シュタインズ・ゲート ゼロ（STEINS;GATE 0）のネタバレ解説・考察まとめ

CV：花澤香菜

未来ガジェット研究所のラボメンNo.002であり、岡部の幼馴染で一人称は「まゆしぃ」。おっとりしたマイペースな性格だが、観察眼が鋭い。趣味はコスプレの衣装作り。口癖は「トゥットゥルー♪」「まゆしぃは⚪︎⚪︎なのです」。ネコ耳メイド喫茶「メイクイーン＋ニャン2」で「マユシィ・ニャンニャン」という源氏名でアルバイトをしている。亡くなった祖母と星空を見ていたときの影響で、空に向かって手を伸ばす癖（岡部は「星屑との握手（スターダスト・シェイクハンド）」と名付けている）がある。岡部が心を病んだ後、メンタルクリニックに通うことを勧めている。「傷ついた岡部の背中を押すことをやめた」ことが岡部を苦悩させ、世界の破滅を導いているのではないかと思い悩んだ末、「過去の自分と接触し、岡部の背中を押すという選択をさせる」ことを決意し、タイムマシンに乗り込むことになる。未来の世界で、孤児だった椎名かがりを養女にする。

橋田至（はしだ いたる）

CV：関智一

未来ガジェット研究所ラボメンNo.003兼、岡部の数少ない友人の一人。通称「ダル」。日常会話で巨大掲示板・＠ちゃんねるの用語を多用し、二次元から無機質まで幅広く萌えるオタク。プログラミング技術やハッキング技術に長けており、岡部が考案する「未来ガジェット」の製作も担う。岡部が一連の出来事で心を病み、ラボに顔を出さなくなってからは実質上「ラボの主」になる。物語の後半では、「世界の破滅を防ぐ」ためにタイムリープマシンを修復することを決め、比屋定真帆の協力を得て、出来事の発端となった「電話レンジ（仮）」を修理し、新たにタイムリープマシンを製作する。未来の世界で阿万音由季と結婚し、後に鈴羽が産まれる。そのため、未来から来た鈴羽に、将来自分が作るタイムマシンの開発を急かされている。

阿万音鈴羽（あまね すずは）

CV：田村ゆかり

未来ガジェット研究所のラボメンNo.008。未来からやってきたタイムトラベラーであり、未来でダルが開発したタイムマシンに乗って来たダルと由季の娘。母親の由季には、ダルの妹だと説明している。現時点での世界線の未来が不穏であることを知っているため、改変しようと岡部を説得しているが、岡部は「タイムトラベルが全ての不幸を生んだ」と考えているため、要求に応じてもらえないでいる。時代感覚が違うため、常識とは外れた言動をとることもある。未来ではレジスタンス組織「ワルキューレ」に所属していたため、戦闘能力やサバイバル能力に長けている。物語の後半では、いつまでもタイムトラベルに否定的な岡部の意見が変わるのを待っているうちに世界が破滅してしまうと危惧し、タイムマシンに乗り込んで自分の力で過去及び未来を改変、世界の破滅を防ぐことを決める。

比屋定真帆（ひやじょう まほ）

CV：矢作紗友里

未来ガジェット研究所のラボメンNo.009。紅莉栖の大学の先輩研究員。祖父母・両親共に沖縄出身だが、本人はアメリカ国籍を持つ日系人。アメリカでも日本でも子供に間違われる幼い容姿を持つ。優秀な紅莉栖に対して尊敬や憧れと共に劣等感を抱いており、紅莉栖を「アマデウス」に、自らを「サリエリ」に例えている。ズボラな性格であり、片付けができなかったり左右で違うサンダルを履いたりする一面もある。物語の後半ではダルと共にタイムリープマシンの修復に携わり、紅莉栖を救うことを決意する。

椎名かがり（しいな かがり）

CV：潘めぐみ

β世界線上の2036年に於いて、まゆりの養子となっていた元戦災孤児の少女。鈴羽と共にタイムトラベルするが、その際に一時的に滞在していた「1998年」にアクシデントが発生し鈴羽と別れてしまい、行方不明に。12年後の2010年に千葉で記憶喪失の状態で僧侶に発見され保護されるが、寺院の決まりで女性を長期滞在できなかったため、僧侶と縁がある漆原るかの父に相談し、るかの生家である神社に滞在することになる。当初は名前の記憶も失っていたため、「仮の名」から「カナ」と呼ばれていたが、未来でまゆりから受け継いだお守りを持っていたため、そのことを知っていた鈴羽により「椎名かがり」であると断定される。第三次世界大戦においてレスキネンに洗脳されており、タイムリープの力を手に入れるため、また、「ママ」であるまゆりとの思い出を失わないために「シュタインズ・ゲート」到達を阻止する。

漆原るか（うるしばら るか）

CV：小林ゆう

容姿や言動から女性にしか見られないが、紛れもなく男性。秋葉原にある「柳林神社」の一人息子で、まゆりのクラスメイト。時折家の手伝いをしているが、父親の趣味により巫女装束を身につけている。巫女装束をコスプレと勘違いした男に絡まれているのを岡部に助けられたことがあり、以来岡部を慕っている。恥ずかしがり屋で自己主張ができない性格だが、心根は純粋で優しい。α世界線では過去改変によって女の子になったこともあった。ラボメンNo.006。紅莉栖を失ったことにより衰弱してしまった岡部の回復を見守っている。

フェイリス・ニャンニャン

CV：桃井はるこ

秋葉原のネコ耳メイド喫茶「メイクイーン＋ニャン2」の人気No.1メイド。ラボメンNo.007。「メイクイーン＋ニャン2」で働いているときは語尾に「ニャン」をつけて話す。岡部の厨二病設定を気に入っている。本名は「秋葉留未穂（あきは るみほ）」であり、実は秋葉原一帯の地主の娘というお嬢様だが、決して表にはそれを出すことはなく、誰にも分け隔てなく接する性格の人物。本名で呼ばれることはほとんど無いが、鈴羽には「留未ねえ」と呼ばれている。ボードゲーム「雷ネットアクセスバトラーズ」の世界レベルの実力者で、彼女の父親が秋葉原にオタク文化を取り入れた経緯がある。ラジ館屋上と下のフロアを借り上げ、タイムマシンが他人に触れられないようにしている。『鳳凰院凶真』を封印して変貌してしまった岡部を他のラボメンと共に見守っている。

桐生萌都（きりゅう もえか）

CV：後藤沙緒里

編集プロダクションのライター。無口でポーカーフェイスだが、携帯電話では饒舌となる。極度の携帯依存症で、常に携帯電話を見ている。α世界線ではラボメンとして岡部たちと交流を深めるが、実はSERNの傭兵組織「ラウンダー」であり、岡部たちと敵対する存在だった。β世界線では面識がないはずだが、レスキネン教授のセミナー会場に現れる。数々の世界線を見てきた岡部はα世界線の萌都のことも知っており、当初は警戒するものの、β世界線においてはダルの依頼でかがり捜索に携わる純粋な協力者であり、徐々にラボメンと交流するようになる。ラボメンNo.005。

阿万音由季（あまね ゆき）