ゴブリンスレイヤー(ゴブスレ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴブリンスレイヤー』とは、蝸牛くもによるライトノベル、およびそれを原作としたアニメ作品である。冒険者になったばかりの女神官が初めての冒険で危機に陥った時に出会ったのは、ゴブリン退治のみを専門に行う変わり者の冒険者・ゴブリンスレイヤーだった。ゴブリンに強い恨みを持つゴブリンスレイヤーと、彼の仲間である冒険者たちの物語を、厳しい冒険者の現実と共に描き出したダークファンタジー。

『少しまとまってきた。俺は多分、冒険者になりたいのだと思う。』(第12話)

ゴブリンスレイヤーはゴブリンに復讐するために冒険者ギルドに所属しており、本当の意味での冒険者ではなかった。しかし女神官や妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶を始めとするゴブリン退治の仲間が増え、牧場へ襲撃してきたゴブリン退治ではギルドの冒険者総出での仕事になった。しかも、牧場でのゴブリン退治はゴブリンスレイヤーからの依頼にみんなが答えてくれたものだ。
そんな経験を経て、ゴブリンスレイヤーは復讐者としてではなく冒険者として生きたいと考えるようになり、自分の将来について初めて牛飼娘に話した時の言葉。
ゴブリンスレイヤーが復讐に囚われずに未来へと歩き出す意志を表明した瞬間であった。

『これからずっと、助けて欲しいって言ったら助けてくれます。だから、運なんかじゃないです。絶対。』(第12話)

ゴブリンスレイヤーはどうして依頼ではなく、お願いという形でゴブリンを退治して欲しいと冒険者たちに伝えたのか女神官は疑問に思い、ゴブリンスレイヤーに聞いた。するとゴブリンスレイヤーは、自分が幼い時に村がゴブリンに襲われた時には誰も助けに来てくれなかったため、依頼という形では今回も誰も来てくれないかもしれないと思い、お願いという形で運任せの駆けに出たと答えた。そのゴブリンスレイヤーの言葉に、女神官が反論した言葉。
女神官の言葉はゴブリンスレイヤーにとっては思いがけない事実であり、女神官だけではなく、辺境の街の冒険者ギルドの冒険者たちにとってゴブリンスレイヤーは大切な仲間の一員に既になっているということを象徴する言葉でもある。

『ゴブリンスレイヤー』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):Mili『Rightfully』(第2話 - 第12話)

音楽集団Miliにとって初のシングルとなる曲。作詞はmomocashew、作曲はmomocashew、Yamato Kasai、編曲はYamato Kasai、Yukihito Mitomo、Shoto Yoshidaが担当している。

ED(エンディング):そらる 『銀の祈誓』(第2話 - 第11話)

活動10周年を迎えたそらるが発表したニューシングル。そらる自身が作詞・作曲を担当している。

挿入歌:Mili『Though Our Paths May Diverge』(第7話)

7話の挿入歌として使用されている一曲。作詞はmomocashew、作曲、編曲はYamato Kasaiが担当している。

挿入歌:Mili『Within』(第12話)

12話の挿入歌として使用されている一曲。作詞はmomocashew、作曲はmomocashewとYamato Kasaiが担当している。

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