされた。横浜銀一とつるんでいる。

城戸 健二(きど けんじ)

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