ウマ娘 シンデレラグレイ(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ウマ娘 シンデレラグレイ』とはクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』のスピンオフ作品として、2020年6月より『週刊ヤングジャンプ』で連載している、久住太陽によるスポーツ漫画。アニメやアプリゲームと打って変わって全体的にシリアスな作風が特徴で、主人公はカサマツから突如現れた現れた稀代の逸材・オグリキャップ。彼女の走りはカサマツを越えて中央にまで及び、ウマ娘界の台風の目となっていく。彼女が様々なライバルと切磋琢磨し、日本一のウマ娘を目指していくストーリー。
全国15箇所の開催地で行われている、ウマ娘によるレースの総称。カサマツのウマ娘にとっては、SP(スーパープレステージ)Ⅰに位置付けられている東海ダービーへの出走が一つの目標となっている。現実における地方競馬がモデル。
カサマツトレセン学園
正式名称は「岐阜ウマ娘カサマツトレーニングセンター学園」。生徒数は400名弱。座学や練習などでレースへの知識を深め、本格的な指導やレースの選定についてはトレーナーに任せている。レベルが段違いとなる中央(トゥインクルシリーズ)に関しては「気にしなくていい」事とされている。
トレセン学園(中央)
正式名称は「日本ウマ娘トレーニングセンター学園」。日本のウマ娘たちにとっての最高学府。2000人に近い生徒が在籍しており、トゥインクル・シリーズで日夜激闘を繰り広げている。アスリートとしてだけでなく、レースを支えるスタッフ研修生として勉学に励むウマ娘もいる。
URA
正式名称は「Umamusume Racing Association」。トゥインクル・シリーズを主催する組織で、トレセン学園の運営母体。劇中では中央諮問委員会が登場。
領域(ゾーン)
時代を作りうる限られたウマ娘だけが到達できる、本人さえ知らない剛脚。ルドルフ曰く「限界の先の先」。かつてルドルフ、マルゼン、シービーもこの状態に達したことがあり、第41Rでタマモクロスも覚醒した。
『ウマ娘 シンデレラグレイ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
シンボリルドルフ「中央を無礼るなよ」
第18Rにてシンボリルドルフが発言。オグリキャップは中央に移籍したはいいものの、クラシック登録を忘れてしまっていた。そこでルドルフに直談判し、「あなたの力で私を日本ダービーに出してくれ」と発言する。ルドルフはこれを笑い飛ばし、日本ダービーというレースがいかに特別なレースか語る。そして簡単に出走できると思い込んでいるオグリを、「中央を無礼るなよ」と睨みつけたのだった。ルドルフはアニメやアプリ版でも穏やかなキャラのため、そのギャップと相まって本作屈指の名言となっている。
シンボリルドルフ「今後未来永劫、誰も『葦毛は走らない』とは言うまい」
43Rにて、天皇賞(秋)でのオグリキャップ、タマモクロスによる葦毛対決を見届けたルドルフが発したセリフ。それまでの定説だった「葦毛の馬は走らない」が、この2頭が現れたことによって覆された瞬間だった。
オグリキャップ、カサマツ最終戦
カサマツ最後のレースとなったゴールドジュニア。オグリは勝てば中央、負ければ東海ダービーという中でどうやって走ればいいのかわからなくなっていた。しかし六平の檄に後押しされた北原の渾身の叫びにより、涙を振り払って勝利を目指す。
オグリキャップ、ダービーに出走できず
クラシックへの登録をしておらず、制度も覆ることのないまま、オグリはダービーを逃してしまった。しかしURAは後に制度改定へ舵を切る。ルドルフに宣言した通り、ルールを変えたオグリを、ルドルフは誇らしく思っていた。
初のGⅠ、タマモクロスとの葦毛対決
Related Articles関連記事
勇気爆発バーンブレイバーン(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『勇気爆発バーンブレイバーン』とは、大張正己が監督を務める、Cygames原作のオリジナルアニメ作品。放送前は軍事色が強いロボットアニメのように宣伝されていたが、初回の放送でヒロイックなロボットが活躍する作品であることが明かされ、視聴者を驚かせた。 TS(ティタノストライド)と呼ばれるロボット兵器が存在する世界。突如始まった宇宙からの侵略に地球各地が襲われる中、自衛隊員のイサミ・アオは唐突に現れた意志を持つ謎のロボットブレイバーンに「共に戦おう」と怪しく囁かれ、これに乗り込むこととなる。
Read Article
