The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)のネタバレ解説・考察まとめ

『The Elder Scrolls V: Skyrim』とは、Bethesda Game Studiosが開発しベセスダ・ソフトワークスから発売されたコンピューター・ゲーム。アクションRPG・The Elder Scrollsシリーズの『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』の続編に当たる。
名も知れぬ囚人であった主人公が竜の血脈「ドラゴンボーン」として覚醒し、ドラゴンと戦うストーリー。広大なマップと美しいグラフィック、なんでもできてしまう自由度の高さが話題となった。

ウィンドヘルムを拠点とする反乱軍。ウィンドヘルムの首長であるウルフリック・ストームクロークがリーダーとして君臨している。
構成員のすべてが「ノルド」と呼ばれる種族で構成されており、自分たちが崇拝する神を協定によってないがしろにした帝国を恨んでいる。
その勢いはすさまじく、拠点であるウィンドヘルムをはじめ、リフテンとウィンターホールドの支持を受けている。
各地の衛兵と似たような装備をしている者もおり見分けがつきにくいが、あくまで彼らと衛兵は別であり、ウィンドヘルムの治安維持にあたっている衛兵も反乱活動には参加しない。

サルモール

「エルフ」と呼ばれる種族で構成された組織。過去に人間たちに敗北した経験からすべての人間を恨んでおり、復讐のために暗躍している。
狡猾さや残忍さが際立って描写されており、帝国に神の信仰を禁じる協定を認めさせたことで住民の不満をあおって内戦を誘発させたり、でっちあげた罪で捕らえた人間に厳しい拷問を加えるなど、悪行の限りを尽くしている。
本作ではほとんどのプレーヤーが悪いイメージを抱くサルモールであるが、TESシリーズの歴史を紐解いていくとエルフたちもかなり苦しい思いをしてきているので擁護できる部分もある。
実際に現在のスカイリムでもエルフは基本的に迫害の対象であり、ウィンドヘルムなどで人間に迫害されるエルフを垣間見ることができる。
しかしプレーヤーにとっては基本的にサルモールは敵であり、戦うことはあっても味方をすることはないだろう。

ブレイズ

帝国の最高指導者である皇帝の警護や情報収集など、諜報任務を仕事とする組織。デルフィンやエズバーンが所属している。
現在ではサルモールが帝国に結ばせた協定により解散が命じられており、ほとんどの構成員がサルモールの手によって殺されている。
プレーヤーにはメインクエストを進める上でドラゴン退治の情報を提供してくれる。

グレイビアード

スカイリムの真ん中にそびえたつ「世界のノド」と呼ばれる山の上の「ハイ・フロスガー」と呼ばれる場所で修行を行っている声の達人たち。
外界との接触を一切断っているがドラゴンボーンとして覚醒した主人公を迎え、シャウトの訓練をしてくれる。
スカイリムでは基本的に尊敬される組織のため、進め方によっては内戦を止める際に一役かうことになる。

同胞団

屈強な戦士たちで構成された傭兵集団。
幹部たちは「サークル」と呼ばれており、秘密裏ながら人狼化する力を持っている。
スカイリムの住人からは尊敬されている集団であり、名誉を求めて加入しに来る者が後を絶たないという。

ウィンターホールド大学

ウィンターホールドにある魔術師のための大学。
一人前の魔術師を目指す新米魔術師が勉強にいそしむほか、高名な魔術師による魔術の研究も盛んに行われている。
ノルドたちは魔法を得意としないため、スカイリムの住民からはあまりよく思われていない。

盗賊ギルド

リフテンに地下にある「ラグド・フラゴン」を拠点とする盗賊たちの集団。
昔は腕のいい盗賊たちが集まって盗みの限りを行い、ラグド・フラゴンにはたくさんの金銀財宝があふれていたがある事件をきっかけに勢力が衰退していった。
今では一般住民たちも誰も恐れておらず、ラグド・フラゴンはただのチンピラの巣窟となっている。

闇の一党

スカイリムで暗躍している暗殺者の集団。
「シシス」と「夜母」と呼ばれる存在を崇拝しており、夜母の声に従うことで一大勢力を築き上げた。
しかし、現在では夜母の声を聞けるものが誰もいなくなり、活動はしているものの勢力は衰退してしまった。

『The Elder Scrolls V: Skyrim』のダウンロードコンテンツ(DLC)

ドーンガード

DLC第一弾。吸血鬼と戦う組織「ドーンガード」の物語を追加する。

追加クエスト

レベルが10以上ある状態で衛兵の噂話を聞くか、勧誘をしに来るNPCの話を聞くことでドーンガードの拠点の位置が判明し、そこへ向かうとクエストが発生する。
最初はドーンガードに入隊し、吸血鬼を根絶させるべく戦うことになるが、本シナリオは吸血鬼の仲間になることも可能であり、ドーンガードとしてのクエストラインと吸血鬼としてのクエストラインの二つが存在する。
一つのセーブデータにつき、どちらか一方のみクエストラインを進めることができる。

追加システム

「吸血鬼の長」と呼ばれるパワー(任意に発動できる魔法のような能力)が追加された。システムは人狼化とほぼ同じで、吸血鬼の長に変身して戦うことができる。
前述のクエストの吸血鬼ラインを選択した場合にのみ得られる力であり、人狼と違って一日に何度でも変身できるうえ、任意に変身を解くことが可能。
さらに獲物の血を吸うことで経験値が得られ、専用スキルツリーをカスタマイズすることによって能力の強化が可能になった。
こちらは人狼でも同様の効果が追加されている。

また、リフテンの地下にある盗賊ギルドの拠点「ラグド・フラゴン」に1000Gでキャラメイクをもう一度させてくれるNPCが追加された。
種族は変更できないものの、簡単にキャラメイクが可能になった。

追加武器・クロスボウ

ドーンガードの人間が主力にしている武器。
弓矢よりは装填に時間がかかり、攻撃速度が落ちるが攻撃力が高い。
ドーンガードに入隊する際に最初にもらうことができる。
また、鍛冶スキルを上げれば自分でも作成可能。

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@punichanmamaz2

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