ゴブリンスレイヤー(ゴブスレ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴブリンスレイヤー』とは、蝸牛くもによるライトノベル、およびそれを原作としたアニメ作品である。冒険者になったばかりの女神官が初めての冒険で危機に陥った時に出会ったのは、ゴブリン退治のみを専門に行う変わり者の冒険者・ゴブリンスレイヤーだった。ゴブリンに強い恨みを持つゴブリンスレイヤーと、彼の仲間である冒険者たちの物語を、厳しい冒険者の現実と共に描き出したダークファンタジー。
CV:内田真礼
冒険者ギルドの女性職員。主に受付の窓口で顧客や冒険者たちの対応をする仕事をしている。
年は22、3歳頃で、常に笑顔を絶やさない。硬派な男性がタイプで、ゴブリンスレイヤーに密かに想いを寄せている。
妖精弓手(ようせいゆみで)
CV:東山奈央
エルフの中でも珍しい「ハイエルフ(上の森人)」のレンジャーで、銀等級の冒険者。弓と短剣を武器とする。
17、8歳くらいの少女に見えるが、ハイエルフは長命なため、実際には2000歳である。ドワーフとは種族的に仲が悪く、鉱人道士とはよく口喧嘩をしているが、実際には仲間として行動しているため、本当に仲が悪いわけではない。
ゴブリンスレイヤーのことをエルフ語で「オルフボルグ」と呼んでいる。
鉱人道士(こうじんどうし)
CV:中村悠一
ドワーフ(鉱人)のシャーマンで銀等級の冒険者。触媒を使った呪文を得意としており、「酩酊(ドランク)」「石弾(ストーンブラスト)」「降下(フォーリング・コントロール)」「風化(ウェザリング)」「霊壁(スピリットウォール)」の呪文を使うことが出来る。107歳の老人だが、手斧を使った肉体での接近戦も行う。
エルフとは種族的に仲が悪く、仲間である妖精弓手とはよく口喧嘩をしているが、本当に仲が悪いわけではない。
蜥蜴僧侶(とかげそうりょ)
CV:杉田智和
リザードマン(蜥蜴人)の神官で、銀等級の冒険者。先祖である竜の力を使った奇跡の力を持ち、「竜牙兵(ドラゴントゥースウォリアー)」「竜牙刀(シャープクロー)」「治療(リフレッシュ)」「擬竜(パーシャルドラゴン」の奇跡を使用できる。また、大柄で鱗に覆われた身体の特徴を生かした近接接近戦を行う。
ゴブリンスレイヤーが居候する牛飼娘の牧場で作られたチーズをおすそ分けとして分けたところ、すっかり味が気に入ってしまい、時々チーズをゴブリンスレイヤーにねだって舌鼓を打つ可愛らしい一面がある。
辺境の街の冒険者
槍使い(やりつかい)
CV:松岡禎丞
辺境の街の冒険者ギルドに所属する冒険者であり、銀等級で「辺境最強」の異名を持つ。主な武器は槍と青い鎧で、少しだが魔法も使える。
魔女とパーティを組んでいる。
受付嬢に想いを寄せており、彼女をよく口説く姿が見られるが、全く相手にされない。
魔女(まじょ)
CV:日笠陽子
辺境の街の冒険者ギルドに所属する銀等級の冒険者で、槍使いとパーティを組む。魔術を専門の武器としている。
有り余るほどの魔力を持ち、間延びする特徴的な話し方をする。また、喫煙者で常にパイプを燻らせている。
時々アイテムを提供することで、ゴブリンスレイヤーを助けている。
密かに槍使いに想いを寄せているが、槍使いはよく受付嬢を口説いている。それでも恋敵であるはずの受付嬢とも仲良くする大人びた性格の女性である。
重戦士(じゅうせんし)
CV:濱野大輝
辺境の街のギルドに所属する銀等級の冒険者。女騎士と軽戦士、少年斥候、少女巫術師パーティーを組んでいる。
女騎士(おんなきし)
CV:藤井ゆきよ
辺境の街の冒険者ギルドに所属する銀等級の冒険者。重戦士と軽戦士、少年斥候、少女巫術師とパーティーを組んでいる。ゴブリンスレイヤーが自分と同じ銀等級の冒険者として扱われることを快く思っていなかったが、物語が進むにつれ同じギルドの仲間だと見なすようになっていった。
