ブルック(ONE PIECE)の徹底解説・考察まとめ
ブルックは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の音楽家。一度は死んだものの、悪魔の実「ヨミヨミの実」の能力で骸骨の姿で現世に蘇るという異色の経歴を持っている。生前はルンバー海賊団という海賊団で音楽家をしていた。音楽家としての腕は一流で、さらに剣技も凄腕。冗談が多く、女性にパンツを見せてくれるようせがむなどユーモアのあるエロ紳士だが、仲間との約束を大事にし、命を軽んじる者を許さない義理人情に厚い面も持つ。
ブルックは西の海のある王国の護衛船団の団長だった。その後、『ルンバー海賊団』の一員となって『偉大なる航路(グランドライン)』へと向かった。その途中、群れからはぐれた仔クジラと出会い、『ラブーン』と名付けて一緒に旅をする。グランドラインへと入ったルンバー海賊団は、この先の海が危険な為にラブーンを置いていく事に決めた。そしてグランドラインを一周して迎えに来る事を約束し、グランドラインの入口である双子岬に住む『クロッカス』という人物にラブーンを預けた。
それから航海を続けたルンバー海賊団だったが、ある日、船長のヨーキが流行病にかかり、船を降りることを余儀なくされてしまう。ルンバー海賊団はブルックを船長代理として旅を続けた。しかし、霧の濃い『魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)』へと入り込み、そこで戦った海賊からルンバー海賊団の船員は毒を受けてしまう。死を悟ったブルックは「どうせ死ぬなら、楽しい方がいい…。唄いませんか?私、もし本当に蘇ったなら皆さんの声を届けます(この時すでにヨミヨミの実を口にしていた)。必ず。ラブーンも船長も、我々皆が愛したこの唄を…!」とルンバー海賊団の船員に話し『ビンクスの酒』という曲を『音貝(音を込める事ができる貝)』に録音する事を提案した。そしてルンバー海賊団最後の演奏が始まった。最初はにぎやかな演奏だったが、徐々に仲間達は倒れていき、最後はブルックの独奏となった。そして、やがてブルックも倒れ、演奏は終了した。
その後、ヨミヨミの実を口にしていたブルックの魂は肉体に戻ろうとした。しかし、フロリアン・トライアングルの濃い霧のせいで場所が分からず、魂が肉体の元へ辿り着くまでに1年の時間がかかってしまう。その為にブルックの肉体は骨だけになってしまっていた。こうしてブルックは骸骨の肉体で復活する事になった。
それからブルックは49年もの間、フロリアン・トライアングルをただ1人で彷徨っていた。そんなある日、ブルックは王下七武海の1人であるゲッコー・モリアの海賊船『スリラーバーク』へと迷い込んだ。そしてカゲカゲの実(影を操る能力で、他者の影を切り取り、それを死体に入れる事でゾンビ兵を作る事ができる)の力を持つモリアに影を奪われてしまう。
ブルックはゾンビ兵に塩を食べさせる事で影を抜き出せる事を偶然知った。ゾンビ兵の顔を見るのが怖かったブルックは走り抜けながら自身の影が開放される事を願いながら次々とゾンビ兵に塩を食べさせていった。そんな時、1体のゾンビと出会う。それは竜を斬り落としたという伝説を持つ新世界『ワノ国』の侍・リューマのゾンビだった。リューマの肉体にはブルックの影が入れられていた。強靭な肉体でブルックの剣技を使うリューマのゾンビにブルックは敵わなかった。リューマが「降参しなさい。さもなくばその目障りなアフロを切ってやろう。」と言うと、ブルックは「アフロには!手を出さないでください!私の影ならなぜわからない!?このアフロの大切さがなぜわからないんだ!私の体の成長は止まっているから、もう二度とは伸びてはこないんですよ!」と話した。そしてブルックは「…すいません…参りました。どうか…逃してください…!この島を出ていきますから…!」と言って逃げ帰った。
影を取られた状態で日光の下に出ると消えてなくなってしまう為、ブルックはフロリアン・トライアングルの霧の中から出る事ができなくなってしまった。それからブルックは影を取り返す為に修行に明け暮れた。
スリラーバーク編
ブルックがモリアに影を奪われてから5年後、麦わらの一味がフロリアン・トライアングルへと迷い込んでいる。そしてブルックが乗る廃船にルフィ、ナミ、サンジが乗り込んでくる。ブルックの姿を見たナミとサンジは気味悪がるが、ルフィは気に入り、会ってすぐに仲間へと勧誘した。それに対しブルックも「ええ。いいですよ。」と即答で了承した。
サウザンド・サニー号へと移動したブルックは「私この度この船でご厄介になる事になりました。"死んで骨だけ"ブルックです!どうぞよろしく!」と挨拶したが、得体の知れない骸骨を見たルフィの仲間達は「ふざけんな!なんだコイツは!」と声を揃えて叫んだ。
その後、ブルックはルフィ達と食事をする中で、自身が海賊だった事、一度死んでヨミヨミの実の力で蘇った事、数十年間1人で彷徨っていた事、影を奪われた事を話した。そして「今日はなんて素敵な日なんでしょう!!!人に遭えた!今日か明日か、日の変わり目もわからないこの霧の深い暗い海でたった一人舵のきかない大きな船にただ揺られてさ迷うこと数十年!私、本っっ当に淋しかったんですよ!淋しくて怖くて…!死にたかった!長生きはするものですね!私にとってあなた達は"喜び"です!ヨホホホホ!」と続けた。それを聞いた一同は言葉を失っていた。
ブルックは「あなたが私を誘ってくれましたね。嬉しかったです、どうもありがとう。だけど断らねばなりません。私は影を奪われ、太陽の下で生きてはいけません。私はここに残り影を取り返せる"奇跡"の日を待つことにします!ヨホホホホ!」とルフィに告げた。ルフィは「何言ってんだよ水くせェ!だったらおれが取り返してやるよ!」と言うが、ブルックは「…あなた本当にいい人ですね。驚いた!しかしそれは言えません。さっき会ったばかりのあなたに、私の為に死んでくれなんて言えるはずもない。」と返した。
