バンブルビー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バンブルビー』とは、アメリカで2018年12月に公開されたSFアクション映画。映画『トランスフォーマー』シリーズの登場人物であるバンブルビーを主人公にしたスピンオフ作品でもある。映画シリーズ第1作目の『トランスフォーマー』より20年前、惑星サイバトロンで正義のトランスフォーマー”オートボット”は、悪のトランスフォーマー”ディセプティコン”がオールスパークを巡って戦うが、劣勢に立たされる。そこでリーダーのオプティマス・プライムは、バンブルビーに新たな拠点と定めた地球を守るように命じる。
ジャック・バーンズ(演:ジョン・シナ)

「セクター7(トランスフォーマーをはじめとするエイリアンの存在を調査する秘密機関)」に配属している米軍の少佐。
軍事演習で仲間とふざけている最中にバンブルビーが墜落してきて、さらにバンブルビーを狙ってやって来たブリッツウィングとの戦闘に巻き込まれた。そのせいで仲間から多くの死傷者が出た。
この事をきっかけに、初めてのトランスフォーマーたちとの接触だったが、見境なしにバンブルビーを捕まえようとつけ狙う。
しかし、バンブルビーが最後に自分を助けてくれたことで、バンブルビーに敬意を表して見逃すことにした。
ギレルモ・”メモ”・グティエレス(演:ジョージ・レンデボーグ・Jr.)

チャーリーの近所に住んでいる黒人の青年。アルバイト先は、チャーリーが働くホットドック屋の向かいの綿飴屋。
チャーリーに好意を寄せているが、なかなかアプローチが出来ない。
勇気を出してデートに誘おうと、チャーリーがいるガレージに行ったら、そこでバンブルビーと会うことになった。
パウエル博士(演:ジョン・オーティス)

「セクター7」に配属されている科学者。同盟を組んだシャッターたちが、電話通信を大規模なネットワーク探知機に改良したことで、自分たちとは違った科学力の凄さに心酔していく。
しかし、シャッターたちが地球に軍を招いて、地球を壊滅させようとしていることを知った時は、同盟に応じたことを後悔する。
無線機を使ってバーンズにその旨を伝えたが、それを聞いていたシャッターに殺されてしまう。
オーティス・ワトソン(演:ジェイソン・ドラッカー)

チャーリーの弟で、空手を習っている。
姉とは違って、ロンとも早々に打ち解けている。
物語の後半では、両親から外出禁止を命じられたチャーリーから「自分がいなくなったことは内緒にする」「自分がいない間、両親を頼んだ」と言われて、上手くサリーにチャーリーの不在を誤魔化そうとする。
しかし、結局はサリーに全て喋ってしまう。結果的にはそれがチャーリーと家族の間の溝を埋めるきっかけとなった。
サリー・ワトソン(演:パメラ・アドロン)

チャーリーとオースティンの母親。夜勤の看護師をしている。
能天気で明るい性格だが、チャーリーの訴えを理解しない。そのせいで物語で何度も喧嘩をしている。
ロン(演:スティーヴン・シュナイダー)

サリーが夫を亡くした直後から付き合い始めたボーイフレンド。就活中。
そのためチャーリーから軽蔑気味だが、ロンはロンなりに彼女に心を開いてもらおうと努力している。
ウォーレン将軍(演:グリン・ターマン)

「セクター7」の長官。バンブルビーの捜査協力を求めてきたシャッターとドロップキックを危険視しながらも、シャッターたちが持つ最新の科学技術を手に入れるため、協力に応じる。
バンブルビー捕獲後は、バンブルビーとシャッターたちをバラバラに分解して、その技術を手にするようバーンズに指示を出していた。
ハンク(演:レン・キャリオー)

修理工場の店主。チャーリーに誕生日プレゼントとして、工場で燻っていたバンブルビーを無料で譲り渡す。
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目次 - Contents
- 『バンブルビー』の概要
- 『バンブルビー』のあらすじ・ストーリー
- バンブルビーとの出会い
- 敵の襲来とチャーリーの過去
- バンブルビーの捕獲
- 地球とオートボットの危機を救うために
- 『バンブルビー』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- バンブルビー(声:ディラン・オブライエン)
- チャーリー・ワトソン(演:ヘイリー・スタインフェルド)
- 人間
- ジャック・バーンズ(演:ジョン・シナ)
- ギレルモ・”メモ”・グティエレス(演:ジョージ・レンデボーグ・Jr.)
- パウエル博士(演:ジョン・オーティス)
- オーティス・ワトソン(演:ジェイソン・ドラッカー)
- サリー・ワトソン(演:パメラ・アドロン)
- ロン(演:スティーヴン・シュナイダー)
- ウォーレン将軍(演:グリン・ターマン)
- ハンク(演:レン・キャリオー)
- ティナ(演:グレイシー・ドジーニー)
- トリップ・サマーズ(演:リカルド・ホヨス)
- シーモア・シモンズ(演:??)
- トランスフォーマー
- オプティマス・プライム(声:ディラン・オブライエン/日本語吹き替え版は黒田哲章)
- クリフジャンパー(声:Andrew Morgado/日本語吹き替え版は中村和正)
- アイアンハイド(声:なし)
- ラチェット(声:Dennis Singletary/日本語吹き替え版は阿部竜一)
- アーシー(声:グレイ・グリフィン/日本語吹き替え声優は不明)
- ホイルジャック(声:スティーヴン・ブルーム/吹き替え版は綿貫竜之介)
- ブローン(声:カーク・ベイリ/日本語吹き替え声優は不明)
- ブリッツウィング(声:デイビット・ソボロブ/日本語吹き替え版は山岸治雄)
- シャッター(声:アンジェラ・バセット/日本語吹き替え版は悠木碧)
- ドロップキック(声:ジャスティン・セロー/日本語吹き替え版は濱野大輝)
- ショック・ウェーブ(声:ジョン・ベイリー/日本語吹き替え版は拝真之介)
- サウンドウェーブ(声:ジョン・ベイリー/日本語吹き替え版は大泊貴揮)
- ラヴィッジ(声:ジョン・ベイリー/日本語吹き替え声優は不明)
- スタースクリーム、サンダークラッカー、スカイワープ(声:なし)
- 『バンブルビー』の用語
- トランスフォーマー
- オールスパーク
- オートボット
- ディセプティコン
- セクター7
- 『バンブルビー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- バンブルビー「君が 声をくれた」
- バンブルビー「忘れないで 僕のこと 絶対に」
- バンブルビー「僕は バンブルビーだ」
- 『バンブルビー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- バンブルビーという名前は、今後のストーリーにも繋がっていく名前になった
- バンブルビーがビートルだったのは、アニメ『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』のバンブルビーが、ビートルだったから
- 『バンブルビー』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ヘイリー・スタインフェルド『Back To Life』
- 挿入歌:The Smiths『Bigmouth Strikes Again』
- 挿入歌:Howard Jones『Things Can Only Get Better』
- 挿入歌:Bon Jovi『Runaway』
- 挿入歌:Duran Duran『Save A Prayer』
- 挿入歌:Steve Winwood『Highter Love』
- 挿入歌:George Strait『All My Ex's Live In Texas』
- 挿入歌:A-ha『Take On Me』
- 挿入歌:The Smiths『Girlfriend In A Coma』
- 挿入歌:Rick Astley『Never Gonna Give You Up』
- 挿入歌:Sam Cooke『Unchained Merody』
- 挿入歌:Tears For Fears『Everybody Wants to Rule The World』
- 挿入歌:Rob Base & DJ EZ Rock『It Takes Two』
- 挿入歌:Nu Shooz『I Can' t Wait』