女性らしいパーティーメンバーへの気配りを欠かさない人物。密かに重戦士に想いを寄せている。
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目次 - Contents
- 『ゴブリンスレイヤー』の概要
- 『ゴブリンスレイヤー』のあらすじ・ストーリー
- 女神官とゴブリンスレイヤー
- 新しい仲間達
- 地下水路に潜む罠
- 牧場を守るための戦い
- 『ゴブリンスレイヤー』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ゴブリンスレイヤー
- 女神官(おんなしんかん)
- 牛飼娘(うしかいむすめ)
- 受付嬢(うけつけじょう)
- 妖精弓手(ようせいゆみで)
- 鉱人道士(こうじんどうし)
- 蜥蜴僧侶(とかげそうりょ)
- 辺境の街の冒険者
- 槍使い(やりつかい)
- 魔女(まじょ)
- 重戦士(じゅうせんし)
- 女騎士(おんなきし)
- 新米戦士(しんまいせんし)
- 見習聖女(みならいせいじょ)
- 圃人斥候(ほじんせっこう)
- 女戦士(おんなせんし)
- 少年斥候(しょうねんせっこう)
- 少女巫術師(しょうじょみこし)
- 辺境の街の住人
- 監督官(かんとくかん)
- 鍛冶職人(かじしょくにん)
- 丁稚(でっち)
- 支部長(しぶちょう)
- 水の街
- 剣の乙女(つるぎのおとめ)
- エルフ王の森
- 女森人(おんなもりびと)→ 侍女(じじょ)
- その他
- 青年剣士(せいねんけんし)
- 女武闘家(おんなぶとうか)
- 女魔法使い(おんなまほうつかい)
- 牧場主 / 伯父
- 吟遊詩人(ぎんゆうしじん)
- 勇者(ゆうしゃ)、剣聖(けんせい)、賢者(けんじゃ)
- 先生(せんせい)
- ナレーション
- 祈らぬ者
- ゴブリン
- 渡り
- ホブゴブリン
- ゴブリンシャーマン
- ゴブリンチャンピオン(小鬼英雄)
- ゴブリンロード(小鬼王)
- 巨大鼠(ジャイアントラット)
- 大黒蟲(ジャイアントローチ)
- オーガ
- 大目玉(ベム)
- 『ゴブリンスレイヤー』の用語
- 地理・国家・組織
- 四方世界
- 辺境の街
- 水の街
- 雪山の城砦
- 王都
- 死の迷宮
- 冒険者ギルド
- 冒険者
- 等級
- 訓練場
- 緑の月
- 連合軍
- 神殿と神々
- 至高神
- 地母神
- 種族
- ヒューム(只人)
- ドワーフ(鉱人)
- エルフ(森人)
- ハイエルフ(上の森人)
- レーア(圃人)
- リザードマン(蜥蜴人)
- 獣人
- 蟲人
- 闇人(ダークエルフ)
- 鰓人(ギルマン)
- 魔法
- 呪文・奇跡
- 『ゴブリンスレイヤー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ゴブリンスレイヤー』は元々「第27回富士見ファンタジア大賞」のために書かれた小説で、途中で落選した。
- 登場人物たちが役職名のみで固有の名前を持たないのは、舞台がTRPGの世界という設定だから。
- 2018年に行われた「第207回青少年委員会」で「青少年に悪影響を与える作品ではないか」と議論されたアニメである。
- アニメが放送された2018年秋には1クールでゴブリンが出てくるアニメが3作品あることで話題になった。
- 『ゴブリンスレイヤー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「善良なゴブリンは、探せば居るかもしれん。だが、人前に出てこないゴブリンだけが良いゴブリンだ。」(第1話)