その時、船の中にゴーストが現れ、ブルックは悲鳴をあげた。一同が外に出るとそこには巨大な島があった。それはモリアが有する世界最大の海賊船『スリラーバーク』だった。ブルックはルフィ達に逃げるように話し、モリアから影を取り返すべく海の上を走ってスリラーバークへと向かった。ナミやウソップはブルックの言うとおりに引き返そうとするが、ルフィはワクワクした表情を浮かべていた。
モリアは奪い取った影を天才外科医ドクトル・ホグバックが改造した死体に入れ、ゾンビ兵を作り出していた。ブルックはゾンビ兵に襲われるフランキーとロビンの元に現れる。ブルックはゾンビ兵に塩を食べさせて影を抜いた。ブルックは自身が知っている情報をフランキー達に話した。そして「私は船でたった一人の生き残りですから。いつかこの"魔の海域"を抜けて仲間との"約束"を果たしたくて…命惜しさに逃げました!ですが、生き永らえる事は何の解決にもならなかった。だから今度はもう逃げません!」と宣言し、その場を離れようとした。その時、フランキーはそうまでして果たしたい"約束"とは何のかを問う。ブルックはラブーンとの約束の事をフランキーに打ち明け、「船で一人生き長らえた私には、この結果を彼にちゃんと伝えに行く義務がある!我々が死んで50年は経つでしょうか!私になぜ彼(ラブーンの事)がもう待ってないと見切りをつける権利がありますか。万が一、彼が約束を信じて待ってくれていたら、今彼はどんなに淋しい気持ちでしょうか?仲間に裏切られたと思いながら、どんなに惨めな気持ちでしょうか!無責任に死んだ我々を彼が許してくれるとは思いませんが、身勝手な約束をして、声も届かぬ遠い空から…死んでごめんじゃないでしょうに…!男が一度!必ず帰ると言ったのだから!」と話した。
ルフィ達と合流したフランキーはブルックとラブーンの関係を話した。ルフィ達はグランドラインに入る際にラブーンと出会っていた。ラブーンはルンバー海賊団に会いに行こうとして大陸に頭をぶつけ続け、命を落とそうとしていた。ルフィはラブーンの頭に自分達の海賊旗をペイントし、再会するまで頭をぶつけないように約束させていたのだった。
フランキーの話を聞いたルフィは「音楽家で!喋るガイコツで!アフロで!ヨホホで!ラブーンの仲間だったんだ!おれはあいつを引きずってでもこの船に乗せるぞ!仲間にする!文句あるかお前ら!」と仲間達に宣言した。
ブルックはリューマと再会し戦いを繰り広げる。その時、ブルックは「ラブーン…おまえはまだ私達のことを覚えていてくれますか?おまえの気持ちを思うと胸が締め付けられそうです。私達はもうみんな死んでしまいました。私は仲間も顔も体も何もかも失って…再会しても白骨化した姿では、おまえは私が誰だかわからないでしょう。私には何一つ残っていないけど、せめてみんながラブーンみたいだと笑ったこの頭…この面影1つ守り抜いて、必ず会いに行くから待ってて欲しい。約束の岬で…!」という思いを抱いていた。しかし、リューマは強く、ブルックは押されてしまう。
リューマは「私の得意とする『矢筈斬り』で斬ってあげましょうか?」と言って笑った。それを聞いたブルックは「何も知らないクセに…その名を使うな…。王国の『奇襲部隊』出身の私の得意とした速斬りの技の名は『鎮魂歌ラバンドゥロル』。その剣技を称賛し、仲間達がつけてくれた通称こそが『鼻唄三丁矢筈斬り』。お前なんかにその名を使われたくはない!」と告げた。そして互いに『矢筈斬り』を繰り出すが、斬られたのはブルックだった。ブルックは「ラブーン…何よりお前に謝りたい。この悲運な私を謝りたい。暗い海を50年…長かったのになぁ…。生きた意味がなかったなんて…。淋しいなァ…私の人生、淋しいなぁ…!」と悔いた。リューマが笑いながらブルックのアフロを斬り落とそうとした時、ゾロとフランキーが駆けつける。ゾロは「お前か。大昔に竜を斬った伝説の侍ってのは…。会いたかったぜ!お前の刀、よさそうだな。」と言って笑った。
ゾロは激闘の末、リューマを斬り伏せた。リューマは負けを認め、自身の刀『秋水』をゾロへ渡した。それと共にブルックは影を取り戻す事になった。
その後、ルフィの影を入れられた巨人よりも遥かに大きな肉体を持つオーズとモリアが現れ、ブルックは麦わらの一味と共に戦った。そこにルフィも加わり、オーズとモリアは倒された。それによりモリアが奪っていた大量の影が開放された。続けざまに王下七武海であるバーソロミュー・くまもやってくるが、ゾロが取引を交わしてくまを引かせた。
ルフィ達はモリアから影を奪われていた者達と一緒に宴を開いた。ブルックはピアノを弾いて宴を盛り上げた。ルフィは演奏をしているブルックに「お前さ、おれの仲間になるんだろ?」と勧誘するが、ブルックは仲間との約束があると言って断った。するとルフィは「ああ、ラブーンの事だろ。知ってるよ。ラブーンは元気に仲間の帰りを待ってた!」と話した。それを聞いたブルックは「そうですか…!彼は元気ですか…!ウオオオオ…!こんなに嬉しい日はない…。」と言って号泣した。
ブルックは音貝を取り出し、仲間達と演奏した『ビンクスの酒』を流し始めた。それを聞いたルフィや周囲の者達は楽しげに歌い出した。ブルックは「ラブーン…お前が50年もの間…そこで待っててくれていたのなら…あと1、2年だけ…辛抱してくれませんか?私にも…海賊の意地がある!壁に向かって待つお前とは約束通り"正面"から再会したい!私…引き返しはしませんよ!私達はずっと前を向いて旅をしてきた…!その道こそがお前に到達する道だったから。『世界一周』…そのゴールにお前がいる!そうでしょう…?だから…私は戻らない!きっと会いに行きます。待っててください。もう少しだけ。」とラブーンに思いを馳せた。
『ビンクスの酒』の大合唱が終わった後、ブルックは「かつて仲間と共に命いっぱいに唄ったこの唄…ルンバー海賊団”最期の大合唱”。暗い暗い霧の中を一人彷徨った50年間、何度聴いたことでしょうか…。一人ぼっちの大きな船で、この唄は唯一、私以外の命を感じさせてくれたのです。しかし、今日限り新たな決意を胸に封印します!」と話して音貝をしまった。そして「ラブーンが元気だとわかった。影も戻った。魔の海域も抜けた。これはもう私一人が昔を懐かしむ為の唄ではなく、ラブーンに届ける為の唄!辛くない日などなかった…。希望なんて正直見えもしなかった…。でもねルフィさん、私!生きててよかったァ!本当に生きててよかった!今日という日が!やって来たから!」と叫んだ。そしてさらっと「あ、私仲間になっていいですか?」と言って麦わらの一味に加入した。
