GOD EATER 3(ゴッドイーター3)のネタバレ解説・考察まとめ

『GOD EATER 3』とは、バンダイナムコスタジオ/マーベラス1stStudioの開発によるドラマティック討伐アクションゲーム。PlayStation4/Nintendo Switch/STEAM用ソフトが発売された。近未来、あらゆるものを捕食するもの「アラガミ」に世界の大部分を食い荒らされ世界が崩壊しようとしていた。本作は、この崩壊しようとする世界で適合試験に合格した主人公が仲間のユウゴやジークらと共に「アラガミ」を討伐しながら世界を救う物語。

朱の女王の首領・ヴェルナー

イルダはアインに朱の女王と連絡をとってくれないかと頼む。朱の女王が所有する技術を駆使できればグレイプニルとの争いにに少しの猶予は生まれると考えていた。アインはヴェルナーが賛同するとは思えないとし、多くの血が流れてしまった今、朱の女王は復讐を目論んでいるとも推測できると話す。その時、朱の女王がオープン回線を発信したとキャッチした。モニターにはヴェルナーが映し出され、ゆっくりと語り始めたのだ。
ヴェルナーは、自由な明日を、未来を生きていくためAGEたちに共に戦おうと呼びかける。そしてヴェルナーはグレイプニルに宣戦布告。これから全面戦争をしかけようとするかのような語りかけでオープン回線は切られた。これを見たイルダは困惑を隠せずにいた。しかしユウゴは、イルダのしたいことを支えると話し、再度アインに朱の女王との連絡を頼んだ。アインは分かったと話し、コンタクトを試みると協力してくれた。

朱の女王とのコンタクトに成功し、ヴェルナー自らがクリサンセマムに赴いた。
ヴェルナーの意思は固く、宣戦布告をしたことに後悔はない、命を落としていったAGEたちのためにも戦うと語る。そしてヴェルナーは、イルダの意思に対して言わなければならないことがあると明かす。それは、ヒト型アラガミをグレイプニルに渡せというのだ。今、グレイプニルは血眼になってヒト型アラガミを探しているという。理由は、オーディンの動力源である偏食因子がAGEと比べ、ヒト型アラガミの方がフェンリル本部周辺の灰域全てを振り払うことができる力があるとしているからだった。フィムをグレイプニルに渡せば、我々人類は争うことなく明るい未来を手に入れることができると話し、キャラバンを後にした。フィムは何故皆が悲しい顔をしているのか分からずにいた。フィムはフィムなりにみんなが笑っていられるように考えるがどうしたらいいのかわからず悩んでいた。

ダスティミラーを出てグレイプニルの包囲網を掻い潜りながら航路を進んでいると、エイミーがある情報を捉えフィム以外のメンバーが集められる。
朱の女王に協力すると宣言していたバランが突如グレイプニルに寝返り、朱の女王のアジト、ベースなどの有力な情報をグレイプニルに報告し、朱の女王は失脚寸前との報道が流れた。これはおそらく本部奪還作戦で汚点をつけてしまったバランの信用を取り戻す行為ではないかと推測された。バランが情報を流したことで、朱の女王のAGEたちは次々と作戦本部へ輸送されていき、そのなかにニールの姿も映っていた。そして、朱の女王の首領・ヴェルナーもグレイプニルの部隊によって追い込まれていた。
ヴェルナーは力を使い、無理をしすぎたせいか思うように身体が動けずにいた。部隊の銃弾がヴェルナーの体を貫通、ヴェルナーは遂に倒れてしまう。だが、今までのグレイプニルへの怒りが最期の力を生んでしまい、ヴェルナーは少しずつ灰域を活性化させヴェルナー自身が灰嵐を起こしてしまう。そして付近にいた部隊は全滅したとの情報も入ってきた。さらには、朱の女王のAGEたちが個々で起こした灰嵐がヴェルナーが起こした灰嵐に少しずつ集まってきていた。
これを受け、総督はオーディンの全機稼働の命令を出した。

クリサンセマムでは、報道に集中している間にひとりで待たせていたフィムがいなくなっていることに気付く主人公。嫌な予感がすると感じた主人公はみんなを集め、監視カメラを確認する。カメラの映像には様々な情報が入っているターミナルという機械をひとりで探っているフィムの姿が映っていた。そして、照合履歴も確認すると「ヒト型アラガミ」や「オーディン」、「ヴェルナーとの会話記録」などが残っていた。ユウゴは、フィムは自分がヒト型アラガミであることを理解し、自分がオーディンに乗ることでみんなを助けられると思い、一人でフェンリル本部へ向かったのではと話す。主人公たちは急いでフェンリル本部へ向かうことに。

