ゾンビランドサガ(ゾンサガ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゾンビランドサガ』とは、2018年に放送されたオリジナルアニメーション作品。「MAPPA」「エイベックス・ピクチャーズ」「Cygames」の共同企画で製作された。放送前に物語に関する情報を伏せ、第一話でゾンビ物でありながらアイドル物でもあったことが発覚し大きな話題となった。各種2018年の人気アニメランキングで1位を獲得。アイドルを目指していた「源さくら」は、トラックに轢かれて死亡しゾンビになってしまう。そして「巽幸太郎」と出会い、何故かアイドルを目指す事になってしまう。

CV:宮野真守

アイドルプロデューサーと名乗る謎の青年。
風前の灯になってしまった佐賀を救うため、なんらかの伝説を持つ少女たちをゾンビ化させて佐賀を救う「ゾンビランドサガプロジェクト」を行う。
常にサングラスをかけており、素顔は不明。風呂場でもサングラスを着用している。
胸のポケットには、ロメロやゾンビたちを落ち着かせるためにあげるスルメがポケットチーフのように入っている。
性格は破天荒で適当。ゾンビを「ゾンビィ」と呼ぶ。
ミーティングをする際にはさくらたちを一列に座らせ、ホワイトボードの前に教師のように立ち、さくらたちに威圧的・挑発的な話し方をする。
さくらからは「幸太郎さん」、サキからは「グラサン」と呼ばれる。
さくら・純子などは幸太郎の話し方や圧に驚くが、愛とサキは幸太郎がふざけていると反撃をする。
破天荒さが目立つがプロデューサーとしての営業能力は高く、さらにハリウッド直伝のメイク技術を持ち、ピアノで作曲しているシーンが描かれていたり、ボイスパーカッションでライブを盛り上げるなどかなり多才。
普段はおちゃらけているが、さくらを警官から救ったり、純子がフランシュシュを抜けようか悩んでいる時は純子と話して諭し、さくらの記憶が戻った後はさくらを気にかけていた。
他にもフランシュシュのメンバーが一般人と関わっている時には影から見守っている描写がある。
幸太郎の行動に関して、何故ゾンビでアイドルなのか、どうやってゾンビ化させたのか、何故佐賀を救いたいのか、などの情報は殆ど不明。
素性や過去も描かれていないが、最終回の回想では高校時代のさくらと同級生で、さくらから「乾(いぬい)君」と呼ばれており、生前のさくらと何らかの関わりを持っている模様。

ロメロ

普段のマスコットキャラなロメロ。

リアルタッチなロメロ。

CV:高戸靖広

幸太郎が飼っているゾンビ犬。
好物はスルメ。
普段は可愛らしいマスコットのような顔をしているが、スルメを食べる時など時々顔がリアルなホラータッチになる。
夜は屋敷の出入り口で番犬をしている。

豪 剛雄(ごう たけお)

CV:小山剛志

リリィの実の父親。
現在は建設会社で働いている。
リリィ(正雄)からは「パピー」と呼ばれている。
妻はリリィが幼い頃に他界してしまうが、一人息子のリリィを溺愛し二人仲良く暮らしていた。
リリィが芸能界入りした後はそれまでやっていた仕事を辞め、マネージャーを務めていた。
リリィの死後はマネージャー業を辞め、テレビを捨て、建設会社でもリリィを思い出さないようにテレビを見なかった。
しかしふとフランシュシュのCMを見て6号(リリィ)に惹かれ、フランシュシュのチェキ会に行き、そこで生の6号が想像以上に息子のリリィにそっくりであった事に動揺し、その姿が怪しかったためサキから危険人物扱いを受けた。
その後剛雄は6号に怖がらせた事を謝り、フランシュシュのライブはもう来ないと告げる。
フランシュシュのメンバーはリリィから父の話を聞き、6号(リリィ)のメイン曲を披露するライブに剛雄を招待する。
6号の父への思いの篭った歌を聴き、剛雄は6号と息子・リリィを重ね合わせ涙し、息子を失った悲しみというトラウマを克服する。
そしてかつて息子を応援したように、6号およびフランシュシュを応援するようになった。

天吹 麗子(あまぶき れいこ)

現在の麗子。

CV:松下こみな

生前のサキの知り合い。旧姓は霧島。
サキが生前に所属していた暴走族「努羅美」の初代総長で、サキの親友。
親が離婚していたため普通の家庭に憧れており、サキの死後は結婚し、サキの死亡事故の事もあり暴走族を辞めた。
一人娘の万梨阿がグレてしまい、母に反発し努羅美の総長になった事を心配している。
万梨阿が殺女とチキンレースをする事を知り、家に隠してあった暴走族時代のバイクで駆けつけた。
万梨阿の代わりにチキンレースに出た2号(サキ)が、生前のサキの行動と同じように崖に突っ込んで落ちた事に麗子は怒り、サキを殴って説教した。
その後は万梨阿や他のレディースたちと一緒にフランシュシュのライブを見に来ている。
また、麗子はかつての親友サキとフランシュシュの2号が顔も行動も似ているとは思っていたが、同一人物であるということまでは気づいていなかった。

レディース時代の麗子。

天吹 万梨阿(あまぶき まりあ)

CV:古賀葵

麗子の娘。
母の旧姓を名乗り「霧島万梨阿」として現在の怒羅美を率いている。
しかしメンバーは右川と左山と万梨阿の三人のみ。
かつて努羅美の初代総長であった母に憧れていたが、母がその面影もなく丸くなってしまった事に憤りグレてしまった。
規模が大きくなった現在の殺女と対立し、チキンレースの勝負を受ける。
だが「一日特攻隊長」として現れたサキのチキンレースと、サキに母が説教する姿を見た事と、サキに「母を説得させるほどの根性を見せろ」と言われたことで考えを改めるようになった。
その後サキに招待されフランシュシュのライブを見て、2号(サキ)とフランシュシュのファンとなった。

バーのマスター

CV:大塚芳忠

「BAR New Jofuku」のマスター。
幸太郎とは旧知の仲であるようで、ゾンビについての事を知っている模様。
また幕末から明治にかけて生きていた生前のゆうぎりに恩があると発言し、長い時間生きているようであることが示唆されている。
本名や年齢など多くが不明のまま。

その他

警察官A

CV:吉野裕行

佐賀県の警察官。
第一話で夜道にいたさくらに話しかけ、さくらがゾンビだった事に驚いて発砲。
弾はさくらの胸に命中し、呆然としている所を幸太郎にスコップで殴られて気絶。
第二話でも夜道でラッパーに絡まれていたさくら・愛・純子に声を掛け、やはりゾンビである事に驚き発砲。
さくら・愛・純子に、「外ではゾンビであることを隠さなければならない」という意識とトラウマを植えつけた。
その後もストリートライブや鹿島ガタリンピックなどでも度々登場。

デスおじ

デスおじB(左)、デスおじA(右)

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