シャボンディ諸島編
その後、麦わらの一味はシャボンディ諸島へと向かった。次の目的地である魚人島は海底にある為、船にシャボン玉をコーティングする必要があった。ルフィ達は魚人・ハチの知り合いのコーティング職人に会う為にシャボンディ諸島へ来たのだった。
シャボンディ諸島には世界政府を作った王達の末裔である『天竜人』がいた。天竜人は絶大な権力を有しており、気に入った女性を強引に連れ去るなどの横暴を働いていた。さらにハチを銃撃して捕らえようとしたり、ハチの友人であるケイミーを奴隷として買おうとした。それに怒ったルフィは天竜人を殴りつけた。天竜人への暴行は大犯罪であり、シャボンディ諸島に海軍大将・黄猿がやって来る。ルフィ達は3日後に集合する事を決めてバラバラに逃げるが、ピカピカの実(自然系の悪魔の実であり、光の力を得られる)の能力者である黄猿から逃げるのは難しく、追い詰められてしまう。ルフィ達を救ったのは海賊王ゴールド・ロジャーの船の副船長であるシルバーズ・レイリーだった。ハチの知り合いコーティング職人とは、レイリーの事だった。しかし、そこにバーソロミュー・くまが現れ、ルフィ達は再び危機に陥る。くまはニキュニキュの実(『肉球人間』であり、手のひらの肉球で何でも弾き飛ばす)の能力を使い、麦わらの一味の船員をバラバラに弾き飛ばした。それにより麦わらの一味は離散してしまう。
ハラヘッターニャ編
ブルックは貧困の国『ハラヘッターニャ』へと飛ばされた。ハラヘッターニャの国民達は手長族と争っており、手長族に対抗する為に悪魔召喚の儀式を行っていた。ブルックはそこに空から飛来した為、『悪魔王サタン』と間違えられ、手長族を倒すように依頼された。ブルックは手長族を捕まえたり、音楽を奏でて国民達に勇気を与えた。そんな時、ルフィが白ひげ海賊団と海軍の戦争『マリンフォード頂上戦争』に参加し、兄であるポートガス・D・エースを失った事を知り、ブルックはすぐにでもルフィの元に駆けつけようとする。ブルックはハラヘッターニャの国民にこれからは自分達で悪に立ち向かうように伝えた。そして捕まえた手長族を人攫いなどの悪事を働かないように注意して開放した。しかし、開放された手長族はブルックを縛り上げて走り出した。手長族は動いてしゃべる骸骨を見世物にして金儲けしようと考えていた。
その後、ブルックはルフィが一味の集合を2年後にした事を新聞で知った。ブルックはルフィに仲間に誘われた時の事を思い出し「50年…暗い海を漂うだけの私にとってどれ程の喜びだったか…どれ程あなたが輝いて見えたか…。奇跡を待つ事しかできない50年の時間が報われたのですから…!」と考えた。そしてギターを手に取り、自身を見に来た観衆達に向かって歌い出した。
魚人島編
2年後、ブルックは『ソウルキング』というミュージシャンとして大人気となっていた。ブルックはツアーを行っており、ツアーの最終地点はシャボンティ諸島であった。ブルックはシャボンディ諸島のライブを最後に海賊へ戻るつもりだったが、ライブの途中で海軍がやってきてライブの中止を迫った。それを見たブルックは、ステージの上から「この島は我々にとって敗北の思い出のある"無念の島"であり、そして"再出発の島"!一味において冒険を盛り上げるのが私の務め!!麦わらのルフィ死亡説?バカバカしい。世界に伝えてくれだぜ!海賊"麦わらのルフィ"は生きている!いずれ"世界の海の王"になる男!奴の船出に静けさなんて似合わねェッ!OH!BABY!最後のソウルは『NEW WORLD』!」と宣言し、曲を演奏し始めた。そしてブルックはライブを抜け出し、ルフィ達と合流する。そして一同は魚人島へと向かった。
魚人島では『新魚人海賊団』の船長であるホーディ・ジョーンズという魚人が、人間と友好を築く魚人を排除し、『世界会議(世界中の王が集う会議)』を襲撃しようとしていた。ルフィはホーディ達と戦う事になる。
ブルックは幹部のゼオと戦った。そしてブルックは黄泉の冷気を呼び出し、氷の斬撃を放ってゼオに勝利した。
ゾウ編
ルフィは『パンクハザード』という島で『最悪の世代(ルフィと同期の億超えの海賊達の総称)』の1人であるトラファルガー・ローと海賊同盟を組み、四皇カイドウを倒す事を企む。カイドウは王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴから人造悪魔の実『SMILE』を仕入れ、最強の軍勢を作り出そうとしていた。ローはその取引を失敗させようとして、『SMILE』を作っている科学者シーザー・クラウンをルフィ達と共に誘拐した。当初、ローは取引を失敗させ、怒れるカイドウとドフラミンゴを戦わせようとしていたが、『ドレスローザ(ドフラミンゴが国王を務める国)』でドフラミンゴと直接対決する事になる。一同は、ドレスローザに侵入するチームと、船に待機するチームに別れ、ブルックは船に残った。そしてルフィたちより先にローが率いる『ハートの海賊団』の船員がいる『ゾウ』へと向かう事になる。
ゾウにある『モコモ公国』はカイドウの部下であるジャックに襲撃され滅んでいた。ジャックはワノ国の侍である『雷ぞう』という人物を探してモコモ公国に来ていた。モコモ公国に住む『ミンク族』が雷ぞうという人物は知らないと話すと、ジャックは「侍がいれば攻撃はやめる!いねェのは…罪だ!」と言い毒ガス兵器を使用した。ミンク族は毒により死ぬ寸前だった。ブルック達が来た時には、ジャックはモコモ公国を離れていた。ブルック達は残党を倒し、瀕死のミンク族の治療にあたった。
その後、ゾウに四皇・ビッグマムの参加の海賊であるカポネ・ベッジ(『最悪の世代』の1人)とペコムズが現れる。ベッジ達はビッグ・マムの娘とサンジの結婚が決定したとサンジに告げた。実はサンジは『ジェルマ王国』という強力な科学力を有する国の王子だった。ビッグ・マムはジェルマの科学力を手に入れる為にサンジと娘を政略結婚させようとしていた。サンジは結婚を拒否するが、ベッジからビッグ・マムがサンジの恩人であるゼフの情報を手に入れている事を聞かされる。サンジはゼフの命を守る為にビッグ・マムの元へ1人で向かった。
