ビー・バップ・ハイスクール(BE-BOP-HIGHSCHOOL)のネタバレ解説・考察まとめ

『ビー・バップ・ハイスクール(BE-BOP-HIGHSCHOOL)』とは、1983年から2003年まで「週刊ヤングマガジン」で連載された、きうちかずひろによる不良学生青春漫画。単行本は全48巻。ツッパリ高校生コンビのヒロシとトオルが、ケンカや恋に明け暮れる学生生活を描いたヤンキー漫画の代表的な作品で、累計発行部数は4000万部を突破。ツッパリ高校生の日常生活が描かれた点が当時の中高生に受け入れられた。1985年には清水宏次朗と仲村トオル主演で実写映画化されて大ヒットし、以降全6作が上映された。

『ビー・バップ・ハイスクール』と言えばケンカが有名で、武器を使うシーンもたびたび登場する。映画版ではトオルが特殊警棒を使っている。特殊警棒とは、ボタンを押したり強く振ることで芯が伸びる警棒のことで、映画を見て欲しがる人が続出し、また実際に喧嘩で使う人も出てくるほど売れた。当然大きな社会問題になり、売れるきっかけを作った制作会社である東映にクレームが殺到する事態となった。このクレームを受けて続編である第2作では特殊警棒は登場していない。

映画キャストの契約書には喧嘩禁止の特記事項があった

映画版のキャストは、リアリティを出す為に本物のツッパリを出演させており、一般公募も多く当然普段からヤンチャな人も多かった。そのため、出演の契約書には喧嘩禁止の特記事項が設けられ、それにサインさせられた。これは映画が完成しても、出演者による暴力事件などが起きてお蔵入りになることを防ぐためのもので、その特記事項の中身は、もし喧嘩をしたら制作費を全部支払うといった内容だったと言われている。

『ビー・バップ・ハイスクール』の主題歌・挿入歌

映画主題歌:中山美穂『BE-BOP-HIGHSCHOOL』

中山美穂『BE-BOP-HIGHSCHOOL』

中山美穂の3枚目のシングルとして、1985年12月5日にキングレコードからリリースされた。本人出演の東映映画『ビー・バップ・ハイスクール』の主題歌であり、映画のヒットと相まって20万枚近いセールスを記録した。この曲で中山美穂はTBS系で放送されていた『ザ・ベストテン』に初ランクインした。

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