- 『俺は奴らにとってのゴブリンだ』(第2話)
- 『想像力は武器だ。それがない奴から死ぬ。』(第2話)
- 『地母神様なぜこの奇跡を私に…』(第2話)
- 『雑魚狩り専門揶揄されようとも、あなたは誰かがやらなきゃいけないことをやっているんです。もっと堂々としてください。あなたは銀等級の冒険者なんですよ。』(第2話)
- 『でもさ、もうちょっと待つよ。』(第2話)
- 『道はいっぱいね。正解なんてないの。難しいからせめて、ご一緒するなら、きちんと自分で、決めなさいな。』(第3話)
- 『一緒に行きます。放っておけませんから、あなた。』(第3話)
- 『理解できない未知の存在、ね…。それを見たくて森を出たのよ。』(第3話)
- 『うぉぉぉ!甘露!甘露!』(第3話)
- 『慣れますよ。』(第4話)
- 『戻れるわけないでしょ!エルフがあんなことされて!近くには、私の故郷だって…!』(第4話)
- 『落ち着け、耳長の。敵地で騒ぐもんじゃないわい。小鬼どもは、ドワーフにとっても不倶戴天の仇。同朋を弄んだ報いを、必ず受けさせてやろうぞ。』(第4話)
- 『ドワーフに従うのは癪だけど、正しい意見だわ。ごめんなさい。』(第4話)
- 『無茶をして勝てるならするが、それで上手くいくなら苦労はしない。』(第4話)
- 『お前なぞより、ゴブリンの方がよほど手ごわい。』(第4話)
- 『いつか必ず、冒険させてやるわ。』(第4話)
- 『それはその…それでも私は助けてもらったんですから、お礼くらいちゃんと言うべきだと思うんです。ありがとうございました。』(第5話)
- 『離れてろ、危ないから。』(第5話)
- 『悪を裁くことではなく、悪があると気づかせることこそが正義なんだよ。』(第5話)
- 『意外に素直!』(第6話)
- 『その、確かに怖いのはそうなんですけど…でもきっと、きっと大丈夫だと思います。』(第6話)
- 『悪かった。』(第6話)
- 『でも、きっといつか消えてしまうのでしょうね。彼も…。』(第7話)
- 『何とかね。だけどね、そっちの方が無事じゃないでしょ?』(第7話)
- 『はい、約束したじゃないですか。一山越えたら、みんなでご飯を食べようって。約束は守らなくっちゃ、ですよ。』(第8話)
- 『だってこれ、ゴブリンスレイヤーさんが最初に褒めてくれた物じゃないですか。』(第8話)
- 『だが、俺は今も怖くて仕方ない。手伝ってくれるのはありがたいと思っている。しかし手伝う必要はないんだ。』(第8話)
- 『だが、ゴブリンが出たなら俺を呼べ。ゴブリンは俺が退治してやる。』(第9話)
- 『それに、冒険者を引退しても死ぬまで生きていく訳ですから、誰にとっても必要だと思うんです。』(第10話)
- 『先のことはゆっくりさ、考えようよ。』(第10話)
- 『だから嫌だってば。だって…、2回目はやだもん…。』(第11話)
- 『お前の命なんざいるか、この野郎!後で1杯奢れ!』(第11話)
- 『悪かった。信頼していたからな…。』(第12話)
- 『少しまとまってきた。俺は多分、冒険者になりたいのだと思う。』(第12話)
- 『これからずっと、助けて欲しいって言ったら助けてくれます。だから、運なんかじゃないです。絶対。』(第12話)
- 『ゴブリンスレイヤー』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Mili『Rightfully』(第2話 - 第12話)
- ED(エンディング):そらる 『銀の祈誓』(第2話 - 第11話)
- 挿入歌:Mili『Though Our Paths May Diverge』(第7話)
- 挿入歌:Mili『Within』(第12話)