その後、ドフラミンゴを倒したルフィ達がやって来る。パンクハザードから行動を共にしていた侍・錦えもんは「ゾウの国の者達よ!拙者ワノ国光月家が家臣!錦えもんと申す者!同国武人『雷ぞう』という同志を捜しにきた!この国に来てはおらぬか!」と叫んだ。その雷ぞうのせいで国が滅んだ為に、ウソップ達はミンク族が怒り出すだろうと心配した。しかし、錦えもんに歩み寄ったミンク族は膝を付き、雷ぞうが無事である事を涙ながらに話した。ミンク族と光月家は兄弟分の仲であり、ミンク族は光月家の家臣である雷ぞうを国が滅んでも守っていたのだった。それを知ったルフィ達は驚きを隠せなかった。
ルフィ達はゾウの奥地へ案内される。そこにはラフテルへの場所を示す『ロードポーネグリフ(全部で4つある)』があった。ルフィ達は、ポーネグリフを作ったのが光月家である事、錦えもん達の主である光月おでんがゴールド・ロジャーの船に乗って『ラフテル(グランドライン最後の島)』へと辿り着いた事、おでんがカイドウとワノ国の将軍・黒炭オロチに処刑された事を聞いた。
ナミ達はサンジがビッグ・マムの元へ行ってしまった事をルフィへと話した。ルフィはサンジを連れ出す事を決め、一同はワノ国へ向かいカイドウとの戦いの準備をするチームと、サンジを奪還するチームに分かれた。サンジを行かせてしまった事に責任を感じていたブルックはルフィ達と一緒にサンジを取り戻しに向かった。
ホールケーキアイランド編
ビッグ・マムの国『万国』に侵入したブルックは、ルフィ達についてきたミンク族の『ペドロ』と一緒にビッグ・マムが持つロードポーネグリフの写しを取る為、ビッグ・マムの城へと潜入した。
しかし、ロードポーネグリフがある宝物庫は厳重に守られており、侵入は難しかった。そこでブルックはペドロに囮になるように頼んだ。ペドロも元よりそのつもりで、囮を買ってでた。ブルックはペドロのお陰で宝物庫に侵入して鍵をかける事に成功した。ブルックは宝物庫の中にいた警護と戦い、さらにブルックに襲いかかったチェス戎兵(ソルソルの実の能力者であるビッグ・マムによって魂を入れられた兵隊)の魂をギターを弾いて操り、無力化した。そしてポーネグリフの写しを取ろうとするが、そこへビッグ・マムが現れる。
ブルックは臆する事なく「あなたを倒して…写しを手に入れるんです!」と宣言するが、ビッグ・マムに押されてしまう。しかしブルックは何度も立ち上がった。そしてブルックは「サンジさんはね…優しいんです。だから私、彼はもう帰ってこないと思った。…お前達がどんな罠を仕掛けたか知らないが、彼は度を超えて優しいから!誰かの為に犠牲になると決めたらもう動かない!片や我が船長は!自分の想いを信じ抜き突き進む男!その決着は若者達(ふたり)が決める事!最悪の結果、サンジさんが戻らないと決断した時、彼が自分を責めないように!私達はこの度で大きな物を得たと言える様に!いただきます!ロードポーネグリフ!」と告げた。それを聞いたビッグ・マムは「ママママ!お前の最悪はずいぶん程度が低いね!サンジが戻らない!?それが最悪!?誰一人死なねェのかい!?みんな死ぬかも知れない!」と言って笑うが、ブルックは「死ぬ事を計画に入れるバカがどこにいますか、お嬢さん。」と話した。その後、ブルックは懸命にビッグ・マムと戦うが、敗北してビッグ・マムに捕らえられてしまう。ビッグ・マムは稀少な人種や生物を収集していた。動く骸骨であるブルックはビッグ・マムに気に入られて寝る時も一緒だった。
その後、ブルックはビッグ・マムが寝ている隙にチョッパー達に助けられる。一同と合流したブルックはポーネグリフの写しをナミに渡し、ペドロの無事を喜んだ。ブルックは実はポーネグリフの写しを既に手に入れていた。ナミ達は他の四皇さえ欲しがるビッグ・マムのポーネグリフの写しを取った事を驚いていた。
その後、ルフィ達はビッグ・マムの暗殺を企んでいたカポネ・ベッジと協力し、サンジの結婚式を壊そうとした。ルフィ達は、ビッグ・マムが育ての親であるマザー・カルメルの写真を壊されると気が動転して一定時間戦闘不能に陥る事を聞き、写真を壊そうとする。ビッグ・マムや、ビッグ・マムの息子であるシャーロット・カタクリ妨害を受けるが、ブルックがカルメルの写真の破壊に成功する。ビッグ・マムの暗殺には失敗するが、ビッグ・マムの城は破壊され、結婚式は台無しになった。城が壊れた際、ビッグ・マムが楽しみにしていたウェディング・ケーキが台無しになり、ビッグ・マムは『食いわずらい(ビッグ・マムは食べたいお菓子が食べられないと発作を起こし、そのお菓子を食べるまで無差別に破壊を行う)』を引き起こす。ビッグ・マムの息子であるシャーロット・ペロスペローがルフィ達がウェディングケーキをルフィ達が持っていった、と話した為ビッグ・マムはサニー号を追った。
ビッグ・マムから逃げる際、ブルックはビッグ・マムが使役している雷雲・ゼウスを斬り裂き、足止めに貢献した。そしてペドロの自爆、元王下七武海であるジンベエ率いる『タイヨウの海賊団』による足止めにより、ルフィ達はサンジを取り戻してビッグ・マムの縄張りを離れた。
ワノ国編
ホールケーキアイランドから無事に脱出し、ワノ国への入国を果たした。入国の際にひと悶着してルフィ達とははぐれたが、おでん城跡地を拠点にしていた錦えもんやトラファルガー・ローと再会。「決戦の日まで正体を隠して潜伏し、情報集めや同志・武具・船の準備をする」という錦えもん達の作戦に従い、ブルックは魂だけとなり”幽霊のホネ吉”と名を変え、情報収集や食料調達に励んだ。
来る決戦の日、ワノ国で年に一度開かれる火祭りの夜。ブルックはルフィ達と共にサウザンド・サニー号で錦えもん達との合流地へ向かう。そこで光月おでんの忠臣・赤鞘九人男の一人であるカン十郎が将軍・黒炭オロチに送り込まれたスパイだったことが判明。四皇カイドウの居城・鬼ヶ島に行く前に百獣海賊団の軍艦と一戦交えた。