AGEとヒト型アラガミが起こした奇跡

対アラガミ巨大兵器・オーディン

フィムは自分の意思でオーディンに乗り込むと決意し、フェンリル本部へ移送されていた。自分の家族を守りたいと思う強い気持ちと勇気を振り絞り、総督と話し、あるものを総督に預けてフィムはオーディンに乗り込んだ。

主人公たちは急いでフェンリル本部へ入り、総督と話すが彼女は自分の意思で乗り込んだと告げる。そしてフィムからこれを預かったと主人公たちに手紙を渡す。
オーディンに乗り込んだフィムは目の前に迫る大灰嵐を止めようとしていた。主人公たちも急いでフィムの近くへと駆け寄るが見守ることしかできずにいた。
そしてフィムは精一杯の力を出し切り、大灰嵐を止めることに成功する。だが、フィムが止めた灰嵐は第一波でさらに後方から第二波がくるとエイミーからの通信が入る。フィムが乗るオーディンを下げようとする総督にフィムが止め、最後の力をオーディンに捧げる。その時、フィムが乗るオーディンの様子が変化する。今までの雰囲気とはまるで違うオーディンを見つめる主人公たち。オーディンはフィムが捧げた力に耐えきれず暴走化してしまう。総督は残りのオーディン部隊を出そうとするが主人公がそれを止めた。これ以上の被害は出さない、フィムも自分たちで助けると言い暴走化するオーディンに立ち向かう主人公たち。
だが、オーディンは理由もわからずAGEが扱うバースト化し、防御体制に入ってしまい主人公たちはなかなかダメージを与えることができずにいた。せめてエンゲージができればというエイミーの通信の声に反応するかのように、フィムの声が主人公たちに聞こえてきたのだ。眠くて仕方がないというフィムの声に主人公はフィムを呼び、フィムが答えた瞬間に主人公たちはフィムとエンゲージすることに成功したのだ。

そして、オーディンの暴走は止まった。

暴走が止まったオーディンからフィムは無事に帰還し、主人公たちとフィムの絆が生きているもの全てと共鳴し、灰域濃度が下がっていった。主人公たちは生きているものみんなの声が聞こえたと、微笑んだ。

こうして主人公たちは灰域捕喰作戦、灰嵐捕喰作戦、朱の女王とグレイプニルの武力戦争に幕を下ろすことに成功した。
主人公たちとフィムが起こしたエンゲージは「エルヴァスティの奇跡」と名付けられ、グレイプニルはこの作戦以降オーディン全機の永久凍結を発表。
主人公たちもまた自分たちの夢に向かい、日々を自由に生きていこうとしている。

『GOD EATER 3』のゲームシステム

捕喰攻撃

バトル

神機

神機・近接武器

神機・銃形態

アラガミに対抗すべく開発された。
”アラガミをアラガミで殺す”生体兵器である。オラクル細胞で作られた生体パーツの制御により、近接武器・銃形態・装甲展開・捕喰形態といった変形を一瞬で可能としている。

アクセルトリガー

アクセルトリガー発動時

特定のアクション条件を満たすことで、短時間プレイヤーを大幅に強化できるパッシブスキル。
条件を満たせば何度でも発動可能な為、発動し続けることで戦いを有利にすることが可能である。
アクセルトリガーの種類は何種類もあるため、自分の使いやすいアクセルトリガーを取得して使っていこう。

エンゲージ

エンゲージ発動時

一人の仲間とつながり、さまざまなプラス効果を共有できる新システム。本作ではこのエンゲージがストーリーに深く関わるシステムでもある。
仲間と一定距離内で戦い続けエンゲージ率を上げ、これが最大値に到達したとき発動可能になる。
仲間一人一人エンゲージの内容が異なる為、誰とエンゲージするかを戦況に応じて見極めることも重要になる。

バーストアーツ

バーストアーツ発動時

プレイヤーがアラガミに対して捕喰攻撃を行った際、バースト化し、そのバースト中に使用可能な必殺技のことである。
近接武器に3つカスタマイズできることが可能、地上・空中・ステップの各攻撃アクションがバースト中のみ必殺技に変化する。
バーストアーツも種類が豊富な為、アラガミに応じて変えることも重要になる。

ダイブ

アラガミに向かってダイブする瞬間

装甲を構えて突進攻撃をする新アクションである。
アラガミをロックオン中はアラガミに自動でダイブすることができ、ロックを外した状態ではキャラクターが向いている方向へ突進する。
アラガミの正面にダイブするとアラガミに少しの隙ができたり、餌場へ逃げようとするアラガミにも有効に使えるアクションである。

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