ウマ娘 プリティーダービー(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ウマ娘 プリティーダービー』はCygamesによって提供されている、基本プレイ無料のソーシャルゲームで略称は『ウマ娘』。プレイヤーは競走馬を擬人化したキャラクターである「ウマ娘」を育成し、「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指す。登場するウマ娘は全て実在の競走馬をモデルとしており、史実に基づいた様々なネタが盛り込まれているのが特徴。その完成度の高さが話題を呼び、リリースから1年足らずで1300万ダウンロードを突破し、流行語大賞にもノミネートするなど、社会現象を巻き起こした。
Read Article
ドラガリアロスト(Dragalia Lost)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ドラガリアロスト(Dragalia Lost)』とは、Cygamesが開発、任天堂と共同運営していたスマートフォン向けアクションRPG。王国存亡の危機に際し、主人公ユーディルが聖片を手に入れるため、伝説の碧竜の元へ向かうところから物語は始まる。人がドラゴンに進化して戦う要素が含まれている。配信開始日に100万ダウンロードを突破し、「ドラガリ」の愛称で多くのプレイヤーに親しまれたが、2022年11月末をもってサービスは終了した。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『ウマ娘 シンデレラグレイ』の概要
- 『ウマ娘 シンデレラグレイ』のあらすじ・ストーリー
- 序章 カサマツ篇
- プロローグ
- 1R「私を見て」
- 2R「私をレースに出して」〜3R「信じて良いかも」
- 4R「今度は勝つ」
- 5R「次元が違う」
- 7R「ジュニアクラウン」〜9R「2度目」
- 10R「国内最高水準」
- 11R「ライセンス」〜12R「一番の選択肢」
- 13R「だったら私に勝て」
- 14R「何やってんだよ」〜15R「怪物」
- 16R「ありがとう、カサマツ」
- 第一章 中央編入篇
- 17R「トレセン学園」
- 18R「クラシック登録」
- 19R「初戦」〜21R「本物」
- 22R「毎日杯」〜23R「並のウマ娘なら」
- 24R「夢亡き者に理想なし」
- 26R「日本ダービー」
- 28R「私は私の道を行く」
- 第二章 白い稲妻篇
- 29R「最強」〜30R「日本一のウマ娘」
- 32R「毎日王冠」〜33R「誰にも触れられない」
- 35R「勝負服」
- 37R「天皇賞(秋)」〜43R「日本一」
- 45R「奇跡」〜47R「強くなります」
- 『ウマ娘 シンデレラグレイ』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクター
- オグリキャップ
- ベルノライト
- 北原穣(きたはら じょう)
- 六平銀次郎(むさか ぎんじろう)
- カサマツ組
- フジマサマーチ
- 柴崎宏壱(しばさき こういち)
- カサマツのウマ娘たち
- 川村日和(かわむら ひより)
- 中央組
- タマモクロス
- 小宮山勝美(こみやま まさみ)
- スーパークリーク
- 奈瀬文乃(なせ ふみの)
- ヤエノムテキ
- ヤエノムテキのトレーナー
- サクラチヨノオー
- メジロアルダン
- ディクタストライカ
- ブラッキーエール
- アキツテイオー
- シンボリルドルフ
- マルゼンスキー
- ミスターシービー
- ゴールドシチー
- シリウスシンボリ
- 駿川たづな(はやかわ たづな)
- その他
- オグリキャップの母
- 赤坂(あかさか)
- 藤井泉助(ふじい せんすけ)
- 『ウマ娘 シンデレラグレイ』の用語
- ローカルシリーズ
- カサマツトレセン学園
- トレセン学園(中央)
- URA
- 領域(ゾーン)
- 『ウマ娘 シンデレラグレイ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- シンボリルドルフ「中央を無礼るなよ」
- シンボリルドルフ「今後未来永劫、誰も『葦毛は走らない』とは言うまい」
- オグリキャップ、カサマツ最終戦
- オグリキャップ、ダービーに出走できず
- 初のGⅠ、タマモクロスとの葦毛対決
- 『ウマ娘 シンデレラグレイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- オグリキャップの大食いキャラ
- マルゼンスキーと日本ダービーの関係
- オグリキャップが変えたクラシック制度