鬼ヶ島に潜入後、イベント会場・ライブフロアで百獣海賊団の大幹部”大看板”のクイーンのウイルス兵器「氷鬼」の爆発感染に巻き込まれた。しかしチョッパーが「氷鬼」を撃退するワクチンウイルスの早期製造に成功して「氷鬼」の感染は治まった。その後ブルックは、百獣海賊団の幹部”飛び六胞”の一人・ブラックマリアに捕まったサンジを助けるためにロビンと共に向かう。ブラックマリアをロビンにまかせて、ブルックはブルックマリアの部下達を「フラーズダルム管弦楽(オーケストラ)」という技で一閃し倒した。
ブラックマリア一派との戦い後、ロビンを捕まえようとする世界政府期間「CP-0」に追われることになり、戦いで疲弊したロビンを抱えて鬼ヶ島城内を逃げ回った。
ブルックの関連人物・キャラクター
ラブーン
グランドラインの入口「双子岬」にいる「アイランドクジラ」という種類の巨大なクジラ。山程の大きさがあり、頭に無数の傷跡がある。
まだ子供だった時に群れからはぐれていた。そんな時、ブルックが所属していたルンバー海賊団と出会い、ラブーンという名をつけられて行動を共にした。グランドラインは危険な為、双子岬に住むクロッカスという人物に預けられた。その時、ルンバー海賊団のメンバーはグランドラインを一周して戻ってくる事をラブーンに約束した。ルンバー海賊団が壊滅した事を知らず、そのまま数十年間待ち続けている。
グランドラインに入ったルフィ達と遭遇している。その時、大陸を超えてルンバー海賊団に会おうとして頭を大陸に打ち付けており、頭部に無数の傷を負っていた。このままでは死んでしまう為にクロッカスに止められていたが、言う事を聞かずに頭をぶつけるのを辞めなかった。それを知ったルフィはラブーンと喧嘩を始めた。ルフィは喧嘩を途中で終わらせ、グランドラインを一周して再びラブーンの元に喧嘩をしに戻る事を約束した。そしてルフィはラブーンの頭に自身の海賊旗のペイントを施し、ラブーンに頭をぶつけてペイントを消さないようにさせた。
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ONE PIECE(ワンピース)の海賊旗まとめ
『ONE PIECE(ワンピース)』とは、尾田栄一郎による漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。 海賊王に憧れるモンキー・D・ルフィが「ひとつなぎの大秘宝(=ワンピース)」を見つけるために仲間と共に冒険を繰り広げる。迫力のあるバトルシーンだけでなく、ギャグシーン、仲間との友情を描いている。『ONE PIECE(ワンピース)』において、1つの海賊団につき1つの「海賊旗」が存在し、作中では様々な海賊旗が登場する。
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ONE PIECE(ワンピース)の全海賊団の船長・メンバーまとめ
尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では「四皇」を筆頭に、実に多くの海賊たちが日々しのぎを削っている。本記事では『ONE PIECE』に登場する海賊団の船長やメンバーの情報を、「四皇」「王下七武海」「超新星」のほか、アニメ・映画オリジナルなどジャンルごとにまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の海軍まとめ
海軍とは、尾田栄一郎の漫画作品『ONE PIECE』に登場する海上治安維持組織である。海軍本部は「偉大なる航路(グランドライン)」の三大勢力の一つとして世界の均衡を保っている。主な任務は海賊を始めとする違法行為の取り締まりや罪人の逮捕で、悪魔の実の能力者、覇気使いといった猛者が多く所属する。「正義」の名のもとに民間人を守る立場だが、海兵の中には自らの正義を暴走させる者、正義よりも己の利益や権威を重視する者もいる。不都合な事実の隠蔽や奴隷売買の黙認など、海軍には闇も多い。
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ONE PIECE(ワンピース)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ONE PIECE』とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。海賊王の称号とひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を目指し、主人公のモンキー・D・ルフィと仲間たちが冒険をする。王道的な少年漫画要素と社会問題を絡めた作品で、『週刊少年ジャンプ』の看板作品である。作中には、実在するものから架空のものまで多くの料理、食べ物、飲み物が登場する。冒険や感動で胸を躍らせ、登場する料理や食べ物に思いをはせるのも楽しみの一つだ。
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ONE PIECE(ワンピース)のアニメオリジナルキャラクターまとめ
『ONE PECE』とは、尾田栄一郎による海洋冒険漫画作品である。1997年より『週刊少年ジャンプ』で連載開始。王道的な少年漫画の要素、独自の世界観からたちまち人気を博し、1999年からフジテレビ系列でアニメ化された。敵、味方共に個性と魅力に溢れたキャラクターが多い。長きに渡るアニメ放送、10を超える劇場版作品においては、オリジナルのキャラクターも多数登場。物語を盛り上げている。
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ONE PIECE(ワンピース)の懸賞金ランキングまとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)における「懸賞金」とは、作中に登場する海賊たちの中でも“特に勢力などが強大な者”の捕獲もしくは殺害が成功した場合に世界政府から与えられる報酬のことである。 金額は“世界政府にとっての脅威度の高さ”とほぼイコールとなっているが、個人としての戦闘力もそこに含まれる。社会への影響力も重視されるため、それほど悪事をしていなくても高額の懸賞金をかけられることもある。懸賞金をかけられるようになって初めて、海賊としては1人前の扱いとなる。
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ONE PIECE(ワンピース)の異名・通り名・二つ名・別名まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。海賊王の名称と、ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を目指し、主人公モンキー・D・ルフィが仲間たちと冒険を続ける物語。本編には広く世に名を轟かせる海賊や海兵が多く登場する。彼らはその特徴や能力を元にした異名、通り名、二つ名、別名を持つ。麦わら帽子を被ったルフィが「麦わらのルフィ」と呼ばれるように、異名は各人の特徴を示し、キャラクターの魅力を一層味わい深いものにする。
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ONE PIECE(ワンピース)の生物・植物・種族まとめ
『ONE PIECE(ワンピース)』は、世界的な人気を誇る少年漫画。海賊を題材としており、世界の大半が海である架空の世界が舞台だ。作中では様々な生物や植物、種族が登場し、ユニークでオリジナリティ溢れる世界観を引き立てる。海が舞台であるため水棲生物が多いが、各島特有の陸上生物や鳥類も多数登場。植物も面白い特性を持つものが多く、人々の生活を支えている。人間以外の種族も登場し、見上げるほど大きな巨人族から、手のひらに乗る小人族まで活躍する。
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ONE PIECE(ワンピース)の巨兵海賊団まとめ
尾田栄一郎による大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中ではおよそ百年前、強大な力を持った巨人たちによって構成された「巨兵海賊団」が世界を震撼させたと言及されている。「山ひげ」ヤルルと「滝ひげ」ヨルルが創り上げ、後に「赤鬼」のドリーと「青鬼」のブロギーに受け継がれた。しかしドリーとブロギーの些細な諍いによって海賊団は自然消滅してしまう。船員だったオイモとカーシーは二人を探しに出た先で海軍に捕まり、50年間に渡ってエニエス・ロビーの門番を務めていた。
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ONE PIECE(ワンピース)の病気・奇病まとめ
大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の作中には、様々な病気・奇病が登場する。それらの中には「壊血病(かいけつびょう)」のように実在するものもあれば、「樹熱(きねつ)」や「珀鉛病(はくえんびょう)」のように『ONE PIECE』にだけ登場する架空のものも存在する。架空の病気の多くは、モデルとなっている現実の病気もあり、読者の間でも考察が繰り広げられている。またウソップの持病「~してはいけない病」やボア・ハンコックの「恋煩い」など、ユニークな病気も多数登場する。
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ONE PIECE(ワンピース)の電伝虫まとめ
電伝虫(でんでんむし)とは、漫画家・尾田栄一郎が描く、大人気海賊漫画『ONE PIECE』(ワンピース)に登場する生物の1つ。電波(念波)で他の個体と交信する性質を持つカタツムリのような生物で、『ONE PIECE』の世界で欠かすことができない通信手段である。もともと野生の生物で、受話器などは人間が後付けしている。擬態機能があり、人間が受話器に喋ると、受信側の個体が喋っている人間の声や表情を真似する性質があり、同じ電伝虫でも使用者によって外見が異なっている場合が多い。
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ONE PIECE(ワンピース)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎原作の少年漫画及びアニメ。主人公のモンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、仲間たちと共に「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマンである。作中の恋愛シーンはあまり多くなく、公式のカップルも少ない。しかし恋愛あるなしに関係なく、特別な絆で結ばれているカップルが多く存在し、命をかけて守る仲間として描かれている。主人公・ルフィは恋愛に興味がないが、複数の女性から好意を寄せられている。
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ONE PIECE(ワンピース)キャラクターの誕生日・年齢まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による海洋冒険漫画である。海賊王の称号と「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指し、海賊たちが鎬を削る。登場人物は出身地や食べ物の嗜好、年齢などが設定されている。一部の誕生日はその人物の性格、名前、嗜好や信条、能力を基にした記念日や語呂合わせで考えられており、キャラクターへの親しみが増す。作中では2年間が経過している為、各人2歳ずつ年を重ねている。
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ONE PIECE(ワンピース)の武装色の覇気が使えるキャラクターまとめ
「覇気」とは、尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE』に登場する意志の力である。「武装色の覇気」はその1つで、気合により「見えない鎧をまとう」イメージを持つことで攻撃力、防御力が飛躍的に向上する。鍛えようによっては細身の女性でも鋼鉄の壁に穴を開け、炎や雷撃にも耐える防御力を得る。使用者の体のみならず武器にも纏わせることができ、ただの矢に鋼鉄並みの硬度を与えるとも可能。武装色の覇気使用時、覇気を纏わせた部分、武器が黒く硬化する。
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ONE PIECE(ワンピース)の武器・兵器まとめ
尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では様々な武器を用いて戦いを行っているキャラクターが沢山登場している。「剣」「刀」「銃」などのほか、毒ガスなどの化学兵器や、人体改造の末に生み出された人間兵器など多岐にわたる。また作中で大きな謎の一つにあげられている三種の「古代兵器」も、重要な要素だ。本記事では『ONE PIECE』に登場する武器・兵器をまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の道具まとめ
大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』には、面白おかしくて個性豊かな道具がたくさん登場する。『ONE PIECE』に欠かせない「悪魔の実」も道具の一つであり、食べれば人知を超えた摩訶不思議な力が手に入る代物だ。その他、電話の機能を持つカタツムリ「電伝虫」や、炎や水などを蓄え放出することができる「貝(ダイアル)」などが登場する。「電伝虫」は、外見にユニークなものも多く、フィギュアなどグッズ化されているものも多い。
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ONE PIECE(ワンピース)の扉絵連載・短期集中表紙連載まとめ
少年漫画『ONE PIECE』(ワンピース)には、各話の扉絵を利用して描かれる扉絵連載・短期集中表紙連載が存在する。本編と並行して連載されることがあり、内容は本編での活躍を終えたキャラクター達を主役に据えたサイドストーリーだ。 扉絵連載・短期集中表紙連載に描かれたキャラクターは、本編に再登場する可能性が高い。またストーリーの重要な伏線が描かれたり、本編未登場のキャラクターが先行して登場することがあるため、本編同様に目が離せない内容になっている。
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ONE PIECE(ワンピース)の劇場版・映画作品まとめ
『ONE PIECE(ワンピース)』とは、世界的な人気を誇る尾田栄一郎による少年漫画。1997年に『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、2年後の1999年にTVアニメがスタートした。翌年の2000年にシリーズ初の劇場版『ONE PIECE』が公開され、21.6億円の興行収入を記録。そこから不定期に劇場版が作成・公開されるようになった。劇場版15作品目となる『ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)』は興行収入100億円を超える大ヒットを記録している。
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ONE PIECE(ワンピース)の能力・武術まとめ
大人気海賊漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するキャラクターは、それぞれ特殊な能力や武術を使う。代表的な能力は、食べれば不思議な力が宿るとされる悪魔の実の能力だ。圧倒的実力者を持つキャラクターは、悪魔の実の能力者であることが多い。しかしそれ以外にも魚人や人魚が使う武術があったり、各々が自己流で磨いた剣術があったりする他、強者と恐れられる実力者達は、人の内なる潜在能力である「覇気(はき)」という能力などを使いこなす。
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ONE PIECE(ワンピース)の夢・野望・理想・正義まとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を巡り、あまたの海賊たちが鎬を削る。主人公のモンキー・D・ルフィやその仲間たちも含め、登場人物たちは各々夢や野望を持っている。「海賊王」の名称を狙う海賊は多いが、誰よりも自由な海賊を目指すルフィに対し、「黒ひげ」と名乗るマーシャル・D・ティーチが海賊の支配を望むように、夢や野望、理想や正義は各キャラクターの人物像に更なる深みを与える要素となっている。
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ONE PIECE(ワンピース)の新世界まとめ
「新世界」とは、尾田栄一郎の海洋冒険漫画『ONE PIECE』の航路で、「偉大なる航路(グランドライン)」と呼ばれる航路の後半の海である。グランドラインはでたらめな海流や天候により、通常の航海術が通用しない。新世界は、相応の戦力、精神力が要求されるグランドラインでさえ「楽園だった」と称される過酷な海で、そこを生き抜いた猛者が闊歩する。皇帝のように新世界に君臨する「四皇」と呼ばれる大物海賊たちの傘下に入ることが、新世界を生き抜く術だとされている。
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ONE PIECE(ワンピース)のタイヨウの海賊団・魚人海賊団まとめ
尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中ではマリージョアに暮らす「天竜人」たちは、地上の人々や魚人・人魚族を蔑み、奴隷として支配している。ボア・ハンコック姉妹やコアラなども奴隷のうちの一人だったが、そんな彼らを解放してまわっていたのが「魚人島の英雄」フィッシャー・タイガー率いる「タイヨウの海賊団(魚人海賊団)」である。本記事では「タイヨウの海賊団(魚人海賊団)」に所属していたメンバーをまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の新巨兵海賊団まとめ
尾田栄一郎による大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中に登場する巨人族によって組織されたのが「新巨兵海賊団」である。メンバーはハイルディン、ゲルズ、スタンセン、ロード、ゴールドバーグで、全員が巨人の国・エルバフ出身の戦士。およそ百年前にも巨人族のみで構成され、世界を震撼させた伝説の「巨兵海賊団」が存在しており、ハイルディンは幼いころから「巨兵海賊団」の復活を目標に修行を続けていた。
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ONE PIECE(ワンピース)の医薬品・薬物まとめ
『ONE PIECE(ワンピース)』は、海賊を題材とした少年漫画。作品内には様々病気や奇病が存在し、それらの病を治すための医薬品も登場する。植物を介する伝染病「樹熱(きねつ)」の特効薬「コニーネ」や、ワノ国にある毒を浄化する効力がある「邪含草(じゃがんそう)」がそれに当たる。しかし世界には未だ特効薬がない病もあり、麦わらの一味の船医トニートニー・チョッパーは、知識と医者としての腕を身に着け、自身がどんな病気でも治せる「万能薬」になることを目指している。
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ONE PIECE(ワンピース)の事件・決闘・戦争まとめ
尾田栄一郎によって描かれた世界的大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では歴史のターニングポイントとなるような巨大な戦争や、普段仲のいい麦わらの一味の間での本気の戦いなど、様々な印象的なバトルシーンがたくさん登場している。特に海賊連合と海軍が本気でぶつかり合いを見せた「頂上戦争」は、ファンの間でも人気が高いエピソードだ。本記事では『ONE PIECE』の作中で描かれた戦争・決闘・事件などをまとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の世界政府加盟国まとめ
世界政府(せかいせいふ)とは、漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する組織の名称の一つ。『ONE PIECE』の世界をとりまとめる国際組織である。800年前に20人の王達によって設立されたとされた。20人の王の末裔達は、”天竜人(世界貴族)”と呼ばれており、現代でも強い権力を持っている。170に及ぶ国が加盟しており、加盟国の中から50人の王が聖地マリージョアに集まって4年に一度行う会議を世界会議(レヴェリー)と呼ぶ。作中には世界政府に加盟する多数の国が登場する。
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ONE PIECE(ワンピース)のドーピングまとめ
尾田栄一郎によって描かれた大ヒット漫画『ONE PIECE』。作中では現状の実力では敵わない相手を倒すため、しばしばドーピングしてパワーアップする描写がみられているのだ。ルフィのように「ゴム人間」としての能力を生かしたものや、「ランブルボール」「エネルギー・ステロイド」などの薬を用いるものなどその形態は多岐にわたっている。本記事では『ONE PIECE』に登場したドーピングの内容を、まとめて紹介する。
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ONE PIECE(ワンピース)の賞金稼ぎまとめ
『ONE PIECE』(ワンピース)は、日本の漫画家・尾田栄一郎が描く海賊を題材にした少年漫画。主人公のモンキー・D・ルフィを始めとする多くの海賊が登場する。そして海賊を取り締まる組織として海軍という組織がある。ただ海賊に敵対する主な存在は海軍だけではない。賞金稼ぎという職業の人間もいる。賞金稼ぎは海賊を捕まえ、海軍にその身柄を引き渡すことで懸賞金をもらって生計を立てている人物だ。麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロも、ルフィの仲間になって海賊になる前は賞金稼ぎをしていた。
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目次 - Contents
- ブルックの概要
- ブルックのプロフィール・人物像
- 容姿
- 性格
- ブルックの武器
- 仕込み杖 魂の喪剣(ソウルソリッド)
- ブルックの能力・悪魔の実
- 基礎戦闘力
- 悪魔の実:ヨミヨミの実
- ブルックの必殺技
- ブルックの来歴・活躍
- 過去
- ルンバー海賊団、ラブーンとの別れ
- スリラーバーク編
- シャボンディ諸島編
- ハラヘッターニャ編
- 魚人島編
- ゾウ編
- ホールケーキアイランド編
- ワノ国編
- ブルックの関連人物・キャラクター
- ラブーン
- クロッカス
- ヨーキ
- ブルックの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ブルックの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 連載初期から「ガイコツの音楽家」というコンセプトがあった
- 担当声優のチョーは役作りのためか原作をほとんど読んでいない